【カナダ・バンクーバー】語学学校に通うに際しての注意点。何ヶ月通えばOK?どんなコースを取ればOK?

【カナダ・バンクーバー】語学学校に通うに際しての注意点。何ヶ月通えばOK?どんなコースを取ればOK?

【要点】

■英語初~中級者なら、語学学校に通う期間は3~4ヶ月半が目安

■英語初~中級者なら、迷わず総合(一般)英語コースを

■語学学校間で違いが出るのは「選択コース」と「+αのサービス」

【この記事はこんな方向け】

・語学学校に通うに際して、どれくらいの期間、
 どんなコースに通えばいいか知りたい人

・語学学校って結局どこも同じ?どんな違いはあるのか知りたい人

・語学学校を選ぶ上で注意することが何か気になる人

やっほー、ポジティブめがね・こくぶん(@CocobunYummy)です。

語学学校に関する記事は、以前に下2つの記事を書いたけれど、

それでも、どう決めていいかまだ悩んでいる人が画面の向こうにいるかもしれない!
とふと思い立ち、自分が語学学校を探した時のことを思い出して今回も記事にしようと思う。

今回は、
「そもそも、語学学校ってどのくらい通えばいいの?
 コースがいろいろあるけれど、どれを取ればいいの?」

という、学校を比較検討する一歩前の段階について、
私こくぶんの経験と結果を踏まえながらアイディアをシェアしていこうと思う。

【過去記事】

【カナダ・バンクーバー】どう語学学校を選んで決めるか。わかる、めっちゃ悩むよね。

【カナダ・バンクーバー】語学学校を日本で決める前に。「トライアルレッスン」に申込んでから決めない?

 

1,語学学校に通うに際しての注意点。
まずはここを見てほしい

(1)語学学校って何ヶ月通えばいいの?

①「1,000時間」を学習時間の目安に期間を考えてみる

語学学校に何ヶ月通えばいいか。
結論としてシェアしたいアイディアがこちら。

英語学習の第一ステップとして、とことん「1,000時間」英語漬けになれる期間通ってみる

なぜ「1,000時間」のアイディアをシェアしたいかというと、理由は2つ。

①習得しようとしているものに対して1,000時間 訓練を積むと、
 ブレイクスルーが起こる、と言う理論がある

②私こくぶんが「3ヶ月約900時間」
 英語漬けになって「プレイクスルー」を実感したから

語学習得において1つ目安である「1,000時間理論」について。

これ、私こくぶんは中古本屋でたまたま見つけた
宮下 裕介著「海外経験ゼロ。それでもTOEIC900点」
からその理論のようなものを知ったんだけれど、

しかし正直、科学的根拠はあるのかとても謎なところ。

が、信頼できそうなネットでもいくつか同じようなことを言っている記事があって、
その内容を引用すると、以下の通り。

「1,000時間理論」とは、どんな分野においても1,000時間の訓練を継続することで一人前のレベルに達するという理論です。

この「1,000時間」というのはブレイクスルーが起きるポイントの目安の一つとして使われています。

また、語学の分野でもこの理論が用いられることが多く、目標によって以下のような時間を学習に費やす必要があると言われています。

・100時間であれば脱初心者レベル
・1,000時間であれば中級者レベル
・1,0000時間であればプロレベル

引用:「ペラペラ部」英語学習における1,000時間理論の問題点と解決法

なんかざっくりしている気もするけれど、目安としては確かにわかりやすい。

 

じゃあ、何ヶ月語学学校に通ったら、その1,000時間をクリアできるか

以下、3つのパターンを例にとってみよう。


▲何ヶ月で1000時間学習を達成するかの、ざっくり図(こくぶん作)

図がざっくりすぎるって?
じゃあ、以下文字にしたものも合わせて参照してほしい。

3ヶ月で達成 1日12時間勉強      (84日・約3ヶ月で1008時間)

4ヶ月で達成 平日12時間+休日2時間勉強(110日・約4ヶ月で1000時間)

4.5ヶ月で達成  1日8時間勉強         (125日・約4.5ヶ月で1000時間)

つまり、極論を言うと
「3ヶ月間、脇目も振らず12時間(授業含め)勉強すれば1000時間を達成できる」
ということ。

ただし、この場合、相当ストイックな生活になることは間違いない
例えば…

・友達からの誘いを断る
・週末のTGIF飲みも断る
・土日に開催されるイベントも行かない

うん、これは寂しい。

ちなみに、グラフにするとこんな感じ。

寝るか、勉強するか、まるで受験生のような生活の円グラフだね。

こんな感じで、全て我慢して毎日3ヶ月勉強すれば、初級から中級レベルまでに持っていくことができる可能性がある、ということ。(正直、Oh My Gosh…)

さすがにこれは…という場合は、

・平日は学校6時間+自主学習6時間のスケジュールを維持
・土日は、朝早めに起きてカフェで2時間勉強して、後はとことん遊ぶ

というスケジュールでもいいかもしれない(三角のグラフで言うと、真ん中の水色
これもまあまあストイックだけれど、約4ヶ月で1,000時間を達成できる計算。

つまり、「1,000時間理論」から考えると、

初~中級者が語学学校に通うなら、だいたい4ヶ月以上通うことが一つの目安

であると言える。

 

②フィリピン短期留学で、3ヶ月900時間英語漬けでブレイクスルーした話

「1,000時間理論」について語っておいて、じゃあ実際どうなの?それって本当?
と気になるところだろうから、

実際に私こくぶんが身を持って経験した事があるから、合わせてシェアしたいと思う。

結論は、まさに表題の通りなんだけれど、私こくぶんは

フィリピン短期留学3ヶ月間で約900時間英語漬けになった結果、
ブレイクスルーを体感した。

まあ、100時間も少ないけれど、
「1,000時間理論」というのはあながち間違いない理論だと言いたい、ということを言いたい。

もう少し詳しく、私こくぶんがフィリピンでの短期留学で
どのくらいの時間を勉強に費やしたか説明したいと思う。

【留学期間】92日間(約3ヶ月)
【学校授業】1日8時間、マンツーマンでの授業
【自主学習】平日:授業後に毎日4~5時間
      土日:10~12時間
     (※もちろん遊びに行く土日もあった)

【1日の平均学習時間】11~12時間

知ってる人もいるだろうけれど、フィリピン留学はカナダと違い「マンツーマン授業」が主流。

これがカナダでの留学とどう違うか。

一言で言うなら、勉強の質も量も、全く違う。

とてもざっくり比較して説明すると、以下のような感じになる。


※グループ授業や授業時間については、もちろん学校ごとに異なる場合もあるので、あしからず

フィリピンでの留学は、まさに上の写真の通り「1対1・マンツーマン」で行われる。

私こくぶんが通っていた学校を例にとると、朝8時から17時まで、
昼ご飯以外の8時間ずーーーーーっと英語で授業。

もちろん先生は日本語を話さないから、授業も質問も、全て英語。

この8時間の授業中は、先生と1対1。マンツーマン。
つまり、他生徒がないから、とにかく英語を聞いて話するしかない。

このあたりが、決定的にカナダの留学とは異なる。
8~15人もいるグループ授業だと、積極的に発言しなければ英語を話す機会なんてほぼ無い

 

さらに、フィリピン留学のすごいところが、学校の敷地内に寮(ドミトリー)がある点
(※ドミトリー併設ではない学校もある。
 ちなみに写真は、実際に私こくぶんがフィリピンで生活していたドミトリーの写真

だから、授業クラスまでの移動時間が、遠い部屋でも5分にも満たない。

私こくぶんの場合、朝8時の授業に、7時55分に起きても間に合うくらい、
すぐ近くにクラスがあった位。

これはつまり「英語漬け」になる環境が最大限に整っていることを指す

■1日8時間、みっちりマンツーマンで英語を学び話した後
■すぐ部屋に戻って仮眠をして
■自習室で4~5時間自主学習をする

この結果、
1日あたり平均11~12時間英語を勉強時間を十分に確保することができた。

もちろん、友達と土日や週末に飲んだり遊びに行ったりしたけれど、
「とにかく3ヶ月は娯楽より語学」と腹をくくって、土日も勉強しまくった。

で、結局この3ヶ月間で、時間的にどのくらい勉強したか。

92日ー14日(娯楽分)=78日×12時間=936時間

つまり、ヶ月で約900時間、みっちり勉強したことになる。

 

で、この約900時間、英語漬けになったことで起きたこと、それが「ブレイクスルー」

【補足】英語学習におけるブレイクスルーとは?

英語力が一定のレベルに到達したとき、急激に上達を実感すること
(例)

・今まで聞き取れなかった英語が聞き取れ、理解できるようになる
・英語を「考えてから話す」のではなく「話しながら考えられる」ようになる

フィリピンで、まさに受験生のように勉強しまくった結果、最終的には

■先生が話している内容が8割わかる(感覚値)

■今まで、相槌しか打てなかったのが、先生の発言にリアクションしたり、
 質問をしたり、自分の意見を伝えることができるようになった

といったような状態になっていた。
これがまさに「ブレイクスルーか!」と実感できるくらい、とても新鮮な体験だった

 

もっと実質的な証拠を最後に提示してみよう。

下の写真は、私こくぶんが渡航前と渡航後に受けたTOEICの点数の画像。
※渡航前のスコアについて…渡航前にTOEICを受けるのを失念したので、
渡航前からさかのぼって一番新しいTOEICスコアを載せてるよ。あしからず。

《Before》

 

《After》

こんな感じで、渡航前415点渡航後700点と、結果もきちんと出た。

ちなみに、TOEIC対策のための勉強は全くしておらず、語学学校での授業と予復習でここまでなったから、かけた時間(約900時間)の間に、圧倒的に英語漬けになったのはこの成果に確実に結びついていると思う。

 

以上のことから、「何ヶ月間語学学校に通えばいいか」というアイディアについて、
もう1度以下の通りシェアしてみよう。

英語学習の第一ステップとして、とことん「1,000時間」英語漬けになれる期間通ってみる

 

 

(2)何のコースを取ればいいの?

①英語初級~中級なら、迷わず総合英語を

なぜか。結論から言えば、
「総合英語」コースが、最もバランス良く英語を学べるから

 

そもそも、語学学校にどんな「コース」があるのか。

私こくぶんは、バンクーバーにある語学学校6校のトライアルレッスンと学校見学に行ったことがあるんだけれど、それら6校をみると、どの学校もコースは大きく分けて以下2つだった。

■Main Course(主なコース):一般(総合)英語

■Others(その他コース)      :それぞれ「進学準備」「ビジネス英語」「テスト対策」

では、どのコースを取るべきか。

もし、あなたが英語初級~中級者(TOEICで400~600点)であれば、
迷わず「一般(総合)英語(General English)」を選択することをおすすめしたい

総合英語の授業でどんなことをやるかというと、
1冊のテキストブックを通して、英語学習を構成する以下4要素を
まんべんなく鍛えながら勉強していく。

(例)一般英語の授業の進め方

■「環境問題」というのがその日のテキストのテーマ

①中~長文を読解
②ボキャブラリー(語彙)をチェック
③グラマー(文法)をチェック
④簡単な問題を解く
⑤テーマに対して議論

これら一連の授業中に、先に挙げた4要素を取り入れながら授業は進められていく

そして、この「総合英語」こそ、英語を最もバランス良く学べるコースになっているのだ。

 

ではなぜ英語初級~中級者は、この「最もバランス良く学べる」コースを取るべきなのか。

答えはシンプルで、
もともと自分で持っている英語の基礎知識や情報などのストックが乏しいから

だから、いくら英語を「話したい」と望んでも、何をどう組み合わせて話せばよいか迷子になる
つまり、アウトプットしようにもアウトプット出来ない

例えて言えば、

料理が全く出来ない人が、
いくら「美味しいハンバーグを作りたい」と望んでも、
そもそも一体何の材料が必要で、それをどう包丁や調理器具を使って調理し、料理するか?

という基礎的な知識がなければ、そりゃ作るなんて、むしろ「美味しく」作るなんて難しいよね、

まるでそれと似ていて、

英語がほとんどできない人は、まずは、英語でコミュニケーションをとるための「土台」となる部分をまんべんなく学べる「総合英語」コースを取ろう。


▲基礎英語が無いと「アウトプット」するための引き出しがないから、そもそも「インプット」が必要

 

 

②スピーキング、ビジネス英語よりも、まずは総合英語を

これは私こくぶんにこそ言えたことなんだけれど、もし以下に当てはまる人がいたら、
ぜひこれからシェアするアドバイスを参考にしてほしい。

【以下に当てはまったら…】

☑ 社会人経験がある

☑ 仕事を退職した後に、留学・ワーホリに行く or 来た

☑ 自分のキャリアアップのためにも、ビジネス英語を学びたい

☑ とにかく英語が話せるようになりたい(アウトプット重視)

 

まあ、当てはまりそうな人は多そうだけれど、

これらに当てはまった上で、次の項目も該当するかどうかチェックしてほしい

 

【さらに、以下には当てはまるか…】

☑ 英語レベルは初級~中級である
 (TOEIC:400~600 程度)

☑ 学ぼうとしている分野の知識量が少ない

☑ 英語での発言力、プレゼン力に自信がない

ちなみに。
渡航前の私こくぶんは、まさに、これら全てに当てはまっていた。

だって、仕事を辞めてまで、自分の今後の人生(キャリア)のために留学&ワーキングホリデーに行こうとしていたから、

■専門分野ではなく、一般的なビジネス英語を学びたい
■初級レベルでもいいから、マーケティング分野を学びたい
■日本で、友達と話すような雑談を英語でも話せるレベルになりたい

といった事を、欲張って考えていた。

そのため、現地バンクーバーでは「ビジネス英語」を選択できる語学学校を選んで、
実際に毎日ビジネス英語の授業を1.5時間勉強していた。

だからこそ、だからこそ伝えたい。

もしも以上の点に当てはまる人で、
スピーキング特化コースや、ビジネス英語を選択しようとしている人は、
マジで授業についていけない可能性が高いから、よく考え直してほしい。

理由は以下の通り

【マジで授業についていけないかも、の理由】

■周りの学生のスピーキング力や発言力がすごくて、
「英語を話すチャンスをなかなか掴めない」もしくは
「自分の英語での発言に自信が持てず、発言できない」まま授業が終わる

そもそも、英語が聞き取れず、
 何を話している or 議論しているかわからずに、取り残される

ビジネス英語に関しては、ビジネスに関する語彙(ボキャブラリー)が乏しくて、
 その意味を調べているうちに、どんどん授業が進み、取り残される

■授業の「議論」の時間や「プレゼン発表」の時、自分が空気になる

これ、ほぼ私こくぶんが実際に体験、というか挫折したことなんだけどね。

中級レベルの英語力があったし、社会人として働いていたから、
それら今までに培ってきたものでいけるっしょ!と高をくくっていたけれど、甘かった。

上のことに加えて、例えば

■「ビジネス英語」クラスを受けている学生の多くが
「専門分野での職業的バックグラウンド」があり、知識や経験としてのレベルも高い

■かつ、自分の意見を「英語で主張する」ことが出来るレベル(中の上~上級者)が多い

【一緒のクラスにいた人たちの例】

・企業のマーケティング部で働いていた経験があるメキシコ人
・IT系の営業でガンガン仕事をしていた韓国人
・弁護士として働いていたブラジル人

 

つまり、

 

■そもそも、社会人としてスキルや経験があって、
■自分の考えや意見をしっかり持って、発言することができる。
■それに加え、文法や発音はともかく「英語で自分の考えを発言する」力がある人たち

と一緒に勉強するようになる、わけである。

全部の語学学校のビジネス英語クラスにいる学生がこのような方々ばかりではないと思うけれど、
私こくぶんが実際に授業を受けて、一緒に学んだ友達は、本当に優秀で、しっかりとした人達だったから、その経験をシェアさせてみたいよ。

「ビジネス英語を勉強したい」
「スピーキング特化クラスで、がんがん英語を話したい」

そう考えている人は、ぜひ以上の私の経験を少し参考にしながら、
自分がまず何の勉強をすべきか一度見直してみてほしい。

ちなみに、もちろん「当たって砕けろ」精神でチャレンジしても良いと思う。
サバイバルな環境の方が伸び率が高い人は、それでもいいかもしれない。

 

(3)コース選択時の注意点!「週○レッスン」or「週○時間」

①トリッキーな表記に注意。週何時間か見極めて

総合英語でもビジネス英語でも、とにかく自分が取るべきコースを選んだら、
ここでちょっと注意してほしい点がある。

それが、コースに含まれるレッスン数(授業数)の表記について

私こくぶんが、6校のトライアルレッスンを受けた後、それぞれを比較した時にふと気がついたことなんだけれど、実は、学校によって表記が微妙に違う。

具体的には、主に以下の2通りの表記があった。

「週○レッスン」
「週○時間」

そしてこの表記がなかなかトリッキーだから、学校やコースを選ぶ際に注意してほしい。

 

例えば、「Vanwest College Vancouver」の場合をみてみよう。

ここでは「総合英語」コースを受けるとして、そこから週に何レッスン受けるかによって、
以下3つからさらに選ぶことができるようになっている。

■CORE(基礎)     週20レッスン

■INTENSIVE(集中) 週25レッスン

■OPTIMUM(最適)  週30レッスン 

これだけ見ると、例えば一番上の「CORE」だと、
週に20レッスン(1日4レッスン=4時間)も受けることができる!
と思っちゃうかもしれない。

が、実はこの学校、「1レッスン=45分」の設定になってる

それを踏まえて、
先程紹介コース内容の表記を「レッスン」から「時間」に変えてもう一度見てみよう。

■CORE(基礎)
週20レッスン 週15時間  (1日3時間)

■INTENSIVE(集中)
週25レッスン 週18.75時間(1日3.75時間)

■OPTIMUM(最適)
週30レッスン 週22.5時間  (1日4.5時間) 

「1レッスン」という単位を、「時間」に変えて見ると、

「週20レッスン」=「週15時間」だし、
「週30レッスン」=「週22.5時間」になる。

なるほど、見せ方がうまい。

一方、別の学校ではどうか。

例えば、スピーキング授業に定評のある「inlingua Vancouver」という語学学校の「総合英語」では、以下の3つの授業数で選ぶことができる。

■Intensive     週20時間  (1日平均4時間)

■Super Intensive 週26時間  (1日平均5.2時間)

■Accelerated    週23.5時間(1日平均4.7時間)

この学校では、「レッスン」という表記ではなく「時間」となっているため、
一発で週辺りの授業時間数がわかる

 

で、なぜ授業数がそんなに「注意」なのか。

それは、学校を選ぶ際の大きな基準になる「費用」に関わってくるから。

つまり

「授業時間が少なくて高い学校」よりも、
「授業時間が多くて、割安な学校」の方が、

お金のかかる留学・ワーホリで重要な判断基準になるからね

 

②語学学校6校の1時間あたり料金を比較してみた

じゃあ、学校を選ぶ際の大きな基準になる「費用」について、
学校によってどのくらい料金の差があるか。

気になるところだと思うから、
私こくぶんがトライアルレッスン&見学に行った合計6校を比較してみよう。

【参考】トライアルレッスンで行った6校

Vanwest College Vancouver
LAB-Languages Across Borders-(旧CSLI)
VGC International College
inlingua Vancouver
iTTTi Vancouver
VIC -Vancouver International College- 

※ちなみに「非営利団体組織」が運営するバンクーバーの格安語学学校のレポートも有り
 LCC(Language&Career College )

 

ではまず、上の図。

これは、「1ヶ月フルタイムで語学学校に通った場合の費用」について、
各校の料金(グリーン棒グラフ)と平均値(オレンジ線)を表したもの。

平均は、146,838円

でも、同じ1ヶ月間通うにしても、一番安い費用の学校と高い費用の学校で、
差はなんと約12,000円。
良い感じの冬服コートが買えるくらい、なかなかの差額。

【注意点】

■多くの語学学校では、長く通えば通うだけ割引を受けることができる
 1ヶ月間だけ通うとなると、ちょっと割高になるので、ご留意を。

■上記の金額の中には「入学金、教材費、その他事務手数料」など、
 各学校ごとに入学時にかかる料金は込で表記している

 

ただし、これだけだと
「授業時間が少なくて高い学校」なのか、
「授業時間が多くて、割安な学校」なのか判別がつかない。

そこで「1時間あたりの授業料」を比べてみて、
どの学校が「授業時間が多くて、割安」なのか見てみよう。

 

するとご覧の通り。

1ヶ月の費用全体では、平均以下の料金だった「Vanwest」が、1時間あたりの授業料で見ると最も高いことがわかる。

また、LAB(旧CSLI)やiTTTiは、総合的にコスパの良い学校だということも見えてきた。

こんな具合に、費用合計では安く見えても、蓋を開けてみれば授業時間数が少なくて、
結果、「もの足りない…」ってことがあるかもしれないから、

学校やコースを選ぶ場合は、
できるだけ「週あたり何時間授業があるか」をチェックしておこう。

そして、その際は「週◯レッスン」と「週◯時間」の学校独自のトリッキーな表記に注意してね。

 

語学学校や、コースについて比較検討する場合は、
「費用合計」だけでなく「1時間あたりの授業料」も検討材料に入れよう

 

(4)選択コースに違いがある

語学学校ごとに違うこととして、「選択コース」についてもぜひ紹介しておきたい。

先程、語学学校では主に2つのコース

・総合(一般)英語
・その他(進学準備・ビジネス英語・テスト対策)

がある、と紹介した。

この内、英語初級~中級者は、ぜひ「総合英語」をと言ったけれど、これに加えて
「選択英語クラス」を追加することができる学校がほとんど(もちろん有料)。

どういうことか、下の図で説明するね。

この図は、「総合英語コース」を取った場合の時間割り。
たいていの語学学校は、こんな感じのスケジュールになる。

午前中は、英語を総合的に学ぶクラス(表の①)で、
午後になったら、選択英語クラスを1つ(表の②)もしくは2つ(表の③)組み合わて取れるイメージ。

ちなみに…「選択英語クラス」は、必須ではない

どの学校でも、選択英語は自分の予算と希望に応じて1つでも2つでも、
むしろ取らなくてもOK。完全に自分のアレンジ次第。必須ではない。

まあ、たいていの学生が選択英語クラスを取るんだけれど、
この選べるクラスの幅が、学校によってまあまあ異なる。

 

inlingua Vancouver(インリングア バンクーバー)

例えば、6校のうち、
最も取れる選択コースの幅が広かったのが inlingua Vancouver(インリングア バンクーバー)
画像のセンスの無さは申し訳ない限りですが、下のように17つからも選べる。
(※時期によって開講していないコースもあるので注意)

 

 

iTTTi Vancouver (イッテ バンクーバー)

日本人経営の学校 iTTTi Vancouver の場合、
普通だと「総合英語」ではなく「専門コース」で開講しているような

・TOEIC/TOEFLなどの各試験対策
・ビジネス英語クラス
・仕事準備英語

などがあったりして、これはなかなか素敵な選択。

 

 

VIC -Vancouver International College- (ブイアイシー)

私こくぶんが実際に通ったVIC -Vancouver International College- という学校の場合

・英語の発音を正しくレッスンして練習することができる「発音矯正」
・生徒が話す英語を、正しい文法や言い回しになおしてくれる「スピーキングクリニック」

など、なかなかコアな選択クラスがあったりした。

 

こんな感じで、一言に「選択英語クラス」といっても、学校によって意外と違う。

だから「決め手」に迷ったら、取れる選択英語クラスの幅を見てみるのもいいかもしれない。

各学校とも、「総合英語」のクラスは似たりよったりだから、
選択英語コースで、どんなクラスを取れるか見て比較してみるのもあり

 

(5)+αのサービスに違いがある

+αのサービスとは何か?というと、
ずばり「授業以外に行っているワークショップや特別クラスなどのサービス」のこと。

具体的にどんなものがあるか、実際にトライアルレッスンに行った学校でみかけた
「+αのサービス」について一例を以下挙げてみるね。

 

Languages Across Borders (LAB)


写真:評判の学校特集 Milestone Canadaより

■+αというか授業料込だが「金曜日がまるまるアクティビティの日」になっている

■ふつうの語学学校だと「アクティビティ」と言えば
  ・放課後に
  ・半分“娯楽”みたいな位置付けで
  ・参加したい学生だけが参加する
 スタイルを取っている場合が多い。

■けれど、この学校の場合は、
 アクティビティも「課外授業の一環」として、スポーツやレクリエーション、
 イベントなどを通して、座学では学べない、よりナチュラルな英語を身につけ
 る場として位置づけている

 

 

VGC International College 

ワーキングホリデー人のために行っている無料のワークショップ(隔週)がある

■内容も、仕事を探している人にはとても嬉しい
 「レジュメ作成方法」や「面接のアドバイス」など。

これは、6校行った中でここしか行っていなかったサービス。これは嬉しい。

 

 

VIC -Vancouver International College

■私こくぶんが実際に通った語学学校で、
 この+αサービスが決めてになったくらい、素晴らしいサービス。

月~木の授業終了後、無料のクラスが開催されていて、
 自分が好きな授業に参加することができる。

■授業も無料開催の割に面白くて、
・コーヒーを飲みながら話そう
・サバイバルイングリッシュ
・英語の音楽で学ぼう
・英語のスラングを学ぼう

みたいな感じ。
さすがに通常授業ほどではなく緩いけれど、これが毎日無料なのは素直にすごい。

 

2,ちょっと意外、正直どこも同じ

さて、次は「どんな語学学校でも、さして変わらないな」と思った内容について、
私こくぶんの実体験をベースに、いくつか紹介してみようと思う。

 

(1)一般英語の授業内容は、正直どこも同じ

多くの人が選ぶようになるであろう「一般(総合)英語」の授業。

6校トライアルレッスンを受けて感じたのは「どこも同じだったな」ということ。

何が同じだったかというと、

■授業の進め方が、たいてい同じ

■テキストブックを基に授業が進む

■テキストブックの内容も、たいてい同じ
(Listening, Reading, Writing, Speaking4要素をベースに、
 語彙・文法・構文などの基礎をまんべんなくカバーする構成)

こんな感じ。
ちなみに、授業の進み方について、さっきも書いた内容をもう一度。

(例)一般英語の授業の進み方

■「環境問題」というのがその日のテキストのテーマ

①中~長文を読解
②ボキャブラリー(語彙)をチェック
③グラマー(文法)をチェック
④簡単な問題を解く
⑤テーマに対して議論

つまり何が言いたいかというと、

もし、あなたが語学学校を決めかねていて、
現地でトライアルレッスンを受けて決めようとしていたら、

ぜひ「一般英語」ではなく、例えば選択コースとか、もしくはその学校が得意としているもの
(スピーキング特化クラスなど)のレッスンを受けてみた方がおすすめ

 

■一般(総合)英語の授業は、たいていどの語学学校でも同じ内容

■その学校が得意としている分野や、その学校を特徴付けるような授業、
 もしくは「選択授業」に注目した方が比較しやすい

 

(2)国籍比率は、正直どこも同じ

これ、結構みんな気にしているかもしれない。国籍比率。

私の経験ベースから結論を言うと、国籍比率って、正直どこも大差ない。
だから、国籍比率重視で語学学校を探そうとすると、徒労に終わる可能性がある

ほんの参考程度だけれど、ちょっとしたデータを。

以下の図は、トライアルレッスンに参加したクラス、語学学校6校分の国籍比率を表したもの。


※トライアルレッスンを受けた期間は2018年4月下旬(閑散シーズンにあたる
※いずれの語学学校も「中級レベル」のトライアルレッスンを受講

注目してほしいのは、オレンジ色「日本」青色「韓国」が合計で占める割合。

驚くことに、6校全て60%以上も日本人と韓国人でクラスが構成されているという点。
これはつまり、10人のクラスだったら、6人は日本&韓国人という割合。

ちなみに、ちゃんと各平均値を出すと、以下の通り。


※日本人経営「iTTTi」が日本人率が多いため、平均値が底上げされている

とはいえ、このデータは「私こくぶんが行った学校のみ」+「閑散期の4月」ということで、
自分で載せておいてなんだけれど、信頼性のあるデータでは無い。

というのも、夏場は南米からの留学生が増えるから、もう少し日本+韓国人の割合は下がる。

でも、ここで特にシェアしたいのは
「国籍比率は、語学学校間でたいした差は無い」ということ。

グラフでも察してもらえるかもしれないけれど、

大抵の語学学校は「日本+韓国」そして「南米(ブラジル・チリ・南米じゃないけれど中米メキシコ)」からの留学生で構成されている。

つまり、どんなにあなたが「日本人が少ない学校が良い」と望んでも、
日本の留学エージェントで斡旋されている語学学校で有る限り日本人はいるし、

同じアジア人の韓国人も一定数いるということを、なんとなく認知しておいてほしい。

 

シーズンによって国籍比はもちろん変わる

■バンクーバーの語学学校は、夏場の過ごしやすさもあり、7~8月頃は繁忙期となり、メキシコ・南米や、ヨーロッパの留学生率が増える。

■なお、各語学学校の国籍比率についてはカナダ留学エージェント
BRAND NEW WAY」のサイトに数値が出ているのでぜひ参考にしてほしい。


▲私が通っていた語学学校VICの国籍比率。日本+韓国人の割合が55%との記載があるけれど、
私の時は60%くらいだった。とはいえ、参考になる数値だと思う。

ということで、「国籍比率が一番重要!」と思っている人にはあまり朗報ではないけれど、
国籍比率は正直どこも似たりよったり、という情報をシェアしてみたよ。

 

■国籍比率は、だいたい日本人と韓国人で全体の50%程度を占める

■そして、語学学校間で特に大きな差は無い

 

(3)アクティビティは、正直どこも同じ

最後に、もう1つ、放課後のお楽しみ「アクティビティ」について。

多くの語学学校が、「アクティビティ」と呼ばれる課外活動の一環としたレクリエーションプログラムを取り入れている。

これは、放課後に誰でも参加できるもので、ほぼ毎日のように何かしら行われる
ちなみに、無料のものもあれば、有料のアクティビティもある。

で、結論はもう出てるけれど「アクティビティも、語学学校間でたいした差が無い」

例えば、以下のような感じ。

《VICのアクティビティ》※HPに更新されずに掲載されている2015年12月だけど…

【有料アクティビティの例】
例えば、赤丸をつけたやつ。個人的に参加したいと思ったものなんだけれど

・Canucks Hockey(約5,300円)
(地元バンクーバーのアイスホッケーチーム「カナックス」の試合観戦)
・Whistler Ski (約16,000円位)
(バンクーバーから車で2時間、ウィスラーというスキー場でスキー)

こういったものが有料だけれど学校の友達と一緒に楽しむことができる。

 

《inlinguaのアクティビティ》


【無料のアクティビティの例】
次に、無料のアクティビティだとどんなものがあるか紹介。

・Beach Volleyball@English Bay
(イングリッシュベイという、バンクーバー市民の憩いビーチでバレーボール)
・Night Pub(ID必須)
(なんと、パブに飲みに行くアクティビティもある)

おそらく、というか確実に、バンクーバーには「アクティビティ代行会社」みたいな会社があって、有料のアクティビティに関しては基本的に外注している学校が多い。

無料のアクティビティ、例えば皆で一緒にバレーボールやバスケットをしたり、コーヒー片手にまったり話すようなものは、各語学学校が独自に行なっている。のだと思う。

6校の学校見学に行って、6校ともほぼこんな感じのアクティビティカレンダーがあって、内容も大差無かったことは、ぜひ皆にお伝えしておきたい。

アクティビティは、まじでどの語学学校も似たりよったり

 

3,まとめ

以上、今回もボリューミーでお届けしてみたけれど、
語学学校を選ぶ際のポイントや注意点について、自分の実体験を基にいくつか役立ちそうなアイディアをシェアしてみたよ。

最後に、まとめとしてざっくり要点だけ振り返って終わりにしたいと思う。

■語学学校って、何ヶ月通えばいいの?
1,000時間、ひたすら英語漬けになれる期間(3~4ヶ月半)が目安

■語学学校で何のコースを取ればいいの?
まずは「総合英語」の授業を。
スピーキング特化やビジネス英語を学びたい人は、総合英語の授業で何を
言っているか&自分の意見を言えるよう
になったら、コース変更してみよう

■語学学校って、結局どこも同じなの?

《ある部分では、Yes》
・正直、「総合英語」の内容はどこも変わりない

・国籍比率も、たいていどこも変わりない

・アクティビティの内容も、似たりよったり

《ある部分では、No》
・総合英語はどこも一緒だけれど、
「選択コース」や「学校が力を入れているクラス(例:スピーキング)」は結構違う

・学校独自で行っているワークショップや無料クラスなど「+αのサービス」も違う

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以上。

自身の実体験をベースに書いてみたから、
何か一つでもあなたの参考になるものがあれば幸い 🙂