【自分で部屋探し:その③】バンクーバーの格安ホステル・バックパッカーズを仮宿にするのはおすすめか?
- 2019.02.27
- 部屋探し

【写真】バンクーバーで泊まったバックパッカーズ「SAMESUN(セイムサン)」外観。部屋探しをする上で2泊お世話になった宿。海外での部屋探し、その3。
【要点】
■日本で全て決めずとも、現地で部屋探しすることは出来る
■格安のバックパッカーズやホステルについての魅力を力説
■と言いつつ、結論としては特に「コスト面」でおすすめしない
【この記事はこんな人におすすめ】
・バンクーバーで格安の宿に泊まって、部屋探しをしようとしている人
・バンクーバーで、Airbnbかホステル・バックパッカーズどちらに泊まるか悩んでいる人
・実際に泊まったことのあるホステル・バックパッカーズ3つを紹介
やっほー、ポジティブめがね・こくぶん(@CocobunYummy)です。
留学・ワーホリにあたって、大きなチャレンジの内の一つ「海外での部屋探し」。
前回は、現地で部屋探しをする拠点となる“仮宿”について、Airbnbを使った実体験を基に、手配の仕方・泊まった感想などをシェアした。
今回は、ホステルやバックパッカーズといった格安の宿について、実際に私こくぶんが泊まったホステル・バックパッカーズを紹介しつつ、「部屋探しをする間の仮宿として、拠点になり得るかどうか」について記事にしてみようと思う。
今回も若干ボリューミーだけれど、きっとあなたの役に立つ情報があるはず。
【バンクーバーで部屋探しシリーズ全5回の記事一覧】
【自分で部屋探し:その①】現地に行く前に、日本でできる準備編
【自分で部屋探し:その②】Airbnbで仮宿を手配した話。英語での予約方法もチェックしてみて!
★【自分で部屋探し:その③】バンクーバーの格安ホステルを仮宿にするのは現実的か?
【自分で部屋探し:その④】バンクーバーで部屋探し。部屋探しの流れから英語フレーズ集まで
【自分で部屋探し:その⑤】バンクーバーでの部屋探しのポイント・注意点
【自分で部屋探し:補足編】カナダでワーホリ。部屋探しで見かける「コンドミニアム」って?
1,仮宿としての格安ホステル・バックパッカーズ
バンクーバーに渡航するにあたって、日本でバンクーバーの住まいを決めずに行く場合、
少なくとも2週間~1ヶ月程度、生活の拠点となる「仮宿」を確保する必要がある。
お金に余裕がある人ならともかく、できるだけ安くて安全面も確保される宿に泊まりたい、
という人に提案したいのが「ホステル」「バックパッカーズ(以下、バッパーと略)」もしくは「ゲストハウス」と呼ばれる格安の宿泊施設。
実は、私こくぶんは、大のバッパー好き、というか将来自分で宿をやりたいと考えていることもあって、日本に居るときから好んでゲストハウスやバッパーに泊まっていた。
世界各地のバッパーに泊まり歩くことが夢で、今もその夢を実行中なんだけれど、…まあ語りだしたらもっと語りたくなるからひとまず停止。笑
まずは、「そもそも、バッパーって何…ホステルとゲストハウスって何…何が違うの…」という人のためにも、以下簡単に説明しようと思う。
(1)ホステル・バックパッカーズ・ゲストハウスの違い
正直、私こくぶんもわからん。ただ、な~んとなく全部、
・安い(1泊3,000円~)
・基本素泊まり
・二段ベッドの上か下に泊まる
というイメージ。
基本安くて、プライベートの部屋じゃなくて二段ベッド(ドミトリータイプという部屋)に何人かの旅行者と泊まる感じだと思っているんだけど、それぞれの違いが微妙にわからなかったから、いろいろ調べてみることに。そして、一通りわかった事は以下の通り。
①共通している事
・一泊あたりの宿泊価格が安い
・素泊まりの宿が多い
・シャワーやトイレ、リビングルームなどは共有スペースとして宿泊者みんなで使う
・ホテルや旅館にあるような手厚いサービスを極力省いた宿
例)荷物は自分で運ぶ、ベッドのシーツは自分で敷く、アメニティ(タオル・歯ブラシ等)がレンタルor有料の場合が多い等
▲シアトルの「フリーモント」地区に行った際に泊まったホステルのキッチン。1泊4,000円程だった
②微妙に違う事
ひとまず、微妙に違う部分を下の表にまとめてみた。
違いについて書かれたサイトをいくつか見てみたんだけれど、まとめたところで、
正直、宿の名称によって決定的に違う大きな事は無い感じだったし、私こくぶんが泊まり歩いた経験からしても「ホステルはこう」「バッパーはこう」みたいな違いはあまり無いと思う。
つまり何が言いたいかというと、これらの宿に泊まる際、
「ホステルにすべきか、バッパーにすべきか」という事で悩む必要は無い、ということ。
いずれも「ホテルのような行き届いたサービスは無い代わりに、格安で宿泊できる」という認識でいいと思うよ!
【参照にしたサイト】
・J-Hoppers「ゲストハウスとは?ホステルとは?バックパッカーズとは?」
・TABI LABO「し、し、し、知らなかった…!! ホステルとゲストハウスの違い」
・ふらっと 「ゲストハウスとユースホテルの違い」
③「B&B」という名称の宿もある
さらに混乱させちゃうかも知れないけれど、「B&B」という名称の宿もある。
これはいわゆる「Bed & Breakfast」の略で、「寝床と朝食が提供される宿」というもの。欧州で一般的な宿の形態で、ゲストハウスのように個人経営が多く、小規模の宿を指す。
私も2度程、「B&B」に泊まったことがあるけれど、いずれも個人だったりご夫婦で経営する、3~5部屋のみの小さな宿だった。
いずれも、行き届いた温かいサービス、そして美味い朝食が提供され、個人的にはどんな宿よりも最高に良い思い出になった。
興味があったら「B&B」にぜひ泊まってみて欲しい。
▲カナダ・ホワイトホースにオーロラを見に行ったときに泊まった「B&B」。写真に写っているのは、オーナーのSharon(シャーロン)で、朝食を作ってくれている。おしゃべりが大好きで、とてもフレンドリー。彼女の優しさとチャーミングな性格がにじみ出た、すごく素敵な宿だった。
(2)格安宿に泊まる魅力
私こくぶんは、国内外問わず、少なくとも30回以上のホステル・バッパー・ゲストハウス・B&Bに泊まった事があるんだけれど、この経験から言える、「安さ」を除いた以下4つの魅力を、声を大にし紹介したい。
①観光のための最高の立地
▲パイクプレイスマーケットが目の前にある、シアトルの「Green Tortoise hostel」。神立地で朝食付いてるくせに1泊5,000円以下だった。
例えば、Hilton・ウェスティン・シャングリラなどの「高価格帯ホテル」、
そしてAPAホテル・東横インなどの「ビジネスホテル」など、大規模の客室数を誇るホテルは、
当然だけれど観光や出張等に便利な場所に立地してある。
一方で、ホステルやバッパー等はどうかというと、実は下手したら上記のようなホテルよりも最高の立地にある場合がある。
理由はシンプル。格安宿は、大型ホテルのように100も200も客室数を持たない分、敷地面積やら階層を大きく持つ必要がない。だから、ちょっとした観光地の一部分に宿を構えられたりする。
例えば、浅草の浅草寺が目の前にあるゲストハウスだったり、シアトルの「飛ぶ魚屋」でおなじみ、パイクプレイスマーケットが目の前にあるバッパーだったり。
とにかく、安いくせに観光するのに最高の立地にある。これって凄まじく魅力だと思わない?
②宿泊者同士の距離の近さ
▲センス良し、遊び心あり、宿に愛がある、長野県野尻湖にある「LAMP」。一瞬でファンになった。東京からアクセスが良いわけじゃないけれど、海外旅行者も多い宿。また行きたい、マジで素敵なゲストハウス。
バッパーやホステルをこよなく愛する人って、価格以上に「人とのふれあい」を大切にしている人だと思う。
「出会いはご縁、一期一会」なんて言ったものだけれど、バッパーに泊まると本当にそう思う。
どうして宿泊者同士の距離が近いかというと、「シェアする空間が多い」からだと思う。
部屋、キッチン、リビングスペース、シャワールームなど、宿の多くのスペースを、その日に泊まっている宿泊者と一緒に共同で使うから、必然的に挨拶したり、もちろん話すチャンスも多い。
「どこから来たの?」「どのあたり観光する予定?」「いつまで滞在するの?」みたいなことから始まり、意外な共通点が見つかったりして、なんやかんや話し込んじゃう、みたいに。
ちなみに、上の写真に写っているのは、説明書きにもある通り長野県の「LAMP」というゲストハウスに泊まった時の部屋と、
その時たまたま一緒の部屋に泊まった人たちの写真なんだけど、皆スキー・スノボが共通の趣味で、近くにあるスキー場のコースの話しをし合って仲良くなった。
性別・年齢・出身・バックグランド…など、何もかも違う「赤の他人」が、たった一晩で「友人」に変わるマジック。最高の魅力だね。
③スタッフとの距離の近さ
▲長野県諏訪市にある「マスヤゲストハウス」のオーナー・キョンちゃん、の後ろ姿
バッパーやホステルをこよなく愛する人って、価格以上に「人とのふれあい」を大切にしている人だと思う(二度目)。
先に述べた「宿泊者」との距離はもちろん、さらに宿で働いている「スタッフ」との距離も近いのが、バッパーやらゲストハウスの大きな魅力だと思う。
写真にあるのは、マスヤゲストハウスという、ゲストハウスを愛する人なら誰もが知る宿かも知れない位有名な宿。長野県に行った際、ここにどうしても泊まりたかったんだけれど、ちょうど予約が満杯で泊まれず…。
せめて見学だけでも…とアポなしで行ってみたら、なんと快く迎え入れてくれた。それだけでなく、オーナー自ら「自家製干し柿」でもてなしてくれる、という温かさ。
「せっかくだから、干し柿でも食べていきます?」という、気さくさの中に、安心感と居心地の良さを覚える、もはや「ホスピタリティー」というサービスを越えた友人感。
この距離の近さ、大好きなんだよなぁ、つくづく…。
スタッフとの距離の近さは、もちろん海外でも。
ラオスはルアンパパーンにあるバッパーに泊まった時、リビングルームで地図を広げ、どこを見て回ろうか考えていた時、スタッフの一人が「すごく真剣に地図みてるね、どこ観光したいの?」と声をかけてくれたことに始まる。
どこで話が反れたか忘れちゃったけれど、気がついたら彼の妹の結婚式の感想について話し合っていた。このフレンドリーさ。笑 好きだなぁ、こういう温度感。
確かに、私たちは「お客様」なんだけど、彼らは、いつもナチュラルに私たちを「友人」として迎え、気さくに話してくれる。かといって、馴れ馴れしすぎず、適度な距離感の心地よさ。
例えば、ちょっと外に散歩しに行く時。さり気なく、
「いってらっしゃい~。あ、そういえば、近くの○○○というお店のアイスクリームがなかなか美味しいよ。今日暑いから、きっと美味しさ倍増すると思う。時間あったら寄ってみるといいよ」
なーんて言ってくれる所とこか、ね。
その土地に住んで働いている人ならではのコアな情報を、押し付けがましくなく、かといって行かなきゃっていう義務感を持たせないナチュラルさ。
スタッフもゲストも、お互いに肩肘張らずに居られるのは、格安宿ならでは、だと思うなぁ。
④宿の個性があふれまくっている
▲シンガポールにあるホステル「Chic Capsule Otel」に泊まった時の写真。ホステル内にモダンアートがちらほら。ドミトリー部屋、シャワールーム、リビングまでクールなんだけど落ち着いたデザイン。
何が楽しいって、どのバッパー・ホステル・ゲストハウスも、
宿それぞれのこだわりや個性があふれていること。
夜行列車をイメージしたバッパーもあれば、とことん「旅人」に寄り添うため、朝食無料(しかもボリューミー)チェックイン24時間対応の神安宿もある。
他にも、オーナーがアートに造形があり、宿中アートだらけで「これ、本当にバッパー?」と疑うようなクールな空間の宿もあったりなど、挙げたらキリがない。
もちろん、こういった「見て明らかに感じる個性」を楽しめるのはもちろんなんだけれど、
「泊まって見ないと分からない“こだわり”」を発見できるのも楽しい。
「この宿は二段ベッドの下にカギ付き収納場所があって便利」
「シャワールームのちょっとしたフックと棚がある。わかってるなぁ~」
「キッチンにある食器類、地味にこだわっててるし、オシャレでテンション上がる」
「リビングルームのフリーコーヒーがありがたい」
「朝食のジャムが、オーナー手作りで愛を感じる」
とかね。これも挙げたらキリがないけれど、どんな安宿といえど、愛すら感じる細かなこだわりや個性があふれまくっていて、どこか泊まっていて密かにワクワクしちゃうんだよね。
2,実際の宿泊レポート
バッパー・ホステル・ゲストハウスといったいわゆる格安宿についてざっくり説明したところで、「現地で部屋探しをする間の仮宿としてどうなのか?」という視点から、以下、私こくぶんが実際にバンクーバーで泊まったホステルのレポートと共に書いていきたいと思う。
(1)結論「仮宿」としておすすめしない
四の五の言わず、まずは結論から。
現地(ここではバンクーバー)で部屋探しをする上で、3~4週間といった一定期間、バッパーやホステルを「仮宿」として生活の拠点にするのは、個人的にはおすすめしない。
ついさっきまで安宿むちゃくちゃ推しまくってたのにどういうこと!?と思うかも知れないけれど、理由は以下3つ。
①格安といえど、なんやかんや高くつく
1泊、約3,000円で泊まれるのがなんとも有り難いけれど、トータルで考えると実は高くつく。
例えば、バンクーバーのバッパーでも有名な「SAME SUN(セイムサ)ン」。ダウンタウンの中心部にあるし、何をするにも便利な場所にも関わらず、なんと朝食付で約3,000円~。
例えば、ここに7泊するとしよう。
最も安い部屋のタイプは、下の画像にあるように「8 bed mixed dorm with shared washroom(男女混合8人ドミトリー部屋)」という、1部屋に二段ベッドが4つ置いてある「ドミトリー」と呼ばれる部屋。これで一週間、約21,320円(CA$1=82円計算)
なんだ!やっぱり安いじゃん!と思うじゃん。
これが「観光」での利用だったら良いかもしれないけれど、
「仮宿」として部屋探しの間に借りるとなると話は変わってくる。
1つ前の記事、Airbnbを仮宿として1ヶ月(31泊)泊まる場合を検証してみたけれど、その場合、宿泊代はCA$700(57,400円)だった(※純粋に宿泊料のみ)。
では、同期間、このバッパーで31泊泊まるといくらになるか。宿泊代は以下の通りだった。
どうですか、この価格。日本円にすると、96,760円。朝食付とは言え、
・1ヶ月、毎日とは限らないけれど男女7人と生活する
・プライベートはほぼ無し
・朝食も、31日連続同じものはさすがにきつい
ここで、軽くAirbnbと比べてみよう。
■Airbnb プライベートルームで 1泊あたり約1,820円。朝食付無し。
■バッパー プライベート無し で1泊あたり約3,100円。朝食付。
さあ、どちらの方がコスパが良いと思う?
もちろん、立地も考慮すべきだろうけれど、まあAirbnbの方が輝いて見えるよね。笑
食費についてもちょっと触こう。
朝食付きのバッパーの方が安く済みそうだけれど、朝食以外を自炊するとしても、
「共同のキッチンが混んでいて、部屋に戻ってキッチンが空くのを待つ可能性」
も十分ある。
まあ、経験上そこまで混まないけれど。でも、31泊もしていたら、自炊のためにわざわざキッチンの様子を伺うのが面倒になって、途中で自炊を放棄、ふらっと外に出て外食する可能性だって十分ありえる。
一方Airbnbだと、誰かがキッチンを使っていても、5秒で部屋に戻れる。
かつ、多くても3~4人程度のAirbnb部屋であれば、「混雑で待つ」という事はほぼ無い。
実際、私こくぶんがAirbnbで宿泊中は、9割自炊をして生活費をできるだけかけないようにすることが出来ていた。
総合的に考えると「バッパーでの生活は、なんやかんや高くつく」
②プライベート空間が少なすぎる
タイトルと写真の通りなんだけれど、安宿の場合、自分のプライベート空間が少なすぎる。
上の写真は、バンクーバーにあるバッパーの部屋なんだけれど、
こういう二段ベッドの上か下の一方だけが自分が自由に使える空間なの。
実際に31泊したことは無いけれど、カナダのウィスラーという場所で働いている時に、社員寮に住んでいて、その時に「4人ドミトリー部屋でプライベートスペースほぼ無し」という部屋に半年住んでいたことがある。
その経験から言うと、二段ベッドの一部だけがプライベートスペースだと、やはりちょっと狭い。
部屋探しをするとなると、パソコンで情報収集するだろうし、もし部屋探しをしながら語学学校に通い始めた場合、勉強はできないと思った方がいいし、荷物を置くスペースも狭すぎる。
バッパーやホステルの場合、たいてい「部室にあるロッカー」みたいな小さなロッカーは1人1つ使えるんだけれど、それでも小さすぎる。
さらに、もしあなたが渡航に際して大きめのスーツケース2つを持ってきていたとしたら、まあ置く場所に困る。
バッパーによっては、フロントで預かってくれたり、荷物置き専用の場所があるけれど、いざという時にすぐ取り出せないのは意外と面倒。やはり自分と一緒に部屋に置いておけるぐらいのスペースがあった方がいい。
「バッパーで1ヶ月生活する」となると、これらプライベート空間が少ないというのは、
不便だし地味にストレスがかかる。
③生活音というか騒音に必ず悩まされる
Airbnbで宿泊した場合でも、騒音に悩まされる事はあるだろうけれど、ホステル・バッパーで6~8人部屋で泊まれば、6~8人それぞれの生活音とうまく付き合わなきゃいけない。これが人によってはストレスになりかねない。
例えばどんな音があるかというと、
・ドアの開け締め
・スマホの電子音(アラーム音・メッセンジャーの着信音など)
・音楽(平気で音楽かけるからね)
・電話(平気で電話するからね)
・いびき
・荷物をまとめたり、カバンを開けたりなんやりする音
・何か食べている音(ドミトリー内の飲食NGが多いが、スナックを食べたりする)
・二段ベッドを降りたり上がったりする音
・窓の向こうのサイレン音、通りの音
…ざっと考えただけでもこれくらい余裕で浮かんじゃう程、生活音と騒音が聞こえる。
さっき言ったけれど、社員寮に4人で住んでいる頃、特に「他人の生活音」だけは悩まされた。
平気で音楽をかけたり、電話をしたり、大笑いしたり。そういう音がかなりストレスだった。
1ヶ月!と割り切れる人ならいいけれど、個人的には、やはりAirbnbで、狭くてもいいからドア付きのプライベートルームに泊まった方が「生活」しやすいと思う。
以上、大きく3つの点で、格安宿を「仮宿」にするのは、私こくぶんはおすすめしない。
1週間程度の観光なら、最高のコスパ&立地だから激しくおすすめするけれどね。
もしかしたら、長く泊まれば泊まるほど楽しさが増すのかもしれないけれど、
でもまあそれにしても料金の面でもAirbnbの方が断然おすすめだなー。
それでもやはり「格安宿」をある程度、仮宿としてまずは生活の拠点にしたいと考えている人へ。次に、実際の宿泊レポートを載せるから、ぜひ参考にしてほしい。
(2)宿泊した宿のレポート
バンクーバーの中心部、ダウンタウンで言うと、これまでに4つのバッパーやホステルに泊まったことがあるんだけれど、そのうちわりかし安全でおすすめな3つを紹介しようと思う。
結論から先に言ってしまうと、
■短期滞在なら「Cambie Hostel -Seymour-」(下記②で紹介)
■中期滞在なら「SAMESUN」 (下記①で紹介)
こんな感じ。
以下、簡単に宿紹介とレビューを載せるけれど、宿泊したレポートを写真付きで更に詳しく紹介した記事を別記事にしたので、興味がある方はぜひ下リンクからどうぞ。
①SAMESUN(セイムサン)
【住所】1018 Granville Street, V6Z 1L5 Vancouver
【価格】1人1泊 約3,800円~
【Booking.com】 Samesun
【個人的おすすめ度】★★★★☆
【一言】
◎朝食の豊富なベーグルは助かった(料金込み)
◯キッチンが広い、共有スペースで作業もできる
△1階がバーで夜までうるさい
②Cambie Hostel-Seymour-(キャンビーホステル セイモア店)
【住所】515 Seymour Street, V6B 3H6 ,Vancouver
【価格】1人1泊 約3,600円~
【Booking.com】 Cambie Hostel-Seymour-
【個人的おすすめ度】★★★★☆
【一言】
◎安いのに立地がいい(上のセントクレアより少し駅から近い)
◯キッチンは小さけれど器具も食器も整ってる
△共同シャワーとトイレが小さい(清潔感はある)
③St Clair Hotel-Hostel Vancouver (セントクレア ホテルホステル)
【住所】577 Richards St., V6B 2Z5, Vancouver
【価格】1人1泊 約3,800円~
【Booking.com】 St Clair Hotel-Hostel Vancouver
【個人的おすすめ度】★★★☆☆
【一言】
◎安いのに立地が素晴らしい
△キッチンが無い(電子レンジ、電子ポットはある)
☓シャワーが狭くて暗い
バンクーバーダウンタウンには、その他にも格安ホステルやバックパッカーズがあるけれど、
だいたいみんなこの辺りか「Hi Vancouver Central(ハイバンクーバーセントラル)」という、先程①で紹介したSAMESUNの目の前位に立地するユースホテルに泊まっている印象。
【住所】025 Granville Street, V6Z1L4,Vancouver
【価格】1人1泊 約4,100円~
【Booking.com】 HI Vancouver Central
【個人的おすすめ度】???(宿泊経験無し)
Booking.comのレビューを見る限り、朝食が特に良くて(料金込み)
SAMESUNより落ち着いていて良い、という感じみたい。
以上、格安ホステル・バックパッカーズについて参考になれば嬉しい。
3,まとめ
以上、今回もボリュームたっぷりでお届けしたよー!
「部屋探しをする間の仮宿として、バッパーやホステルといった格安宿が拠点になり得るかどうか」について、3件の宿泊レポートを踏まえて見ていったけれど、
結論としては、前述した通り「なり得ない、というか個人的におすすめしない」。
コストも意外にかかるし、地味な所(シャワー待ち、生活音、光…etc)でコツコツ、ストレスが溜まる環境だから、短期滞在で使うに留めるのがベストかな、と思う。
とは言え、世界中の人と交流できる貴重な時間を経験できたり、自分のサバイバル力(?)が上がったりと、多くの発見に出会えるのは間違いない。興味がある人は、ぜひ1泊でもいいから泊まってみてほしい!
ちなみに、今回は2つしか紹介しなかったけれど、バンクーバーには他にもホステルやバッパーがいくつか有る。また別な宿に泊まったらシェアしようと思う。
この記事が、誰かの役にたちますように!
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