成田~バンクーバーまで【その⑤】ポートランド空港乗り継ぎ編。初アメリカ入国はやはり地味に緊張する。

成田~バンクーバーまで【その⑤】ポートランド空港乗り継ぎ編。初アメリカ入国はやはり地味に緊張する。

【画像】ポートランドからバンクーバーまでは、アラスカ航空の国際線にて乗り継ぎ。写真はその時乗った小型機。小型機の方がワクワクするんだけど、皆もそう?

【要点】

■成田からバンクーバーへ。経由地ポートランド国際空港での乗り継ぎ方法を紹介

■“乗り継ぎ”と言えどアメリカ入国。ESTA申請をしていないと乗り継ぎできないから注意

■アメリカ入国審査は「ESTA」と「APC(自動端末機)」によって楽ちんになった!

【この記事はこんな人向け】

・アメリカ経由でカナダに入国しようと目論んでる人

・特に、ポートランド国際空港経由でバンクーバに行く人

・乗り継ぎ方法に不安が微妙にある人

・アメリカ入国を空路経由でする場合の必須事項「ESTA」申請について知りたい人

カナダ・バンクーバーへのワーキングホリデーのために、成田からバンクーバーに飛行機で向かう途中。アメリカ経由で乗り継ぐと、直行便に比べて安く収まることから、アメリカはポートランド経由で乗り継ぐことに。

でも、これが人生初のアメリカ入国。

滞在予定は無くただの経由地点といえど、
911事件やトランプ政権に変わったことで、入国審査が厳しくなっていると事前情報を得ていて、乗り継ぎといえど不安まみれだった私こくぶん。

アメリカ経由でカナダに入国しようとしている方、
そして私と同じ様に、アメリカ入国&乗り継ぎを不安に思っている方にとって、
ぜひこの記事が参考になればと思う。

 

目次

1.ポートランド空港~バンクーバー空港(乗り継ぎ編)

前回の記事では、成田からポートランド空港までの快適な機内9時間生活についてレポートした。

日本時間4月16日の16:20に出発し、
ポートランド到着は、同日16日の午前9:20。

時間を遡る貴重な体験をしつつ、バンクーバーへ向かうための乗り換え便のため、まずは約6時間のトランジットとしてポートランド国際空港で待機したよ。

【補足】なぜ6時間もトランジットが発生する便を取ったか?

当初、乗り継ぎ時間が3時間の便を取ろうと考えていたんだけれど、
事前情報で以下の不安事項があったの。

 ■飛行機が遅れる可能性(しかもよくある)
 ■アメリカ入国は待たされる可能性が高い
 ■ポートランド国際空港を散策したいと思っていた

特に、飛行機の遅延は可能性として高い。
かつ、乗り継ぎといえど一度「アメリカ国内に入国=入国審査する必要がある」ため、
3時間程度だと短く、乗り遅れる可能性があると考えたから。

結論から言うと、何もトラブルなかったから、空港内を散策してもまだ時間が余りまくっていて、最終的に4時間くらい椅子で寝て時間を潰したくらいだった。

そんな待ち時間を経て、どうやって乗り継ぎをしたか、早速以下、順を追って説明しようと思う。

 

(1)事前に準備。空路でアメリカに入国する際はESTAが必須

説明する前に、まず大前提として「ESTA」の説明をしなければいけない。

私こくぶんは当初、
「アメリカはあくまで経由で、カナダに行くんだからそんなの必要ないっしょ」
と高をくくっていたけれど大間違い。

アメリカへ「空路(飛行機)」で渡航する場合は、何が何でも「ESTA」の申請が必要

そもそも「ESTA」って何それ初耳…という人もいるかも知れないから、以下ざっくり説明。

①ESTA(エスタ)とは

《概要》

■ESTAとは、”Electronic System for Travel Authorization”の略。
 日本語では「電子渡航認証システム」と呼ばれる。

■アメリカ合衆国(ハワイやグアムももちろん含む)に
 「空路/船」「ビザ無し」「90日以内の旅行」の際必要。

■陸路で入国する場合は、このESTAは不要。
 代わりに「I-94W」という出入国用紙の提出が必要
※ただし、ESTAを取得していれば、陸路での入国時に「I-94W]の提出は不要

ESTAの申請を簡単に説明すると、

「こいつは怪しくない、うん、入国させても大丈夫やな」
という審査と承認を、アメリカ合衆国にしてもらう作業のこと。

ちなみにこのESTA

■取得すれば2年間有効

乗り継ぎでアメリカに空路で入国する場合も申請必須
※ESTA取得してないと、そのまま日本帰国もあり得る

というもので、1度取得すればその後2年間は、ESTAを新たに申請・取得することなくアメリカ合衆国に入国することができる。

 

《申請と入国時のポイント》

■申請はオンラインで、日本語で簡単に申請できる

■申請モレ・ミスなければ、72時間(3日内)で取得できる

■ペーパーレス。プリントアウトする必要無し
※入国時、特別に何か用意して持っていかなくてOK

オンラインで申請して、許可が下りればもうそれでOK。

しかも、入国時に備えてプリントアウトして手持ちする必要もなし。ありがたい。

つまり、そんなに構えて準備する程、難しくないから安心してほしい。

 

《申請方法》

■オンラインで10分程度で申請可能
 ※言語選択で日本語が可能。入力は全て英語
 「ESTA」申請HPページ

■パスポートと申請料US$14(約1,600円)が必要
※クレジットカードorデビッドカードのみ

■出発の72時間前(=3日前)までに許可が降りればOK

ESTAの申請方法について、ここでがっつり説明しようと思ったんだけれど、
日本語を言語選択できるし、英語での入力についても正直そこまで難しいものではない。

かつ、既に画像つきでわかりやすいサイトがいくつもあったから、以下の通り参考サイトを載せることにするので、ぜひ参考にしながら申請してみてほしい。

【参考】申請に際して参考になるサイト

■そもそも「ESTA」について知りたい人
ハワイ旅行のESTA(エスタ)とは?確認、申請方法、自分でとる方法!旅行会社で代行?

■ESTA申請方法について詳しくに知りたい人
【2018年8月最新】ESTAの簡単な日本語での申請方法を写真付きで解説

 

《実際にESTAを申請してみた》

「遅くとも出発2週間前に申請すべし」とか言いつつ、
私はなんと出発3日前(正確には85時間前)に申請した。笑

書類を再確認してみると、

■申請日 2018年4月13日 1:00(AM・深夜)

■承認日    2018年4月15日 9:00(正確な時間不明)

という具合で、私の場合は56時間で申請が降りていた

なお、ESTA申請後、完了通知メールは特に送ってよこさない模様で
(公式HPのQ&Aで確認 2018年12月)
自分でマイページから確認して許可が降りているかどうか確認したよ

私は出発日が4月16日だったから、我ながら凄まじく直前に申請したなと、今感心している。
ミスってたら確実に渡航できてないパターン。

ということで、みんなはマジでこんなギリギリに申請しちゃだめよ。

 

《マイページから申請状況を確認する方法》

これは至って簡単。

ESTA申請ページにアクセスし、ページ下部「CHECK INDIVIDUAL STATUS」をクリック。

 

 

②次に表示される画面を「CONFIRM&CONTINUE」

 

 

③下の赤丸で囲った枠を埋めて、すぐ下の「RETRIEVE APPLICATION」ボタンを押せばOK。
※ちなみ、「申請番号(Application Number)」を忘れちゃった!という人は、
下の「I Do NOT Know the Application Number」に進めばOK。

 

 

④無事ログインできると、申請状況画面が確認できる。
以下の画像が表示されれば「取得」した状態になっている。

「認証が承認されました」と見える。これ確認できればOK。無事ESTA取得!!

▼ちなみに許可待ちはこんな画面。
スクリーンショットじゃなくて見にくくてごめん「承認は保留中です」と見える。 

なお、無事にESTAが取得できた場合、先程もふれたけれど、
特に画面をプリントアウトしたものを入国時に提出する必要はない

「電子渡航認証システム」だからそりゃペーパーレスだよね。

もし、すごく心配だったら、印刷して持っていってもいいと思う。
私は何一つ準備しなかったけれど特に何も言及されることなく入国できたよ。

 

《申請に際して注意点》

入力ミスした場合は再申請ができるが、

■再度申請費用が発生するケース

■再申請を24時間以上空けてからしなければいけないケース

等あるらしい。
私は実際体験してないので詳細や対応は教えられない。

すまんが、下記公式で要確認してほしい。

 

《申請は自分で簡単にできる》

もし、この記事を読んでいる人の中で、
「英語での申請がものすごく不安」という人がいたら、ぜひ伝えたい。

「ネットを参照すれば日本語解説付のページがあるから、ぜひ自分の力で申請してみてほしい」

ESTAの申請に際して、ネットで情報をあさっている際、

「申請代行会社に2,000円払った」

「ESTA申請7,000円でしてもらった!時間短縮だし安心できるから安い買い物だった!」

みたいなブログを見たんだけれど、代行してもらう程のものではない。自分で出来る。

むしろ、このくらい自分でできなければ、海外で生活するとか甘い、と個人的に思う。

「申請ミスったらどうしよう…」
「英語まじで自信ない…」 

もちろん、私も思ったけれど、自分で出来る。
丁寧な解説サイトを下記に紹介するから、ぜひチャレンジしてみてほしい。

本気で時間が無い人、もしくは、本当に死ぬほど心配な人は代行会社にお金を払えばいいと思うけど、私が調べた限り、
代行サービスの相場は「ビザ申請費用 約1,600円」に加えて「代行手数料2,000~4,500円」

ネットでゆっくり調べながらでも30分あれば出来る作業を、最低でも2,000円払う価値はほぼ無いと私は思う。その2,000円があったら、日本出国直前に、空港でラーメン定食を食べられる。

 

そして何より、個人的に思うのは「渡航準備からすでに留学は始まってる」ということ。

さっきも言ったけど、これしきの事が自分で出来なければ海外で生活なんて出来ぬ、
と自分を奮い立たせながらやればいいと思う。

実際に、英語で「住所」や「職業」を入力・選択する必要はあるけれど、この作業はカナダに渡航後も「銀行口座開設」や「身分証明書の作成」といった生活に必要な書類作成時にも同様の作業をすることになるから、渡航前のいい準備運動になると思う。

そして、やってみれば大したことない、という事もわかると思う。

この、「自分もやれば出来る」という小さな成功体験が、
結果として「自信」として少しずつ積み重なっていく。

お金を払って目の前の問題を誰かに解決してもらうのではなく、
自分で対処して、成功体験として達成感を掴む。
これこそ、自分の人生(キャリア)にとって大事な大事な要素
だと私は信じてるから、共感してもらえたら嬉しい。

 

(2)ポートランド国際空港での乗り継ぎ

さあ、前置きが長くなったけれど、乗り継ぎ乗り継ぎ。

自分が渡航するに際して、

「アメリカ入国は時間がかかる」
「質問も結構されるから注意!」

みたいな情報ばかりネット上のブログや記事があって、実質的な乗り継ぎ方や入国方法を詳しくわからなかったから、以下、ポートランド国際空港の公式HPから写真をお借りしつつ、できる限り詳しく乗り継ぎを紹介。

①ワクワクしながら飛行機から降りる


(画像:ポートランド国際空港HPより)

遂に到着、経由地ポートランド

実はポートランド国際空港、2017年度に「全米No1の空港」として5年連続で選ばれた空港。
本当はシアトル経由の乗り継ぎもあったんだけれど、それを聞いてポートランド乗り継ぎに変更した経緯があるくらい、ちょっと楽しみにしていた空港。

飛行機から降りたら、人の流れに従って「入国審査-immigration/passport control-」に向かおう。

 

②自動端末機APCにて入国申請「immigration / passport control」

ポートランド国際空港の入国審査は、ESTAを取得している場合、

①自動端末機(APC)による入国申請(税関申告)
②有人カウンターにて入国審査 

といった具合に、機械と有人それぞれによる2ステップの入国審査になる。

ちょっと既に意味不明だと思うかもしれないから、詳しく説明しよう。

(補足1)まずは機械で入国申請。アメリカの自動端末機APCとは?

【自動端末機(APC)とは】

■アメリカ合衆国が入国審査をよりスムーズに行うために導入したのが、
APC(=Automated Passport Control:自動パスポートコントロール)。

■渡航者(私たち)は、自分で自動端末(キオスク端末と言われる)を使って、
税関申告書バイオ情報(健康情報的な?)を提出します。

■端末機上で言語選択ができ、日本語の選択もできる。

■APC は無料のサービスで、事前登録やメンバーシップを必要とせず、
個人データや情報を処理する際には最高レベルのセキュリティが維持される。

 

【APCを使えない人(対象外者)】

■ビザ所持者(B1,B2以外)
※F-1 学生ビザなどの中長期滞在ビザの保有者は適用外

ESTA取得後、初めてアメリカに入国する人
※ただし、ロサンゼルス国際空港(LAX)では取得後初めてでもAPC利用可

■2008年以降にESTAで入国歴はあるが、最近パスポートを更新した人

■その他、CBP(米国税関国境取締局)職員に有人窓口の指示を受けた人

(参照:在日米国大使館・領事館より)

つまり、このAPCが導入されたことによって、従来の入国審査に比べて時間が短縮、混雑も軽減、そして彼らにとっても迅速な処理が可能となったわけ。

 

【ESTAとAPCの導入によって変わったこと】


(画像 左:TravelCH 右:Mitsutomi

■税関申告書や入国カードなどの書面提出は必要なし
※APCを利用できない場合や、APC利用対象者でない場合は、書面提出が必要

■入国審査で今までのように長時間並ぶ必要がなくなった

事前に取得するESTA(電子渡航認証システム。アメリカに渡航してOKという許可書)と、このAPC(電子自動端末機)の2つの仕組みの導入によって、

例えば、従来まで機内で配られ記入していた「税関申告書」や「入国カード」といった書類記入の必要が無くなったことは大きな違い
(※上にも書いたとおり、APCを導入していない空港に降り立った場合や、ESTA取得後初めての渡米の人などは、従来どおり機内で申告書の記入が必要)

そして、とてつもなく並ぶ、と言われていた入国審査の時間が短縮されたのも大きい。

 

(補足2)ポートランド国際空港のAPCについて

ポートランド国際空港でも、この自動端末機APCが導入されている。

ロサンゼルス国際空港に行ったことのある人なら、あの広さに驚いたかもしれないけれど、
それに比べると、ポートランド国際空港の入国審査場はコンパクト。

ポートランド国際空港の入国審査場に到着したら、自動端末機APCに向かうんだけれど、
ちょっと注意してほしいのが、画像のように自動機が2種類(?)あること。

画像黄色枠で囲った端末機は「Global Entry Program」対象者(米国市民やグリーンカードをもつ人対象)専用の端末だから無視してOK。
その奥にある、画像赤枠の端末機に向かって進もう。

 

(補足3)APCで入力・申請する内容

では、この端末でどんな内容を入力するか。ざっと説明すると以下の通り。

■言語の選択(日本語OK)

■アメリカ税関に関する内容

■対象者の確認(ESTA取得者か?)

■パスポートのスキャン

■渡米目的

■指紋採取

■写真撮影

■同伴者の入力

■到着フライト便の入力

言語選択を日本語にすれば、全て日本語で質問をチェックし回答することができるから難しくはないと思う。全体を入力し終えるまで5分もかからず出来る内容になってる。

 

これらを入力し終えると、画像のような横長のレシートが端末機から発行されるので、
このレシートとパスポートをセットにして、次の有人窓口での入国審査に向かおう。

 

③有人窓口での入国審査へ。並ぶ先は「Foreign Citizens」

無事、端末での入国申請を終えたら、お待ちかね(?)有人窓口での入国審査。

窓口がいろいろあるんだけど「foreign cities」(他“Non−US Citizens”とも表記)と書かれた窓口の列に並ぼう。日本語に訳すと「外国人」という意味で、これは「アメリカ国民じゃないですよ、(アメリカから見て)外国人です」という事。

この有人窓口にて

■端末機APCで発行されたレシート
■パスポート

を審査官に手渡そう。
※発行されたレシートを所持する人は、飛行機内で手渡される紙の申告書の提示は不要

 

(補足1)アメリカ入国時、出国チケットと銀行残高証明は必要?

ポートランド国際空港に着いたとき「これが運命の、アメリカ入国審査か…!!」とワクワクドキドキしていた私こくぶん。

というのも、今回初めてアメリカ入国をするにあたって、事前に入国に関する情報をいろいろ調べまくっており、その中で、アメリカ入国時は以下の書類が必要になる可能性がある、という情報を見つけて、上手く切り抜けられるか不安だった。

■(アメリカから)出国を証明できる書類。航空券など
→アメリカを出国する航空券が無いと、アメリカに入国できない可能性

■銀行残高証明
→アメリカから出られるだけの十分な資金があるか確認できる書類

で、結論を言うと、航空券等は必要の可能性が高いが、銀行残高証明は不要

 

ちなみに、ポートランド空港での入国審査時の私こくぶんの経験談は以下の通り。

■出国を証明できる書類
→提示するようには求められなかったが「どこに向かうか(最終目的地)」は聞かれた

■銀行残高証明書
全くもって不要だった

※銀行残高証明書は、日本にいる際にゆうちょ銀行の窓口で520円払って取得済だった
詳しくはこの記事で →片道航空券で入国する際の用意-残高証明書の取得方法-

なお、上記どちらの書類もちゃんと予備のコピーまで取って準備万端で備えていたのに、提示すら不要だったから、なかなか拍子抜けしたよ。

銀行残高証明書は不要だけど、出国を証明できる書類(航空券がベスト)は、いつ聞かれてもいいように書類もしくはEチケットのPDFやスクリーンショットを用意しておくと良いと思う。

 

(補足2)アメリカ入国審査での英語の質問

私こくぶんが聞かれたのは、以下の4つだけ。

1,(質問)“What’s the purpose for visiting (coming) U.S?”
     なんでアメリカ来たの?
  (答え)“I will be connecting here. ”
     ただの乗り継ぎです

2,(質問)“What is your occupation?”
     職業は?(職業=オキュペーションと言う)
  (答え)“I will be connecting here. ”
     ただの乗り継ぎです

3,(質問)“Where is your final destination?”
     目的地はどこなの?
  (答え)“Canada”
     カナダです

4,(質問)“What are you going to do in Canada?”
     カナダで何するの?
  (答え)“I’m going to study abroad.”
     語学学校に通うつもりです

アメリカはあくまで経由地点で、目的地はカナダ(ワーキングホリデーで滞在予定だった)だということを伝えたら、結構あっさり質問が終わって、これまた拍子抜け。

この受け答えが終わったら、あとは指紋と写真をとるよ。

【参考】指紋の取られ方

指紋の取られ方なんだけれど、普通に5本指を一度に採取されるのではなく、
若干特殊な?取られ方をするから、一応流れを以下書いておくね

①右手親指 (親指:thumb 発音:タンム) 
②右手親指以外の4本

③左手親指
④左手親指以外の4本

最後は、「Have a safe trip」と意外にも優しく挨拶されて開放。

感想としては、本当にあっさりすぎて、
「これが噂のアメリカ入国審査か…別室連れて行かれなかったけどいいのかな…
と半信半疑な感じだった。

なにはともあれ、これで無事、アメリカ合衆国に無事入国したことになる!いえい!

【参考】入国審査時の英語での受答えについて

わかりやすく丁寧なサイトがあったので、以下ぜひ参考にしてほしい。
DMM英会話ブログ「もう何も怖くない!渡米前にチェック 入国審査マニュアル!」
Youtube(バイリンガールChika)海外の入国審査!知っておきたい流れと英会話

 

④受託手荷物を受取る

無事に入国審査を終えたら、ターンテーブル「荷物受け取り所(Baggage Claim)」へ。
道なりに行けば場所はすぐ分かるよ。

【注意】乗り継ぎといえど、一度荷物を受け取らねば行けない

・最終目的地まで飛行機で向かうにあたって、乗り継ぎが発生する場合、
渡航前、成田空港のチェックインカウンターでは、最終目的地までの荷物タグを発行してもらえる。

・が、アメリカ入国時は、一度自分の荷物をピックアップして、再度荷物を預け入れる必要がある。(=荷物も一緒に入国審査を受けるイメージ)

なので、うっかり荷物ピックアップをスルーしてしまうと、最終目的地(私の場合バンクーバー国際空港)に荷物が届かない可能性がある。

実はポートランドに到着するまで、このことを知らなくて素通りしようとしたんだけれど、
他に搭乗していた人たちがみんなターンテーブルに向かうから「おやおや?」と思って、
私もそこで待ってみたんだけど、見事に自分の荷物が出てくるという。

念の為、近くにいた係員に

“Excuse me. I have a ticket to Vancouver, and I just arrived here to transfer to Vancouver. But should I pick my baggage here ?”
(乗り継ぎなのに荷物ピックアップしなきゃいけないの?)

と聞いてみたら
「うん、乗り継ぎでも一度荷物受け取らなきゃだめだよ」
と言われる。

なぜ!?と思ったけれど、
「アメリカ入国扱い」になるから、荷物も一度自分と一緒に「入国」させなきゃいけないみたい。

一度荷物チェックさせて、そこで怪しいものが無いか「アメリカ」でチェックする、ってことね。

【参考】手荷物受取に関して

ポートランド国際空港の公式HP内にある動画でも確認したので翻訳と一緒にのっけておく。

■All passengers must claim their baggage regardless of their destination.
(搭乗者はみーんな、目的地に関わらず、自分の荷物を受け取ってね。)

■Make sure your baggage claim tags match your final destination.
(あと、自分のバゲッジクレームタグが、ちゃんと最終目的地であるかどうか確認してね)
※バンクーバーの場合、YVRと書かれていればOK

 

⑤税関審査

荷物を受け取ったら、その流れで「税関審査」へ向かおう。

■荷物は、がっつりではなくあっさり検査
■税関審査員にレシート or 税関申請書を手渡して終了

ここで、荷物の中身をがっつり中身を検査されるのかと思ったら、意外とあっさりだった。

そして、レシート(自動端末機から出てきた紙)か、端末機で操作していない場合は税関申告書を手渡して終わり

【参考】税関申告書について

自動端末機(APC)で税関申告を既に申請済だから、
従来のような紙での申請ではなく、端末機から発行されたレシートを提出すればOK

▼こういうやつ。端末操作した場合、この用紙の提出は不要

※税関審査に関して。こちらも念の為、公式サイトの動画より抜粋。

■After collecting your baggage, proceed to U.S. customs.
(荷物を受け取ったら、アメリカ合衆国の税関審査に進んでね)

■Please have your completed U.S customs form or kiosk receipt ready for the inspector.
(税関審査の用紙を記入するか端末で受取ったレシートを係員に渡せるよう準備してね)

■As you exit customs an inspector will collect your form or kiosk receipt
(税関審査を通過したら、係員が用紙かレシートを回収するから、持って帰らないで)

 

⑥再度手荷物を預ける 

さて、「入国審査」「荷物ピックアップ」「税関審査」という3つの門をくぐり抜け、
ようやく「乗り継ぎ」へと向かおう。

画像でもあるように、飛行機マーク「乗り継ぎ(Connecting Passengers)」 方向に
荷物を持って向かう。

 

道なりに進むと、

■右手にベルトコンベア(画像①)

■左手にエレベーター (画像②)

が見えるエリアが出現する。

結論から言うと、ここは「荷物を預けるエリア」なんだけれど、
私がいたとき、ここのスペースに誰1人おらず、「この空間は一体なんなんだ??」と軽くパニックになった。だって、誰も居ないのに、ベルトコンベアとエスカレーターしかない空間だったんだもん。笑

どうやって荷物を預けるかというと、

①荷物を自分でベルトコンベアに乗せる

②特に誰にも言わず、その場を後にする

③あとは、機内に一緒に持ち込む荷物だけ持って、
 乗り継ぎ場所にエレベータで向かう

貴重品を含め、機内に持っていく手荷物まで乗せちゃだめだよ!

これだけ。
つまり、係員がいなくても、流れ続けるベルトコンベアに自分で自分の荷物を置けば、それで完了、という謎にあっさりしている方法だったの。

この時、誰も聞ける人がいなかったから、とりあえず荷物と一緒に無理やりエレベーターに乗ろうとしたら、遠くにいた係員に「そこのレディ!ここに荷物預けて!!」と怒鳴られるという。

なんやねん、怒鳴るくらいなら最初からここに居てよ、と思うよ、アメリカや。笑

とにかくここで荷物を自分でベルトコンベアに乗せて、再度荷物とお別れ。
無事荷物を預けたら、エレベーターで上の階へ。

 

⑦荷物&身体チェック

荷物を預け入れ、エスカレーターで上に上がると、画像のような場所が出現。
ここでは、

■ボディー(身体)チェック

■機内に持ち込む荷物のチェック
※パソコン(英語:Laptopラップトップと言うよ)やスマホ、
 時計、ベルトなどはカゴに入れて検査機に通す

2点を行うよ。
内容としては、成田空港出国時にやった時とほぼ同じような内容。

一つだけ成田出国時と違うのは、係員がめっちゃフレンドリーだったこと。

“You are a Japanese!コンニチハ!ゲンキデスカ!”

みたいに、とっても気さくに話しかけてくれたのがとても印象的だった。
成田じゃマジでありえんよね、こういうの。笑

 

⑧乗り継ぎゲートを確認

無事、身体チェックも終わり、これで晴れてアメリカに完全に入国!

と、ほっとしているのもつかの間、身体チェックが終わってすぐ出たところ(画像の場所)の
電光掲示板で乗り継ぎ便が出発するゲートを確認しよう。
※もし乗り継ぎまで何時間もある場合は、ボードに記載されてないかもしれないので注意

 

私こくぶんの場合、なかなか見つからなくて困っていたら、近くの係員がふと立ち止まり
「うんとね、君の便はね、○○番から出発するよ」
と、彼が書いたであろう手書きのメモを見ながら教えてくれた。

な、なんて優しんだ…。。

移動疲れもしてたから、こんなささいな優しさにほっこり。

⑨出発まで空港内散策

さて、乗継便の出発ゲートも確認したことだし、早速散策!

の前に。念の為 自分が乗る便の出発ゲートがどこにあるか確認しよう

【注意】出発ゲートがビックリする程 遠いこともある

これは空港あるあるだと思うんだけれど、空港って意外とというか、
なかなか巨大だから「すぐゲートに着くでしょ!」と思いきや、
たまに「ゲートまでバスで移動」とかトリッキーなくらい広い空港がある。

時間に余裕があろうとも、念のために早めにゲートに向かう方が良い。

 

そんなことで、できるだけ出発口近くで待機しようと、早速ゲートに向かう。
ポートランド国際空港、予想外になかなか広い。

歩いていると、おそらくメインエリアであろう空間に行き着く。

すぐ出発ゲートに行こうと思ったけれど、私の乗継便までに6時間もあったからもはや空港めっちゃ楽しもう!!と思い、早速散策。

さすがポートランド!!!!

クラフトビール、ワイン、コーヒーがわんさか。
なんというか、個人的に天国。

ここで一杯と思ったんだけど、実は飛行機内であまり寝られず(2時間位)、
かつ出発前日も、準備カツカツでほぼ寝れなかったため、死ぬほど眠いことに気がつく。
(例えると、テスト勉強で貫徹して、頭ぽやぽや、テンションちょっとおかしい感じ)

これはあかん…と思い、残り約4時間、寝ることに決定。


(写真:SleepinginAirports.comより)

【注意】一人旅、空港で寝る時の注意点

日本の治安の良さは世界トップクラス。
空港で寝ていようが、カフェにスマホを置いていようが置き引きされる危険性はあまりない。むしろ、失くしても帰ってくる不思議な国。

ポートランド国際空港の治安も、私こくぶんの肌感覚では「良い」と思ったけれど、ここは異国。
一人旅で、やもえず空港で寝る場合
・南京ロック
・ワイヤーロックで椅子にくくりつける
・もしくは、枕にしてガッチリホールド

するなど、最低限の防犯対策をしよう。

まあ、4時間寝たけれど、特に荷物を盗まれることも無かったけれどね。

 

⑩出発ゲートのロビーで待機

たっぷり寝た後、ちゃんと搭乗45分前に起きて出発ロビーまで移動。

ポートランドからバンクーバーまでは、
「アラスカ航空」という、よもやアラスカ行きたい!と思っちゃう飛行機で乗り継ぎ。
もちろん国際線。

 

(余談)ハプニング!出国チケットが無いと、バンクーバーに入国できない!?

出国ロビーで大人しく待っていたら、なんとマイクで自分の名前を呼ばれるというサプライズ。

何が起こった!?と思って、急いでアラスカ航空のカウンターに行ったら、

あなた、カナダまで片道チケットしかないみたいだけど、帰国便のチケットは無いの?カナダ入国時、帰国便のチケット無いと入国できないかもしれないのよ。大丈夫なの?」

と、2人のお姉さんに深刻そうな顔で聞かれるというハプニングが。

しかし、なぜ入国審査で聞かれずここで聞かれるのか!!!!

いや、もう不安よりも面白さが勝ったよね。
なぜこのタイミングで聞かれるのか…。笑

一瞬戸惑ったけど、

■カナダでのワーキングビザ(許可書)があること

■帰れる資金はあること(銀行残高証明書)

ということを、どうにか説明。

それでも、
「カナダ入国時、日本への帰国便のチケットを提示できないと、入国できないかもよ?」
と再度お姉さんに脅される。

いやいやいや、アメリカ入国時何も言われなかったし!
いざとなったらお金あるから帰れるし!と反論していたら、

またどこからかお兄さんがやってきて、
「彼女は大丈夫!ビザ確認とれてるから!!」
と走り叫びながら助けてくれた。


こんな感じ。笑

一瞬ヒヤッとしたけれど、一件落着。
なんだったんだ、一体。。。

とりあえず、
「カナダまで片道便しか取ってなくても、アメリカ・カナダへの入国は可能」ということは結論として伝えておく。(なお、残高証明書はここでも全く必要なかった)

 

⑪搭乗アナウンス後、乗り込み出発!

なんやかんやあったけれど、無事、バンクーバーへの飛行機へ搭乗!!

デルタ航空がジャンボジェット機だったんだけれど、アラスカ航空のセスナ感というか、コンパクトさにギャップを受けたけれど、こういう小さい飛行機ほどワクワクするんだよね。なんでだろう。

ちなみに、ポートランドからバンクーバーまでのフライトは約1時間半
東京から仙台間くらいだね。近い。

 

2.まとめ

以上!アメリカ入国&乗り継ぎ編をレポートしてみた。

かなり細かく説明したつもりだから、もし今後「ポートランド国際空港経由、バンクーバー到着」を予定してる人がいたら参考になるはず!

以下、もう一度乗り継ぎについて簡単にまとめてみるね。

0.渡航前準備としてESTAを取得しておく
①ポートランド国際空港に着いたら、ワクワクしながら飛行機を降りる
②自動端末機APCにて入国申請
③有人窓口での入国審査
④手荷物を受け取る
⑤税関審査
⑥再度手荷物を預ける
⑦荷物&身体チェック
⑧乗り継ぎゲートの確認
⑨出発まで空港内散策
⑩出発ゲートのロビーで待機
⑪搭乗アナウンス後、乗り込み出発

こんな感じ!

ボリューミーだったけれど、かなり細かく紹介したから、きっと役に立つと思う。

あなたの乗り継ぎがうまく行きますように。