成田~バンクーバーまで【その②】 空港の予備知識編
- 2018.08.13
- その他 準備

【写真】渡航にあたって初めて乗ったDELTA航空。もし、日本からカナダへ直行便を利用する場合は「エア・カナダ」がお勧め。というか、それが一般的。
【要約】
■国際線の場合、空港には何時間前に到着しているのがいい?
■どのターミナルに行けばいいの?
■受託手荷物と機内持ち込み手荷物ってどう違うの?
【この記事はこんな方人向け】
・空港には何時間前に到着しておけばいいか知りたい人
・自分が第1、第2、第3ターミナルどこなのかわからない人
・「手荷物」「受託手荷物」「液体持ち込み」「リチウム電池」等、何かと荷物に悩む人
ワーキングホリデービザでカナダ・バンクーバーに滞在するにあたって、地元福島から成田、
そしてバンクーバーに向けて旅立つ過程をシェア。
前回の記事では、自宅から成田国際空港までの費用や交通手段を紹介したけれど、
今回は出国編…の前に必要な「空港を利用する上での予備知識編」。
できるだけ写真付きで紹介しようと思う、参考になれば嬉しい。
なお、シリーズ一覧は以下の通り。気になる記事を合わせてチェックしてみて。
【成田~バンクーバーまで・シリーズ全6回の記事一覧】
成田~バンクーバーまで【その①】成田空港行くなら「THEアクセス成田」がお勧め
成田~バンクーバーまで【その②】 空港の予備知識編
★成田~バンクーバーまで【その③】出国編
成田~バンクーバーまで【その④】機内の過し方編
成田~バンクーバーまで【その⑤】ポートランド空港乗継ぎ編。初アメリカ入国は地味に緊張
成田~バンクーバーまで【その⑥】ようやく到着バンクーバー入国編。片道航空券でも入国できた話
1,空港には何時間前に到着しているべきか
結論:国際線を利用する場合、2.5時間前に空港に着いていればOK
《早めに空港に到着していなきゃいけない理由》
「飛行機」に乗ることが、バスや電車といった公共交通機関と大きく違う特徴の1つとして、
「飛行機離陸の2~3時間前、つまり“早め”に空港に着いていなきゃいけない」ということ。
なぜ…?30分前でも乗れればいいじゃん…みたいに、
飛行機を知らなかった頃私は思っていたけれど、飛行機に乗る前には、
■チェックイン
■荷物の預け入れ
■出国手続き
やらなんやらやることがあり、時間がかかる。
そうなると、30分前到着なんて無理。即アウト。
(一度、国内線でやらかしたことがあって、実際にアウトだった。笑)
《“チェックイン”が、出発時刻の2時間前に推奨されている》
これも、飛行機に乗るまで知らなかった、というか意味がわからなかったんだけれど、
飛行機に乗るためには「チェックイン」という作業が必ず必要になる。
ホテルに泊まる時も、まずはチェックイン(受付)が必要なように、飛行機に乗る時も同様にチェックインが必要。
で、この「チェックイン」手続きが「出発時刻の2時間前まで」が推奨されている。
だから「国際線に乗る場合、2時間前に空港に到着している必要がある」と言われている。
ただ、個人的な経験から、
・2時間前だと、空港散策をする時間があまりない
・2時間だと、チェックインして入国審査して、飛行機の搭乗を待つのにはピッタリ
と思っている。
空港で食事をがっつり食べたい、というわけじゃないけれど、
なんとなくお土産屋さんやユニクロなどみたいな~と思うと、2時間じゃたりない。
というわけで、
個人的には「ちょっと散策できる時間を30分」という意味で「2.5時間前到着」をおすすめ。
いろいろ調べて「出発時刻の1時間前までチェックインOK」という情報を見つけたんだけど、
空港に到着していた時に、カウンターや出国審査ゲートが混雑していたら…と思うと、リスキー。
例えお金を払っていても、チェックイン受付締切に間に合わんければ、飛行機にガチで乗れないので、余裕を持って2.5時間前に空港についてるのがおすすめ。
【参考】
こちらの記事、チェックインについてわかりやすく説明しているから合わせてチェックしてみて。ちなみにこの記事では3時間前到着が推奨。
《“オンラインチェックイン”だとしたら何時間前か?》
ちなみに、「オンラインで事前チェックイン」をしている場合は、2時間前に到着してなくてもOKという情報があった。
・荷物預ける場合【1時間30分前まで】
・預けない場合 【1時間前】
にそれぞれ到着してればなんとかOKとの回答がある記事があったので参考まで。
(参照元:エミレーツ航空「オンラインチェックイン」
チェックインオンラインをする場合、空港にいつ到着すればよいですか?)
と言えど、荷物を預ける場合は、結局有人カウンターに並ばなきゃいけないから、
事前チェックインをしていても、混雑具合を予測して2時間前に到着しているのが理想に思う。
■国際線利用の場合、飛行機出発(離陸)2.5時間前に到着するのがおすすめ
(2時間前だと、空港をちょっと散策したい、という時間があまりない)
■事前にオンラインチェックインをしていても、
荷物を預ける場合は2時間前に到着しているのがおすすめ
2,自分は「第何ターミナル」に行けばいいのか
結論:第1から第3までターミナルがあって、
アライアンス(航空会社)ごとにターミナルが異なる
「成田空港」と一言に言っても、なんと3つも「ターミナル」と呼ばれる発着場がある。
何が違うの!と思うけれど、
航空会社のアライアンス(連盟)によってターミナルが分かれている
アライアンスとは?
世界の航空会社の大規模な提携グループのこと。
・スターアライアンス
・ワンワールド
・スカイチーム
の3つで、世界の大手航空会社のほとんどがこれらのいずれかに加盟している。
では、どのターミナルに、どのアライアンスの航空会社が入っているか。
以下、自作のターミナル&アライアンスマップを見て欲しい。
(参考記事:All Aboutの記事)※Vanilla Airは2019年10月26日を持って運行終了。以降peachと統合。
上の画像の通り、
■第1ターミナル 南ウィング →スターアライアンス
■第1ターミナル 北ウィング →スカイチーム
■第2ターミナル →ワンワールド
■第3ターミナル →LCC(ローコストキャリア)
こんな具合に、航空会社のアライアンスごとにターミナルが分かれている。
「で、結局わたしが乗る航空会社はどのアライアンスなの…」
と思う方もいると思い、
以下、加盟アライアンスをわかりやすく紹介してくれているH.I.SさんのHPから抜粋したものを載せるので、参考にしてほしい。
《第1ターミナル南ウィング:Star Alliance》
「ANA」や、本当は乗りたかった「エア・カナダ」を始め、28社が加盟している航空連合。
《第1ターミナル北ウィング:SKY TEAM》
私が乗るエアライン「DELTA(デルタ)航空」を始め、20社が加盟している航空連合。
《第2ターミナル:one world》
「JAL」や、「キャセイ・パシフィック航空」などを始め、14社が加盟している航空連合。
《第3ターミナル:LCC専用離発着》
国際線・国内線ともにお世話になる人が多いんじゃないかと思うのが第3ターミナル。
※Vanilla Airは2019年10月26日を持って運行終了。以降peachと統合。
ということで、自分がどのターミナルに向かうのか、ちゃんとサーチしてから行くように。
調べ方はいろいろあるけれど、
■飛行機を予約した際に送られてくる「予約確認メール」
■予約した航空券取扱会社の「マイページ内」で確認
■成田空港のホームページで、自分が予約している航空会社を検索
する等で簡単に確認できる。
【参考】航空会社の検索方法
成田空港のHPがちょっとバージョンアップされて、航空会社チェックインカウンターがどこにあるか、とても調べやすくなっていたよ!
ということで、たった3STEPで検索できちゃう。
デルタ航空だったら、「第1ターミナル北ウィング4階」にチェックインカウンターがあるということが一発でわかるね。
ちなみに、万が一、到着したターミナルが間違っていたとしても、ターミナル間の無料シャトルバスがあって、それで10分程度でターミナル間を移動できるから慌てず移動してほしい。
3,「受託手荷物」と「機内持ち込み荷物」の違い
結論:各荷物とも制限(重さ・個数・内容物)が異なるから要チェック
《2つの荷物の違い》
簡単に言うと、
■自分で機内に持ち込む荷物 = 手荷物
■航空会社に預けちゃう荷物 = 受託手荷物(預入れ手荷物)
※受託手荷物は、目的地の空港まで預けたら一切取り出せない荷物。
お金やカード、パスポートといった貴重品を入れちゃダメよ、絶対。
ということ。
つまり、事前準備の段階から、これら2つに自分の荷物を分けておく必要がある、ということ。
とは言え、私も当初は「どっちの荷物に何を入れてよいのか」「各荷物の制限って何?」といった事がわからなくて戸惑ったから、以下ざっくりまとめてみた。
(イラスト:「絵でわか~る。はじめての海外旅行」)
ちなみに、もう少し詳しく知りたい人は「絵でわか~る。はじめての海外旅行」という、画像で使用したイラストを書いている方のサイトを参考にしてほしい。とてもわかりやすい。
《戸惑いやすい例》
個人的に、いつも迷っちゃう手荷物について、以下ざっくり説明したいと思う。
■とにかく、言えること
貴重品は機内持ち込み手荷物に!!
■「液体って持ち込めるんだっけ…?」
・機内持ち込みは制限あり。
・家庭用シャンプーやら大きいボトルの化粧水は「受託手荷物」へ
■「パソコンとかスマホの充電器って預入れできるんだっけ…?」
・充電器は機内持ち込みでも受託手荷物でもOK
・リチウム電池内蔵のやつは受託手荷物だめ
<リチウム電池が使われている機器の例>
・スマートフォンや携帯電話
・ノートパソコンやタブレット端末、キンドルなど
・携帯電子ゲーム機や携帯DVDプレーヤー
・デジタルカメラやビデオカメラ、カメラ機材
・腕時計や計算機
・電子タバコ
・ドローンなど
(引用元:TABITUS+)
■「預入れするスーツケースと、手荷物って制限あるっけ…?」
航空会社によって違うけれど、国際線は
【受託手荷物】
エコノミークラスで23kg以下のスーツケース2個までなら無料
【機内持ち込み手荷物】
3辺合計115cm以内。重さは7~10kgなど会社によって違う。
LCCの場合は大抵7kg制限。
という場合が多い印象。
(例)今回利用したDELTA航空の場合
(参照元:デルタ航空 公式HPより)
4,まとめ
以上、出国前に最低限でも知っておきたい「予備知識編」を書いてみた。
もう一度簡単にまとめておこう。
■空港には何時間前に到着しているべき?
・国際線の場合、2.5時間前に到着しておくのがおすすめ
・事前チェックインをしている場合は、2時間前
■どのターミナルに行けばいいのか?
・アライアンス・航空会社ごとにターミナルが違うから、事前にチェック
・ただし、LCCは問答無用で第3ターミナルに発着する
■受託手荷物と機内持ち込み荷物って何が違うの?
・すぐ取り出せるか、目的地に着くまで取り出せないか、の違い
・液体は、機内持ち込み分は制限されているから、
大きなボトル製品は受託手荷物へ
・また、それぞれ個数や重さが制限されているので、事前にチェックしよう
こんな具合で疑問が解消されたかな?
あなたの渡航が、無事でワクワクに満ち溢れますように 🙂
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