【現地の格安保険】※2020年1月1日から無料!バンクーバーのあるカナダ・BC州には「MSP」という公的な健康保険がある!

【現地の格安保険】※2020年1月1日から無料!バンクーバーのあるカナダ・BC州には「MSP」という公的な健康保険がある!

【写真】バンクーバーのあるカナダ・BC州の公的保険「MSP」のカード。日本で言う健康保険証みたいなやつ。月額約3,250円の保険。どう、興味ある?

【要点】

■日本で海外保険に加入すると1年で約20万。それって本当に加入必須?
(でも、お金あるなら入っとけ!!)

■私こくぶんは、年間3万円に以内に収まった。安さの秘密は「MSP」

■バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の公的な健康保険

■申請代金0円で、月額なんと$37.50(カナダドル。2018年現在)
→だったが、なんと2020年1月から無料になるらしい!

■郵送?いやいやオンラインで簡単に申請可能だよ

申請して35日で届いたトリックとその過程も説明するよ

【この記事はこんな方人向け】

・カナダ・バンクーバーへ渡航予定だけど資金難で困ってる人

・MSPというのを初めて聞いた人

・MSPを知ってるけれど、実際どう申請していいか困ってる人

・実際にMSPがどのくらいで届くか知りたい人

資金難の中バンクーバーへ渡航するにあたって最も資金的な壁だったのが海外保険
これ、本当に、本当に、本当に調べまくった、日本にいる時。

もちろん、当初は日本の海外保険に加入しようと思った。
けれど、見積もりを依頼したらなんとその額 年間で約20万円
渡航資金をなるべく抑えたかった私にとっては痛手の20万円…。

そこでふと思ったのが「海外保険って、本当にしか手段がないのだろうか?」という疑問。

 

お金を節約することに関しては、特段のパワーを発揮できる私。調べ、調べ、調べまくり、結果として言えるのは2つ。

・ワーホリ行くのに、20万もの日本の海外保険への加入は必須ではない

・渡航先で保険に加入するという手段があり、そちらの方がはるかに安い

ということ。
納得いくまで調べた結果、私のワーホリ1年の海外保険料は、合計3万円に収まった。
この秘密の一つが、「MSP」というカナダ・BC州の公的健康保険

 

この情報、意外とネット上に詳しいものが無く、いざ自分が申請する時になかなか苦労した。
だから、今回その申請方法や、申請書類の準備、そして申請許可が降り、手元に保険証が届くまでの一連を詳しく紹介しようと思う。

若干ボリュームあるけれど、きっとあなたの役に立つと思う!

 

1,そもそも、「MSP」って何?絶対に必要なの?

【結論】

■MSPとは、Medicinal Services Plan、略してMSP。
カナダ・バンクーバーのあるBC(ブリティッシュコロンビア)州の公的健康保険のこと。
日本でいう、健康保険のような感じ。

■なんと、2020年1月1日から無料…
(参考URL)MSP Premium Elimination: Jan. 1, 2020

■実際に申請し、かつ病院にかかった実体験のある私からは一言、
「必須ではなく任意。保険料節約したい人にはお勧めだけど、お金あるなら日本の海外保険に絶対入ったほうが良いと思う。」

■ワーホリや学生ビザなど短期滞在の人は、基本「BC州の公的保険」は不要
 なぜなら、海外保険に入っている前提で各ビザが発行されているから。

■MSPは安いけれど、「処方箋」の代金や「医療日本語通訳サービス」は全て自腹。
 かつ、アメリカなど他国へ旅行に行く際、保険適用外になる可能性もある。

■総合して言えるのは、
 あなたが資金難で無い限り日本で海外保険入っておくことをぜひおすすめする

以下、もっと細かく説明・紹介してくね。

(1)そもそもMSPを知ったきっかけ

ワーホリ渡航にあたって、避けても通れないのが「海外保険」への加入。
しかも、カナダのワーホリビザを取得するためには「保険」に入ることが申請条件になっている

To be eligible for the Working Holiday category, you must: have health insurance for the duration of your stay. you may have to present evidence of this insurance when you enter Canada,

「ワーキングホリデー」に参加する条件として、滞在期間と同じ期間の健康保険を所持していること。カナダ入国審査時、保険証書を求められる可能性あり。

参照元:カナダ政府サイト http://www.cic.gc.ca/english/work/iec/eligibility.asp?country=jp&cat=wh&#country_category_name

この通り、申請条件にもきちんと上記のような文がある。(訳の精度は求めないでね)

つまり、大前提として保険料うんぬんに関わらず、とにかく保険加入は必須
(ちなみに、私は入国審査およびワーホリの審査時、いずれも保険の提示は求められなかった…)

まあ、確かに保険は大事。
ということで、多くの人がお世話になるであろう海外保険大手に見積もりを出して貰うことに。

それが、下の図の通りなんだけれど、補償内容とその限度額によって料金に違いはあれど、なんと最低でも1年間の保証で約20万かかることが判った。

▼見積もり資料の内の一部。私が実際に依頼して返ってきたメールより抜粋。

20万円か…うん、予想はしていたけれど、た、高い…。

航空券ですら、乗り継ぎ便の方が1万円安いから、という理由で直行便を諦めた私
この20万円は渡航準備当時の私にとって高い買い物。

【おすすめ】お金が少しでもある人は、ぜひ日本の海外保険加入を!!

・冒頭の結論でも触れたけれど、
日本の海外保険に入れるなら入っておいたほうが間違いない。

・後述するが、確かに高いけれど、
その分カバー範囲の広さや安心感がMSPに比べると全く違う

【カバー範囲の例】
日本の海外保険に入っていると、
医療通訳(お医者さんの言っていることを通訳してくれるサービス)が
通常1万円位かかるのが、タダになる。これは本当にでかい…

・ということで、資料請求だけでもぜひ。
ワーキングホリデー用の保険ならAIG損保

 

どうしても20万なんて出せなかった私こくぶん。
でも、なんとか渡航資金を減らせないか…。まじで減らしたい…。と必死で調べまくった結果、

バンクーバーがある州「BC(ブリティッシュコロンビア)州」には、日本の健康保険のような公的健康保険(MSP)があるということが判明。

しかも、身近な人で、実際にこのMSPを申請してお世話になった事がある人が偶然にもおり、
その話を聞く中で、「こりゃもう現地で、現地のための保険に入っても問題ないでしょ!」
と思った事が、MSP加入の大きな決め手となった。

《参照》私が調べまくった際に特に参考にさせてもらった記事やブログを載せておくね

◆LIFE・Vancouver
 MSP,民間医療、EI、活用してますか?」知っておきたいカナダの保険制度

◆カナダ留学館.com
 記入例つき!BC州の健康保険 MSP

◆Fラン大卒の海外就職
バンクーバー公的保険、MSPにオンラインで簡単申請

 

(2)MSPとは(ざっくり)

■どんな健康保険か

・ブリティッシュコロンビア州の公的健康保険

月額CA$37.5 
(※約3,250円。2018年に改定されたばかり。以前までCA$70。ラッキー!)
→が、2020年1月1日から無料…Thank you…

診察代金0円、だが処方箋(薬代)は全額自己負担

少子高齢化社会まっしぐら、保険代もなかなか高い日本に比べて、なんて良心的な保険なんだ…と感動してしまうような内容だけれど、以下注意点あり。

 

【追記:2019年12月4日】

なんと、MSPが2020年1月1日から無料になるらしい…
一応、ちゃんとBC州の公式HPを引用するね。

British Columbia (B.C.) residents will no longer be charged monthly MSP premiums as of January 1, 2020. Enrolment in MSP remains mandatory for all residents.

【ざっくり翻訳】
ブリティッシュコロンビア(B.C.)の居住者は、2020年1月1日以降、毎月のMSP保険料の請求が無くなります。MSPへの登録は、すべての居住者が対して必須です。

(引用元:British Columbia Medical Services Plan

すばらしいですね…

 

注意点

歯科治療と処方箋は、MSPでは適用外。
 つまり、100%支払う必要あり。

②BC州外での診察は、MSPでカバーされるが、
 治療費や処方箋、救急車出動の費用は自己負担。

①歯科治療

《まずは日本で治療完了させること》

歯科治療は、日本にいる間に終わせることに尽きる。

バンクーバーで知り合った友人で、日本で治療したはずの虫歯が悪化してしまい、
試しにこちらの歯科医に診てもらおうとしたら、「治療費として約30万円かかります」と言われたらしい。

この恐ろしさを味わわないためにも、皆、明日というか今日にでも診てもらって欲しい。

(余談)
私の場合、渡航半年前に「一応見てもらうか~」と軽い気持ちで歯医者さんに行ったら、
「虫歯が2つありますねー。1つはちょっと神経抜くかもしれませんねー」みたいに軽く言われ、なんやかんや結局完治まで3ヶ月を要した
これが海外だったと思ったら…恐ろしい…

 

《カナダ滞在中は、歯のケアを怠らない》

なんでこっちの人って歯がきれいなんだろう…と疑問に思ったことがあった。
もちろん「見た目」もそうだけれど、虫歯等かかった時の治療費が高いから、
日々オーラルケアをしっかりしてるんだな、と納得。

特にアドバイスされたのは、
「歯みがき以上に、歯間ブラシで毎日、歯の隙間の汚れを落とすことが大事」とのこと。
ということで、歯磨きの前に歯間ブラシ習慣をカナダでやっていたよ!

▼日本が誇る「小林製薬の糸ようじ」のようなオーラルケア用品は、
現地のドラックストアで余裕で調達可能。

 

②BC州以外での治療について

これが、なかなか日本語で解説してる参考記事やブログが見つからなくて苦労した。
なのでじっくり公式HPで確認してみたんだけど、結論としては以下の通り。

・カナダ国内外問わず、診察費はMSPでカバーされる(と思われる…)

処方箋や救急車読んだら全て自腹。高額になる可能性あり

緊急医療が必要な場合、カナダの基金からの助成は1日最大たったのCA$75

という具合だと私は理解・解釈した。

一応、医療にかかる事について言及している文が公式HPであったから、
そのまま拾ってなんちゃって翻訳してみた。
(ただし、あてにはしないで欲しい。私は翻訳家ではないのすまん)

 

Medical Benefits Outside of B.C.
 
【概要】
– If you are eligible for coverage while temporarily absent from B.C., MSP will help pay for unexpected medical services provided the services are medically required, rendered by a licensed physician and normally insured by MSP. 
-Reimbursement for physician services will be made in Canadian funds and payment will not exceed the amount payable had the same services been performed in B.C. Any excess cost is the responsibility of the beneficiary.
”-君がMSP保険に加入してれば、BCから一時的にいない間になんかあった時でも、ちゃんと医療機関にかかって診てもらった医療サービスだったら、まあ大抵はMSPによってカバーされるよ。
-支払った医療サービス(診断のことかな)の立替え代金は、BC州で治療した場合の金額を越えることは無くて、カナダの基金から支払われるよ。”  
 
【例外】
– MSP does not provide any coverage for treatment provided by a health care practitioner outside the province (e.g. physician assistants, nurse practitioners, chiropractors or physical therapists).

-PharmaCare does not provide coverage for prescription drugs or medical supplies when obtained outside B.C. Provincial assistance is also not provided to subsidize payment for ambulance services outside B.C.

”-MSPに加入していても、BC州外の、開業医(準医師資格者、看護師、カイロプラクティス、理学療法士等)での診断や治療は、補償対象にならないからね。
-ファーマシーケア(BC州のメディカルケアの一つ。薬や医療機器に対する補助)は、BC州外にいたら処方箋等の費用はカバーされないよ。あと、救急車を万が一使った場合の費用助成も出ないからね。
 
-If medical care is not provided by a physician, or if you require a prescription or ambulance service while you are in another province or outside Canada, you will be charged the full cost for any medical service provided by the health care practitioner (non-physician), prescription or ambulance service.
– Fees can often range from several hundred to several thousand dollars and your costs will not be reimbursed by the Ministry of Health.
-Although the province does provide some coverage for emergency hospital care when you travel outside Canada, the province limits coverage to a maximum daily payment of $75.00, in Canadian funds.  
”-BC州以外にいる間に、もしお医者さんじゃない人から医療サービスを受けたり、もしくはお薬代(処方箋)や救急車の出動要請にかかるお金を求められた場合、君が全代金支払わなきゃいかんよ。
-これらの費用、まあ幅はあれど100万~1000万以上する場合もあるし、しかもBC州に請求しても一切お金払われないからね。
-ちなみに、カナダ国外を旅行した場合の緊急医療にかかる費用限度は1日最大$75(約6,460円!)だよ、注意してね。
 

原文を読むと、MSPが万能ではないことがわかると思う。

やはり言えるのは、
保険のカバー範囲は、圧倒的に「MSP ≪ 海外旅行or留学保険」だということ。

初期投資の面で言うと、もちろん日本の海外保険のほうが断然高いけれど、
他国に旅行することも考えると、なんやかんや、日本の海外保険の方が便利。

しかも、よく考えてみれば、日本の海外保険に加入する場合、
初期投資20万円と言えど、12ヶ月で割ると月額換算で約16,000円

MSP(月額 約3,250円)に比べる断然高いけれど、日本で毎月健康保険代金として自分が払っていた金額を考えると、そこまでアホみたいに高いわけではないし、
むしろ「サポート体制」と「精神的な安心感」を考えると、海外保険って、かなり良心的な値段だとも思う。

それでも、私はできるだけお金をかけたくなかったし、
「現地で生活するなら現地の保険」と謎のこだわりを持っていたので、
BC州の公的健康保険MSPに迷わず加入することにした。

 

■「待機期間」について

これが一番気になる人も多いかもしれない。
実はこの保険、申請する前にちょっと気をつけて欲しいことがある。

それが、申請してから実際に保険証が届くまでに発生する「待機期間」というもの

-New (and returning) residents are required to complete a wait period consisting of the balance of the month in which residence in British Columbia is established, plus two months before benefits can begin.

-新しく越してきた(もしくはBC州に戻ってきた)人は、保険サービスを受けられる前に「待機期間」が発生する。この期間っていうのは、「BC州の住所に住み始めた月の月の残り日数」に「保険サービスが開始される前の2ヶ月間」、つまり約2~3ヶ月を指すよ。

参考元 British ColumbiaHP:https://www2.gov.bc.ca/gov/content/health/health-drug-coverage/msp/bc-residents/eligibility-and-enrolment/how-to-enrol/coverage-wait-period

この「待機時間」が一体どのくらいなのか。これが、本当にネットに情報が載ってなかった。
で、必死に公式HPを読んで見つけたのが上記の文章。
でも、何となくわかったようでわからない…というのが当初思っていたこと。

一つわかるのは、待機期間というのは「BC州に居住を移した月から約2~3ヶ月間」確実に発生するということ。

つまりどういうことかというと「この待機期間の間にカバーできる保険を日本出国前から持っておかないとあかん」ということ。

オーマイガー!

ということで、もしこの記事を見ている人で「バンクーバーに到着してから保険(MSP)加入しよう」と考えているワーホリVISA所持者は、ぜひ以下の「理想的な」申請スケジュールをぜひ参考にしてほしい。

 

【入国してMSPを即申請した場合(理想的な申請スケジュール】

①まずは、日本にいる時に、クレジットカード海外保険(自動付帯)を作っておく

②カナダ・BC州に入国する

③なるべく早く仕事を見つける
※後で触れるが、保険加入には週18時間以上の労働が必須

④仕事ゲットしたら、契約書等、申請に必要な資料を集める

⑤オンラインで申請

⑥待機期間約2ヶ月を経て、日本で加入していたクレジットカード海外保険が切れると同時にMSP保険ゲット

※「クレジットカード海外保険(自動付帯)って何?」という人は、ひとまずGoogleで調べて見てほしい。別記事にする予定だけれど、本当に素晴らしいサービスだと思うので活用してほしい。

皆、これが理想スケジュールですよ、マジで。
私もこう計画していたんだけれど、まあそんなにスムーズに行かず。

ダラダラ申請を怠っていてどうなったかというと、なんと、何の保険にも加入していない期間が12日間発生するという自体に陥った。笑

いやいや、これ、「笑」って打ったけど、よく考えるとむっちゃ恐ろしい。
この間に、万が一何かしら病気を患ったり、車にはねられて救急車に運ばれていたりしたら、自己負担で全額治療費自腹ですよ。恐ろしすぎる。

理想的なスケジュールではなかったけれど、私が無事MSP保険に加入できたスケジュールを以下の図とともに説明してみるね。

【実際の私のスケジュール(保険の綱渡りVer,)】

上の図を詳しく説明したのが以下の通り。矢印の色と、説明部分の色が対応しているように表してあるよ。

日本のクレジットカード海外保険付帯(90日間・無料)へ、渡航前に加入

私は、「楽天カード」「エポスカード」「三井住友アミティエカード」の3つを所持。
海外保険の有効期間は、入国日の4月16日から7月14日。この間の保険代金は0円。

「申請しなきゃ」と焦りつつ日が経ち、やっとMSP申請

そして7月20日にようやくオンラインにてMSP申請。
なんの保険にも加入していない危険ゾーン突入

事故ったらシャレにならん、と思い立ち、現地の民間保険に加入

加入期間は、7月27日~8月31日までの期間で、CA$128.88(約11,110円)
ブリッジス(BIIS)という保険代理店を利用。
日単位で保険加入でき、日本語対応かつ、バンクーバーにオフィスある(もちろん日本人の方が対応してくれる)。

申請してから35日間という予想を遥かに上回る早さでMSPのカードが届く

保険適用開始が、MSPカードが手元に届いた日(8/25)からではなく、8/1~適用になる、ということが判明。

⑤民間保険会社BIISのオフィスに行き、MSPが届いたから解約したい旨を伝える

すると、MSPへの加入開始日、つまり(8/1~)の金額が全て返金対象になることが発覚
この民間保険は、あくまで「MSP申請の待機期間をカバーするための保険」だったそうで、「MSPの保険サービスが開始」された以降の分の保険代金は請求されない、という契約だったらしい。

とまあ、なんかごちゃごちゃしてわかりにくいかも知れないけれど、簡単に言うと

1,90日間は、クレジットカード付帯の(無料の)海外保険でやりすごす

2,それに甘えて、申請するのを怠る

3,90日間有効な保険がきれそうになる

4,あわてて、現地で入れる保険を探して加入(仮として)

5,MSPをようやく申請する

6,意外とすぐ許可がおりて、発行される

7,現地の保険を解約。予想外にお金が戻ってきてラッキー!

みたいな感じ。笑

なぜ、現地の保険で予想外にお金が戻ってきたかというと、
MSPが適用される開始月が「8月」からだったため、先に前払いしていた8月分の現地保険の代金が全て返金対象になったからなの。

▼以下、その返金に関する詳細メール。
蓋を開けてみれば、「7/27~7/31」までの4日間分しかBIIS民間保険の保険代金が請求されず、
「8/1」以降の代金は、ほぼ返金されていた。

こんな感じで、保険の綱渡りをしつつ、無事、ほぼ計画通り(?)MSPサービスを受けることができた、というわけ。

 

【待機期間、まとめ】

と、ここで疑問に思うのが、「待機期間って少なくとも2ヶ月間じゃないの?」ということ。

私も当初はそう思っていたんだけど、現地のHPやら保険会社の情報を漁って達した結論は、

「待機期間」とは、「申請日から」約2~3ヶ月を指すのではなく、

「カナダ・BC州の住所が確定した日から」起算された日数を指す。

これですよ。

これがね、HPの原文や、他HPを何十回も参考にした結果、至った結論ですよみなさん。もう一回原文見てみようか。

New (and returning) residents are required to complete a wait period consisting of the balance of the month in which residence in British Columbia is established, plus two months before benefits can begin.

原文の下線部が、ポイントだと思うんだけど、これってつまり、

「BC州で住所が確定した日」から待機時間を起算しているわけで、
特に「申請してから2ヶ月」とは言及していない、ということ。

つまり、私がたった「35日間」で申請が降りたというトリックは、
ずばり「申請した時点で、私は既にBC州に住んで3ヶ月以上経っていた」こと。
「plus two months before benefits can begin」の2ヶ月間をクリアしていた、ということだね。

ということで、私の経験からアドバイスをまとめてみるね。

■入国してから、即MSPを申請する必要はない

■けれど、日本にいる際、事前に必ず何かしらの保険に3ヶ月分入っておくこと
(待機期間(3ヶ月分)をカバーできる保険に入っておくこと)

※カナダに入国してから民間保険会社入ればいいじゃん!と思うかもしれないけれど、
ワーホリVISA申請の条件として「海外保険に加入していること」が必須だから、
何の保険も付帯せずカナダ入国することは認められていない。

■入国してから2~3週間後を目安に仕事を見つけ、見つけたら即MSP申請する

■万が一、申請してから許可が降りるまでに3ヶ月以上発生しそうな場合、
 現地の民間保険に加入する。

これが「待機期間」攻略の手だと思う!

(3)申請方法 ※ワーキングホリデービザ所有者の場合

ビザの種類によって申請方法が異なる可能性もあるから、ここでは「ワーキングホリデービザ」所有者に限定した、MSP申請方法を紹介するね。

■申請条件

残念ながら、ワーホリビザ所有者なら誰でも取得できる!というわけではないこの保険。

申請には以下条件がある。

Persons on a working holiday program need to have:

  • a working permit valid for at least six consecutive months or more,
  • must be staying in British Columbia for at least six consecutive months, and
  • be working a minimum of 18 hours per week.

参照元:British Columbia HP :https://www2.gov.bc.ca/gov/content/health/health-drug-coverage/msp/bc-residents/eligibility-and-enrolment/are-you-eligible/working-holiday-programs

上の公式HPからの抜粋にもある通り、

  ・ワーホリビザの有効期限が6ヶ月以上あること

  ・6ヶ月以上、BC州に滞在予定であること

  ・最低でも週に18時間は働いていること 

この3つの条件をクリアしている必要がある。

■申請に必要な書類

条件を無事満たしていたら、次のステップ。

申請に必要な書類を集めるよ。必要なのは以下の通り。

To apply for coverage, those with a valid working permit on a working holiday program must submit the Application for Enrolment form with both of the following items to determine eligibility:

  1. Confirmation of your employment in British Columbia with:
    • a copy of your employment contract indicating full-time status or the number of hours worked per week, OR
    • a letter from your employer stating the date employment started and expected to end, and indicate full-time status or the number of hours worked per week.
  2. Confirmation of your departure date from British Columbia

参照元:British Columbia HP :https://www2.gov.bc.ca/gov/content/health/health-drug-coverage/msp/bc-residents/eligibility-and-enrolment/how-to-enrol

簡単に言うと、

1,申請フォーム( Application for Enrolment form )

2,雇用主の確証(下のうちいずれか1つ)

 ◆契約書。1週間の労働時間が明記されたもの

 ◆または、雇用主からのレター。雇用開始日と(予想される)終了日、
  そして1週間の労働時間が明記されたもの

3,BC州からの出発日を確認できる証書

この3つが必要。
申請フォームは余裕で埋められるんだけれど、少し厄介なのがその他2つ。

 

《2,雇用主の確証》

これがね、本当にネットに参考になるものがなかった…。
今後申請する人の訳に立つよう、詳しく説明してみるね。

そもそも、この確証が必要な理由って要は、

・「週に18時間働いている事」が確認できる

・「正式に交された雇用契約」であるということが明記されたものである

ということ。
私こくぶんは、「雇用契約書」は渡されて持っていたけれど、そこには、上のような条件を満たす内容の明記が書かれていなかった。
だから、働いている先のマネージャーに、このHPの原文をメールで送り、「この条件を満たすレターをくれ!」と依頼した。

※「ちょ…英語で依頼メールなんでできないよ…」という泣き言を言う人のために、
私が送ったメールを下に貼っとくよ。今見ると、これが正しい表現か定かじゃないけれど、参考になれば嬉しい。

Subject(件名)Request for sending me a document
===================================

Dear Mr/Ms.○○○,

Hello, It’s ○○○.
Actually, I’m going to apply for Medical Services Plan by myself, but I have to submit a document as below.
I would appreciate it if you could send me a document.

***
Confirmation of your employment in British Columbia with:

  • a copy of your employment contract indicating full-time status or the number of hours worked per week, OR
  • a letter from your employer stating the date employment started and expected to end, and indicate full-time status or the number of hours worked per week.

***

※Refer to the linked URLs for details. 
https://www2.gov.bc.ca/gov/content/health/health-drug-coverage/msp/bc-residents/eligibility-and-enrolment/are-you-eligible/working-holiday-programs

Sorry to bother you when you are very busy.
Thank you so much.

Regards,
○○○○○

 

こんなメールをしたら、ちゃんとマネージャーが秒でA4サイズの資料をくれた!
それがこちら。

素晴らしい…文句なし!!
これ、ちゃんと、正式な契約がわかる雇用開始日(5月31日)と、週に何時間働いているか(パートタイムで、週25時間を基本に働いていること)がわかる。

終了日は明記されてなかったけれど、ビザの期限が明記されている。

ちなみに、後から気がついたんだけれど、この書類、私の名前が間違えていたの。スペルミスだけれど。。。笑

「書類不備があると、再申請に時間がかかる」と脅されていたから、まじで焦ったけれど、なんのこともなく申請は通った。そこ適当かい!と思ったけれど、よ、よかった。。

 

《3,BC州からの出発日を確認できる証書》

最後はこれ。
最も良いのは、「帰国便の航空券」これのコピーがあれば一発OK。

けれど、私は帰国のチケット取ってない…どないすんねん…。

結論から言うと、

・自分で書いたレター

・渡航時の飛行機のチケット(e-ticket)

・ワーホリビザのコピー

の3つを添付したら申請が通った!いえーい!!

というのも、調べまくったら、もし「帰国便のチケット」を取っていない場合でも、どうやら「私はちゃんと帰国する意思があるよ」というレターを自分で書けば申請が通るという情報をゲット。

といいつつ、これもネットになんの情報もなし…。ということで、自分なりに頑張ってに書いた。それがこちら。


何を書いたかというと、

・申請には、帰国日等の確証書類が必要ってことはわかってる

・けど、私は片道チケットしか買ってないの

・一応、渡航日の飛行機のe-ticketを添付するのと、

・私のビザが来年4月までで、ビザが切れたら日本に帰る予定なの。

・このレターが、申請条件を満たす書類になるといいな!

ってことを、頑張って考えて書いた。
そして、なぜか申請落ちない自信があった。絶対通ると思って送った。この自信こそ、最大のポイントだったのかもしれない…。

 

さらに、念のために「渡航時の飛行機のチケット(e-ticket)」も添付。
下の画像、赤丸印が、日本を出国した日だと証明できる部分。
(でも、正直これが何?と思うけど…)

(脱線)Supr!se 経由で航空券を入手した人へ

もし、私こくぶんと同じく、航空券を「surpr!se」という格安航空券をオンラインで販売する会社(運営はH.I.S)から購入した場合、e-ticketを入手するのにちょっと注意してほしい。

普通なら、マイページなど購入履歴などが確認できるページに行けば入手できる。
けれど、私が購入した航空券は、「パスポートチェックイン」という、e-ticketが不要という新しいタイプ?の航空券だった。
だから、マイページ内どこを探しても、e-ticketを確認できる場所がなく困った。

(パスポートチェックインの場合のe-ticketの発行方法)
・サイトHP「問い合わせ」から、「e-ticketを発行してほしい」旨を記入して連絡

・数日後、そのメールに添付される形でe-ticketを確認。なお、この場合の発行手数料は初回無料で、2回目以降は有料になるとのことだった。

以上、こんな感じに資料を集めたよ。
あ、ちなみに「ワーホリビザのコピー」に関しては、
渡航後、カナダ入国の際にイミグレーションオフィスで発行されるものの表面だけをスキャンし、JPEG形式にて添付したよ。

■申請方法

こんな感じで、必要な資料を集めれば、あとはオンラインで申請するだけ!
資料さえ集められれば、なんとかなりそうでしょ?

申請方法について、とあるサイトでは、「郵送で申請できます」みたいな事が言われてたけど、郵送より断然、オンライン申請をおすすめする。速いし、送料もかからない。

「でも、オンラインでどうやればいいの!?」という死にそうな人のために、以下ざっくり親切に画像付きで解説するね。

 

1、MSP申請のサイトに飛ぶ

「Apply for MSP」(MSPの申請)
 https://my.gov.bc.ca/msp/application/prepare

 

2、申請をする前の注意事項を承諾して進む。

「個人情報への注意喚起と取扱い」について

・公共の場のPCなど、個人情報流出の可能性が高い場所で申請しないほうがいい、

・個人情報はMSP以外の目的では使わないよ、

的なことを言ってるんだと思う。

これを踏まえた上で、
☑I have read and understand this informationよく読んで理解しましたよ)
これにチェックマークを入れて、「Continue」(続ける)をクリック。

 

3,BC州に現在住んでるかどうか?

”Do you currently live in British Columbia (i.e. Do you have an address here)?”
BC州に現在住んでいますか?

もちろん、「Yes」で。

 

4,6ヶ月以上、BC州を離れる予定はある?(本人または一等親)

”Will you or anyone in your immediate family (included on this application) be away from B.C. for more than 30 days in total over the next six months?
あなた本人、もしくは今回の申請に含まれる親族が、この先6ヶ月間、合計30日以上BC州から離れる予定はありますか?

「No」で
離れる(=Yes)にしちゃうと、対象外になっちゃうよ~

 

5、申請者(自分)が以下3つの状況であるかどうか

”Is anyone you’re applying for
・A student returning to your home province at the end of a course or program; or
・A minor (under the age of 16) who needs to have their own individual account; or
・Seeking refugee status and is not approved yet”

以下に該当するかどうか?
・学生で、学校終わったら自分の州に戻る(BC州を離れる)
・16歳以下である
・難民申請待ちのステータスである

もちろん、「No」で。

 

6、所持しているビザのステータスを選択

“Your Status in Canada

 

 
 
 

あなたのカナダでのステータス(状態)は?
・カナダ国民
・永住権所持者
・一時的な居住権
 ◯ワーホリビザ(BC州)
 ◯学生ビザ  (BC州)
 ◯主教従事者
 ◯外交官

もちろん、「一時的な居住」かつ「ワーホリ」欄にチェック。

ここまで入力し終わると、画面右側に「各書類添付コーナー」が現れる。

 

7、必要書類を添付する

上の画像の、イラスト付きの「Upload another file」って所をクリックしていけば複数の資料をアップロードできるよ。

アップロードの際の注意点
・資料は、スキャンしたものや写真を撮ったものでOK 
・資料は、角から角まで全体が表示されるようにすること
・資料のサイズは、少なくとも「1000×1500ピクセル」であること
・向きに注意。逆さまや横向きにならないように
・ぼやけたりせず、鮮明で読みやすいものであること
・ファイルの種類は、JPG・PNG・GIF・BMPであること。
 ※PDFファイルは不可!!

※アップロードする資料をおさらい

■雇用主の確証(下のうちいずれか1つ)

 ・契約書。1週間の労働時間が明記されたもの

 ・または、雇用主からのレター。雇用開始日と(予想される)終了日、そして1週間の労働時間が明記されたもの

■BC州からの出発日を確認できる証書

これらを証明できる書類。(枚数に決まりは特になさそう)

なお、要注意なのが、「PDF」での添付がNGなこと。
だから、wordだったり、JPEGの形式で保管・添付するように!

(参照)
画像添付の場合、サイズの規定がMAXで「1000×1500ピクセル」とある。
これ、どないすればいいの!?という人、安心してほしい。
OSがWindowsであれば、「ペイント」の「サイズ変更」を使えば、ピクセル指定にてサイズを変更できる。

 

8、個人情報を入力する

資料を添付し終ったら、後は個人情報を入力して終わり。一応、和訳を載せておくね。

・Fist Name(名前)
・Last Name(名字)
 ※山田太郎だったら、「太郎」がFist Nameになるよ。
・Gender(性別)
・Birthdate(生年月日)

・Which country are you moving from?
 どの国から引っ越してくるの?

・Have you moved to BC permanently?
 BCにずっと住むために引っ越してきたの?

・Arrival date in BC/Arrival date in Canada
 BC州への到着日/カナダへの到着日

・Have you been outside BC for more than 30 days in total  in the past 12 months
 過去12ヶ月以内に、BC州以外の場所に住んでたことがあるか

・Do you have a previous BC Personal Health Number?
 以前のBC州の個人保険番号があるか

・Are you a full-time student in BC
 BC州の学生かどうか
 ※もし、フルタイムで学校に行ってたら「Yes」で!

 

9、引き続き、個人情報を入力する(住所)

・Full street address or rural route(BC州の住所)
・City             (都市)
・Postal or zip code       (郵便番号)
・Phone number(電話番号 ※冒頭の番号「1~」は省いてOK)

 

10、今まで入力した情報を確認する

次の画面に進むと、申請のために入力した内容を確認する最終段階に入るよ。

間違えると、再申請等、また時間がかかる可能性があるから、必ずチェックしてね!

 

11、最後に、申請を確定する

ミス・漏れが無いことを確認したら、最後に規約的なものに合意して、セキュリティーコードのようなものを入力して、申請を確定させれば終了!

 

以上が、オンライン申請の手順。
資料さえ揃っていれば、スーパー簡単、郵送なんてする必要マジでない!簡単でしょ?

近代テクノロジーに感謝しつつ、あとは結果を待つのみ。
ちなみに、「申請ステータス」を確認できるマイページ的なものは無い

とりあえず、下画像に表示されている「REFERENCE#~」を控えておき、何かあったら問い合わせてね、的な感じだったよ

最後に、”What happens next”(次に何が起こるか)と書かれた部分で赤線を引いたところを見てほしい。

” Allow 21 business days for your application to be processed” 
あなたの申請を処理するのに21日営業日かかるよ

この部分。

先程、「待機期間」について触れたけれども、
ここで言う「21日営業日」というのは、待機期間には入らないので注意。
あくまで、処理を進める上での期間であって、この処理が完了してから「待機期間」が発生するよ

まあ、とりあえず、鳴くまでまとうホトトギス。
気長に待ちましょう。

(4)申請結果。許可が降り、ついに手元に届く!

以上の過程を経た後、手元にこんなペラッペラの封筒が届いたら、無事MSPゲット!いえーい!

私こくぶんの場合、バンクーバーに滞在している期間が申請時点で3ヶ月を超えていたから、
「待機時間」というのが実質かからず、21営業日かかる予告された「処理時間」を待つのみだった。

だから、申請してから35日という最速レベルで届いたということね。
本当によかった…。

なお、中身は至ってシンプルだったよ。
画像下、左側にあるのがMSPのカード。
日本の健康保健証と同じサイズ、名刺サイズかな。

 

2,まとめ

以上!!

かなり長くなったけれど、
おそらくここまで詳しく親切丁寧にMSP申請について説明している記事はないと思う。

といいつつ、あくまでこれは「2018年度」の内容であって、
都度改定される可能性は高いから、必ず情報は最新のものを参考にしてほしい。

最後にまとめ。
冒頭でも言ったけれど、

■ワーホリ行くのに20万もの日本の海外保険への加入は必須ではない

■渡航先で保険に加入するという手段があり、そちらの方がはるかに安い

■が、日本の海外保険に入っておくと、補償内容や精神的安心がついてくるから、
 お金が許す人は絶対に入っておいた方がいい!

と私は心からアドバイスしたい。

また別記事で「実際にMSPにお世話になった」内容を載せるので、合わせて参考にしてほしい

以上。誰かのためになれば嬉しい。