【VIA鉄道の旅③旅行記編】Vancouver(バンクーバー)~Jasper(ジャスパー)までエコノミークラスで利用してみた その3

【VIA鉄道の旅③旅行記編】Vancouver(バンクーバー)~Jasper(ジャスパー)までエコノミークラスで利用してみた その3

【写真】カナダ大陸を横断するVIA鉄道。バンクーバーからジャスパーまで1泊2日をエコノミークラスで旅した過程や感想をシェア。

【要点】

■VIA鉄道でジャスパーからバンクーバーまでの列車旅。その過程と旅行記。

■これでラスト。第三弾は「旅行記編」。

■ちなみに、「エコノミー」クラスしか利用していないよ。

 

【この記事はこんな人向け】

・バンクーバーからジャスパーまで、VIA鉄道のエコノミーを利用したいと考えている人

・なるべくお金をかけずに、それでも列車旅を満喫したい人

・車内からどんな景色を楽しめるか知りたい人

・寝台車クラスの情報は詳しく触れていないの、Sorry

さて、3回にも分けてレポートしてきた「VIA鉄道カナディアン号列車旅」も、これでラスト。過去2回の記事は、以下より飛んでみて。

今回はの記事は、旅行記編。実際にどんな時系列で何をしていたか、そして車内からどんな景色が観られたか、など写真付きで紹介したいと思う。

1,初日

■ざっくり旅程

まずは、そもそもこくぶんがどんな旅程で鉄道を利用したか。まあ、1泊2日なんだけれどね。
2019年春の時点では、カナディアン号は隔日運行。運行日も、12:00正午発の1日1本。

 バンクーバー 4月23日 12:00(正午)発
 ジャスパー  4月24日  8:00(午前)着

 

■11:30  バンクーバー・パシフィックセントラル駅へ到着

日本版公式HPや他ネット情報では「出発1時間前までに荷物預け入れ等チェックインをする」必要がある、と書いてあった。
けれど、私こくぶんは、悠々に出発30分前に到着。

そのまま、大きめのバックパック1つを預けようとしたら
「そのくらいなら持ち込んでOKでしょ~!」と気さくに言われ、結局預けず。笑

写真の様に、何やら行列ができていたから、前に居た人に
”Is this line for Canadian rail to Toronto?”
(この列って、カナディアン号トロント行きの列ですか?)
と尋ねて、”Yes!” とのことだったからそのまま並ぶことに。

もちろん、30分前に来たから後ろから数えた方が断然早い、最後尾付近に居たよ。

 

■12:06  バンクーバー・パシフィックセントラル駅を出発

この記事でも書いた通り、なんとIDチェックや乗車券の確認すらなく、
そういえば出発アナウンスすらなく、ぬるっと出発したカナディアン号。
さすが、カナダ。ゆるい。笑

 

■12:16   Wi-Fiが使えない事実を目の当たりにする

前回の記事でも書いたけれど、なんとWi-FiのないVIA鉄道カナディアン号。
もしかしたら、エコノミークラスだけ無いのかもしれないし、今後は無料Wi-Fiが利用できる可能性はあるけれど、とにかく2019年4月に利用した時点では無かった。

でも、乗車した時は、そんなことまさか思わない(あるのが普通だと思ってた)から、
出発後にWi-Fiを探して、上の画像ような状態を見たときには、思わず ”OMG” っとなったよ。

 

■12:43 車内案内および注意点のアナウンス

 

乗車してからしばらくすると、おもむろに乗務員さんが車内案内やら安全上の注意点を話す。もちろん英語。
写真ではなく、なぜか動画を撮っていたから、どのくらいのスピードで話しているか聞いてみて。
最後あたりで説明しているのは、非常口(というか車両出口)の説明かな。

 

■12:55  IDと乗車券チェック

車内アナウンスが終わると、その流れで「ID(身分証明)と乗車券」のチェックがようやくここで入る。
 ※ID   :パスポートでOK。顔写真と名前(英語で)確認できるものならOKだと思われる
 ※乗車券 :印刷したものでも、スマホのスクショ画面でも、QRコードが読み取れるものならOK

その後に “Where do I get off(あなた、どこで降りるの?)みたいな事を聞かれて、
Jasperジャスパー)と答えたら、座席頭上に写真のような手書きメモを残して去っていった。

これで、あとは降車まではフリータイム。

 

■13:00  コーヒーを飲みながらボーっと景色を眺める

Wi-Fiが使えないのはむしろラッキー。とことん景色を楽しもう!
ということで、日本とは違う車窓からの眺めをボーっと見つつ、
160円くらいで買ったドリップコーヒーを飲む。

 

■15:00  エコノミークラス車内を散策

2時間もボーッとしてたら、いい加減に暇になってきたから車内散策。
ラウンジっぽい所にいったら、1人旅組があつまってワイワイやっていた。

ちなみに、座席を離れる時の注意点を。

治安良い車内といっても、貴重品(パスポート、財布、スマートフォン)は持っていき、
パソコンやカメラなどは、リュックの中に入れてチャックを南京錠でロックした状態で出かける。

他の乗客は、パソコンを座席に置いたままでかけていた人もいたけれど、
ここは海外。何があるかわからないし、物が無くなってもまず戻ってこない。
管理は自己責任だから、1人旅(特に女子)の場合は油断しないこと。

■16:40  車内アナウンス「右側前方を御覧ください」

出発から約3時間半。列車がGoogleマップの上記ポイント辺りに来た時に車内アナウンスが。
「進行方向右側の景色がきれいだよ、見てみて」てな感じの内容だったと思う(雑)。
アナウンスに従って景色を見てみると、

こんな感じだった(き、きれい?)。
なんでも最近雨続きで、川が濁っているけれど、晴れてるともっと川がクリアで、
橋の赤色と、まわりの岩、そして川の色がきれいに見えるらしい。なるほど、見たかった。

 

■17:25 お腹が空いてきたのでご飯

景色をボーッとみたり、うとうと寝ていたら、ふとお腹が空いてきた。
本当は、ガッツリ食べたかったけれど、程よく貧乏バックパッカー旅だったから我慢。

この日のメニューは、売店の軽食メニューから「イングリッシュマフィン(温)」とスナックをチョイス。
エコノミークラス専用の、なんちゃって食堂車スペースで喫食。
温めてくれたから、普通に美味しい。

あ、ちなみに、クレジットカードでも支払い可能だよ。

 ※エコノミークラスの食事メニューについて、詳しくはこちらの記事へ
 →【VIA鉄道の旅②乗車編】Vancouver(バンクーバー)~Jasper(ジャスパー)までエコノミークラスで利用してみた その2

■17:40 夕日を眺めたい、と思い立ち展望カーへ

売店のある車両の2階部分にある展望スペース。
ご飯を食べ終わった後、ちょっと気になっていたから夕日を見るついでに行ってみた。

そしたら、「どうしてもっと早くここに来なかったのか…」と思うくらい眺めがいい。

しかも、他の乗客の人と話しやすい雰囲気(というか、みんな仲良さそうに話していた)で、
個人的に自分の座席よりも居心地がよく、ここに居座ることを決意。笑

で、近くに居た人に
”Do you know what time the sun is setting today?”(日没は何時かわかりますか?)
みたいな具合に聞いてみたところ、
Well, my google says, around 8:45 pm” (そうだね、グーグルは20:45って言ってるよ)
とのご回答。

え!!!夜9時頃!?
そうか、ここはカナダ。そういや緯度が全然違うわ。

ということで、日没までまだ時間がたっぷりあることがわかり、
そのまま展望スペースに居座り、ゆっくり景色を眺めることに。

 

■17:48 夕日どころか、まだまだ昼間のよう

そろそろ18時になろうというのにこの昼間感。おかげで景色がとても良く見えて退屈しない。
列車は、ゆるやかに北上して行き、人があまり住まないエリアを走っていく。

 

■18:10 売店の彼の仕事も一段落

外がまだ明るいもんだから、ラウンジ付近のみで許されているアルコールを飲む人がまあ多い。
お酒を飲みながら列車旅なんて、本当に素敵。

夕食の前のひととき。売店の彼の忙しさも一段落したみたい。
列車から眺める景色が好きなんだって。いいね。

 

■19:02 座席へ戻り、まだ明るい外の景色をボーッと眺める

通路を挟んだちょうど隣の席には、ドイツから来た1人旅女子が熱心に景色を眺めていた。
彼女は、すごいかっこいいNIKONのカメラ(望遠も)を持っていて、ことあるごとにシャッターを押していた。
いいよね、なんか。
いろんなドラマが車両に溢れているよ。

 

■19:30 うとうと。。

 

うとうと寝ていたら、日が徐々に傾きかけてきた。
座席にいるのも退屈だから、また展望カーに行こうと思い、てくてく向かう。

本を読んでいる人もいれば、任天堂スイッチを必死にやっている親子もいれば、
編み物をして時間を過ごす人もいた。
いいね、4泊の列車旅で作ったセーターとかマフラー、一生思い出に残るだろうな。

 

■19:54 ようやく日が沈み始める

展望カーの座席に座り、周りの会話にたまに混ざりながら過ごす。

一度、小さな村に列車が泊まり、数人が乗客が乗り込んだけれど、すぐ出発していた。
その後もどんどん列車は進み、ようやく20時ころに日が暮れてきた。

 

■20:20 展望カーに明かりがつく

夕日を眺めていると、ふと明かりがついて夜モードに。
本を読むのにはありがたいけれど、せっかく夕日を眺めていたのに、これだと窓に光が反射して
外がよく観えない。うむむ。

気持ちはみんな一緒だったみたいで、展望カーにいる皆が
「おお~~せっかくいいところだったのに」
「電気がじゃまだな笑」
みたいな話で一時盛り上がる。

とにかく、この展望カーはみんな、程よく和気あいあいで居心地がよかった。

 

■20:46 日の入り

Googleがほぼ言う通り、20:46頃に日没。
この写真は、自分の座席に戻って撮った写真。展望カーは、車内の電気が窓に反射しすぎてうまく撮れなかった。

こんなにゆっくり、ボーッとしながら日没を眺めるなんて久しぶりだったな、確か。

 

■21:00 すっかりおやすみモード

日が暮れると、車内はすっかりおやすみモード。
読書灯はあった(と思う)けれど、多くの人は寝ているか、あとは展望スペースにいって話していたり、お酒を飲んでいたかな。

私こくぶんはと言うと、車内から拝める日の出とロッキー山脈のために、早めに就寝。
首あてしか持っておらず、ブランケットは無かったけれど、フリースを羽織るだけで十分だった。
まあ、窓側だしちょっと寒いなぁとは思ったけれど気にならず。

ただし、もし寒がりの人は事前にブランケットを持参するか、車内で購入しても良いかも。
いわずもがな、車内は乾燥しているから、敏感な人はマスクやら保湿やらしたほうがいいかな。(私は全く気にせずだったが…)

 

■21:30 Let’s get some fresh air…? 

座席を2つ悠々に使って、居心地よく寝られるポイントをようやく探し当てたところで、
なんと列車が停車。上のGoogle Mapは、その時の位置でスクリーンショットをとった所。
別に大きな町でもなんでもないけれど、やはりここでも数人の乗客が乗ってきた。

そのついでで、15分程度の休憩タイム。
寝ているのもなんだし、新鮮な空気を吸いに、こくぶんも外へ。

と思ったら、外は煙草を吸う人だらけで、新鮮どころではない状態。

実は、VIA鉄道。デッキを含めて全面禁煙。
そりゃ、煙草吸う人にとっては辛いよね。ここぞとばかりに吸いまくってたよ、みんな。笑

▼禁止事項の表示。左から、煙草・マリファナ・電子タバコはNGとなっている。
ちなみに、カナダではマリファナは合法。しかもまあまあポピュラー。

 

■23:08 またもや停車。今度はちょっと大きめの町 

つかの間の休憩タイムは終わり、座席に戻り本格的にスリーピングタイム。
前日にいろいろ準備をしていて眠れなかったからか、結構すぐ眠りにつけたんだけれど、
23時頃にまたもや停車。

また煙草タイムかな~と、半分寝ながら思っていたら、
数人、列車から降りていって、こくぶんの前の席の人も降りていった。

その後すぐに、何人か荷物をもった人が乗り込んできて、
既におやすみタイムだった私こくぶんを含めて何人かが、これによって起こされた。笑

でも、日本と違って車内アナウンスがいちいち無いからうるさくない。
逆に言えば、アナウンスが無いから、乗り降りは自分の責任ってこと。
降り忘れても自己責任。
わお、シビア。笑

 

■23:30 時計を「+1時間」にセッティングして就寝

寝る前に忘れないでほしい事が1つ。
それは、時計を1時間進める(+1時間)にすること。

カナダはとても広大な土地。アメリカのように「州」がいくつかあって、
「州ごと」で時間が違うわけではないけれど、まあだいたい州を越えると時差が発生する。

Time-j Net,世界時計 様より

列車の出発地点「バンクーバー」は、
黄緑色のゾーン(BC州:ブリティッシュコロンビア州にあたる)

こくぶんが降りる地点「ジャスパー」は、
黄色のゾーン(AB州:アルバータ州にあたる)

私が乗った列車(正午12時発の便)は、夜(寝ている)間にこの州を越えるから、
もし同じ正午便に乗る人で、朝日はちゃんと拝めたい!という人は、寝る前に必ず1時間プラスでセットしておこう
※今どきのスマホは、自動で時間帯を調整してくれる機能がついているが、Wi-Fiが通じない場所でちゃんとそれが機能するか不明だから注意してね。

更に言うなれば!!
乗車日がサマータイムの切り替えの場合、ちょっともう少し注意。

カナダやアメリカには、「サマータイム」という時間調整がある。

サマータイム(夏時間)とは、日の出時刻が早まる時期(3月~11月)に、時計の針を1時間進め、太陽の出ている時間帯を有効に利用することを目的として、欧米を中心に導入されています。
また、日本では 『サマータイム(夏時間)』 と言っていますが、アメリカでは通常『デイライト・セービング(Daylight Saving Time(DST)』 と呼ばれています。太陽光(Daylight)を有効活用(Saving)する時間制度(Time)という意味ですね。

参照;トラベルコ「サマータイムってどういう意味なの?」より

で、そのサマータイムが「開始」する日と「終わる」日があって、そのタイミングでそれぞれ時計を調整するのよ。

◎カナダ:サマータイム

≪開始日≫3月の第2日曜日 午前2時
≪終了日≫11月第1日曜日 午前2時

開始日→午前1:59の次は時計の針を1時間進めて午前3時に。
終了日→午前1:59の次は時計の針を1時間戻して午前1時に。
つまり、開始日は1日が23時間、終了日は逆に25時間になります。

つまり何が言いたいかと言うと、タイミングよくこの「サマータイム切り替え」の時に列車に乗った人は、州を越えるタイミングとサマータイム切り替えで、時計をプラス2時間進めることもありえる、ってことよね。おそらく。

まあ、そんなレアなタイミングで乗る人のための記事じゃないけれども、
一応「サマータイム」というのがあることもシェアしておくね。

 

まあ、そんなことを考えているうちに、うとうとまた眠ってしまった。

こんな感じで、1日目は平和に終了。
特にイベントもなく、車窓から眺める景色を観たり、写真をとったり、
展望カーに行って周りの人と話したりするだけだったけれど、これぞ列車旅。

楽しい、満喫。

2,2日目

■05:20 起床 (※AB州アルバータ州時刻)

日の出が(確か)6:20頃と教えてもらっていたから、早めに起床。

アラームはセッティングしていて、実際に鳴ったけれど大音量でなければ問題なし
それだけじゃ他の人は起きませぬ。

トイレの洗面台で、顔を洗い、歯を軽く磨いて展望カーへ移動。
展望カーに行くと、自分の座席に戻らなかった人が数人、まだ寝ていたり、
私と同じ目的で、既に準備万端の人も何人かいた。

 

■6:00 なんと雨。OMG 

実は、「バンクーバー とジャスパー間」は、車内からロッキー山脈を拝められる
いわば、VIA鉄道カナディアン号のハイライト区間。

なんと、晴れていればこんなに素敵な景色を車窓から観られるという。

▼写真:minacono様の写真をお借りしました。きれい

しかし、あいにく外は雨。しかも曇り。しかも霧。
これには、みんなも「オーマイガー(OMG)」状態。
だって、多くの人は、この景色を楽しみにVIA鉄道に乗ってるんだもんね。
もちろん、こくぶんもそのうちの一人。あとは晴れるのを願うしか無い。

 

■6:15 晴れる様子がないから、朝食 

なんだか晴れる様子が無いし、曇り空を眺めていても退屈だと思い、朝食を。
ちなみに、展望カーのすぐ下、1階部分が喫食スペースになっている。

晴れたらすぐ席について観られるよう、
展望カーの座席に上着を置いて席を取ったまま1階へ。
(長時間不在のままの席取りはマナー違反だけれどね)

なんかパンケーキが食べたい!と思い、朝食メニューの中からパンケーキ。
これで確か日本円で740円くらい。

 ※他メニュー詳細。こちらの記事の一部参照「エコノミークラスの売店コーナーについて」

味は、まあ可もなく不可もなく、だけれど
ちゃんと料理人が居て、オーダーを受けて作ってくれていたから出来たてでそれだけで美味しい。
ちなみに、3枚もあるから、まあお腹いっぱいになる。

 

■6:20 みんなの願いが通じた!なんと、雲が切れてきた!

朝食を食べ終わって、また展望カーに戻る。
すると、なんと!!!雲が切れてきたではありませんか!!!!!

しかも、その隙間からちょうど朝日がのぞきだして、
その朝日に照らされる雪化粧の山々も観えてきた。

写真の技量がないことは許してほしいが、
さっきまで雨と霧だった一面が、ここまで晴れた。希望は捨てたもんじゃない。この感動はぜひ伝わってほしい…!

もちろん、朝から一緒にいた展望カーのメンバーもこれには歓喜。
一斉に、カメラを撮り出す。笑

 

■6:24 日の出 

正確には、もう少し前に日は出ていたんだけれど、車窓から太陽が見えたのがだいたいこの時間。
もうなんというか「おはよう太陽!!あなたを待っていたわ!!」っていう位嬉しかった。笑

 

■6:43 きれいな山々が見えてきた! 車内アナウンスも嬉しそう。笑

待ったかいがあった、前方に山が見えてきた…。
まあ、山の天気は変わりやすい、とは言えど晴れてきたのは本当に嬉しい。

嬉しいのは乗客だけじゃないみたいで、車内アナウンスでも
「みんな待ちわびてたと思うけれど、僕も待ちわびてたよ!ちょうど前方にロッキーが見えだしたよ」というアナウンスが。笑

こういうさ、フレンドリーというか「その人」を感じられるアナウンスって日本ではあまりないからさ、なんだかとても良い文化だな、カナダって。って思うよ本当に。こっちまで嬉しくなっちゃう。

 

■6:50 多分、一番かっこよく見える山!がしかし!!

この調子だと、山々が綺麗に見えそう!と期待していたんだけれど、
おそらく、車内から観られる一番かっこいい山であろうこの山(名前わからん…)のベストビューポイントでこの雲。笑

山の根本は見えてるのに!く、悔しい。

こう持ったのは何も私こくぶんだけでなく、みんなも同じだったみたいで、
カメラを片手に “Hey Come on!!!!!(”おい!雲じゃまだよ!)みたいに叫んでたね。笑

 

■7:24 写真撮影タイムも一段落。座席に戻ってぼちぼち降りる準備

 

曇りだったけれど、嬉しい朝日を拝め、写真もできるだけ撮って一段落した後、座席に戻ってきて降りる準備。
もともとの到着予定が現地時刻で8:00だったんだけれど、
まあ時間通りにつくはずもなく、「1時間30分位遅れて到着するよ」とだけ車内アナウンス。

降りるまで2時間もの余裕ができてしまい、それでも暇だったけれど、列車旅もあと少しだから
降りるまでの時間をボーッと景色を観ながら過ごした。(案の定、うたた寝をした。笑)

 

■9:37 Jasper(ジャスパー)到着

車内アナウンス通り、1時間30分遅れて列車はロッキー山脈の入り口になる「Jasper(ジャスパー)」に到着。
写真の時計では「8:37」を指しているけれど、この時計は、まだBC州の時間帯のままだった。プラス1時間にする時計の直し方がわからず。笑

 

■9:45 VIA鉄道カナディアン号、降車 

「名残惜しい」という思いはほぼ無く、「もう景色は十分見尽くした」という思いの方が強かったから颯爽と降車。
降り立ってみると、まあ寒い。笑
気温は覚えていないけれど、薄手ではあるけれどダウンを来ていた人もいた。

私こくぶんはと言うと、フリースにユニクロのウルトラライトダウン(薄手)の装備。
まあ、十分耐えられた。

ここで、手荷物を預けている人は写真の少し奥に見える「BAGGAGE(荷物)」と書かれたあたりで待つみたい。
こくぶんは、預けていないから何もせずそのままGood Bye。

列車が停車する眼の前に、小さな駅があって、そこから外に出られる。
日本の駅のように「きっぷ」を回収するようなことは無い。何もせず、普通に出られる

ちなみに、駅構内に、VIA鉄道オリジナルグッズがこんな感じに売っている。
オリジンルボトル、Tシャツ、模型なんかも。
個人的にはステッカー(シール)が欲しかったが無く…。
(乗車記念スタンプ、のようなものは見当たらなかった。あるのかなぁ…すまん、もしかしたらあるのかも)

 

■10:00 VIA鉄道で行く、バンクーバー・ジャスパーの旅、完。

予定よりも2時間遅れたけれど、無事に目的地、Jasper(ジャスパー)に到着。

1泊2日という短い時間、かつエコノミークラスという一番安い車両での列車旅だったけれど、これにて完結。

3,感想

感想を一言で言うと、「最高だった」

一番安い席だし、食事だってまともに食べなかった。インターネットだって使えなかったし、暇つぶし用のグッズを持ってきているわけでもなかったけれど、最高だったと思う。

もちろん、寝台クラスにしたとしたら、きっともっと素晴らしい列車旅が出来たと思う。
 ・食堂車で優雅な食事
 ・シャワーも、きっと狭いだろうけれど浴びられる
 ・足を伸ばして眠れる
 ・ラウンジに行けば、缶じゃないお酒が飲める
 ・生演奏を効きながら優雅に夜を過ごせる

とかね。
エコノミークラスには、それらが無い。けれど、なんというか「それが無い分、景色を楽しみ、人との交流を楽しめる」時間が多かったように思う。

自分の心の持ちよう、準備の仕様によって、エコノミークラスだって十分楽しめる。
私こくぶんは、日本に帰国後どんなことをしたいか、どんな自分になりたいか、みたいな自己分析みたいなことを、カナダの雄大な自然を眺めながらつらつら書いていた。

自分と向き合う時間をゆっくり確保してこなかったから、とてもいい時間だったな、と思う。

もし、この記事を読んで「エコノミークラスでも、憧れの列車旅を100%楽しもう!」とワクワクする人がいたら、とても嬉しい。

ぜひ、みんなの旅が豊かになりますように。思いを込めて。