【バンクーバー現地の保険MSP】実際に病院で診察を受けて、お世話になったからこそ言えること。

【バンクーバー現地の保険MSP】実際に病院で診察を受けて、お世話になったからこそ言えること。

【写真】バンクーバーのイエールタウンにある病院「coast medical」
私こくぶんが実際に2回ほどお世話になった病院。その際、BC州の公的保険「MSP」を実際に利用したから、今回はそのレポートを記事にしようと思う。

【要点】

■MSPは、安い(というか無料だ)けど、日本の海外保険内容には敵わない

■使い方は至って簡単。けれど、MSPしか所持していない場合、
 日本語の医療通訳アシスタントサービスは有料(しかも高い)

■英語にちょっと自信があって、BC州以外の旅行に行く予定があまり無い人にはおすすめ

【この記事はこんな方人向け】

・バンクーバーの現地保険MSPを実際に使ってみた感想が知りたい人

・MSPをどうやって使えばいいか知りたい人

・実際のところ、現地保険MSPってどうなの?と知りたい人

やっほー、ポジティブめがね・こくぶん(@CocobunYummy)です。

 

海外留学やワーキングホリデーに際して、心配事っていくつかあると思うけれど、

中でも「万が一病気になったらどうしよう…」という健康面での不安って、
予測できない分なおさら不安に感じるよね。

日本だったらまだしも「海外」しかも慣れない「英語」での病院。
治療費の問題も考えると、そりゃまあ不安。

私こくぶんは、両親のおかげで元気いっぱいで30年間生きてきて、
病気にかかったことなんてほとんどなかったから、正直「大丈夫っしょ!」くらいにしか思っていなかったんだけれど、

ここバンクーバーで見事に病院にお世話になった。

しかも、今までかかったことのない、原因不明の湿疹

日本の海外保険は加入していなかったけれど、
バンクーバー現地の公的な健康保険”MSP”に加入してたから、
それにて病院に行ってお医者さんに診てもらった。

その時の経験をもとに、MSPについて実際のところどうなのか?

利用してみた感想も踏まえて以下記事にしようと思う。

 

1,バンクーバー現地の格安保険MSP。それって何?

そもそも、MSPって何?という人のために。

一言で言えば「カナダ・バンクーバーがあるBC州の公的な健康保険」のこと。

実は以前、その申請過程も踏まえて「MSP」について結構詳しく解説した記事を書いたから、
まずこちらを参考にしてほしい。

【現地の格安保険】※2020年1月1日から無料!バンクーバーのあるカナダ・BC州には「MSP」という公的な健康保険がある!

上記記事の内容をかいつまんで、ざっくり簡単に説明すると以下の通り。

【MSPって何?

■MSPとは、Medicinal Services Plan、略してMSP。
カナダ・バンクーバーのあるBC(ブリティッシュコロンビア)州の公的健康保険のこと。
日本でいう、健康保険のような感じ。

■実際に申請し、かつ病院にかかった実体験のある私からは一言、
「必須ではなく任意。保険料節約したい人にはお勧めだけど、
 できればというか、ぜひ日本の海外保険に入ったほうが良いと思う

■ワーホリや学生ビザなど短期滞在の人は、基本「BC州の公的保険」は不要
 なぜなら、海外保険に入っている前提で各ビザが発行されているから。

■MSPは安いけれど、「処方箋」の代金や「医療日本語通訳サービス」は全て自腹。
 かつ、アメリカなど他国へ旅行に行く際、保険適用外になる可能性もある。

こんな感じ。

以下、もう少しだけ丁寧に説明するね。

(1)バンクーバーにある保険“MSP”とは、どんな健康保険か?

①ざっくり概要

■ブリティッシュコロンビア州の公的健康保険

月額CA$37.5 
(※約3,250円。2018年に改定されたばかり。以前までCA$70。ラッキー!)
→が、2020年1月1日から無料…Thank you…

診察代金0円、だが処方箋(薬代)は全額自己負担

注意点

歯科治療と処方箋は、MSPでは適用外。
 つまり、100%支払う必要あり。

②BC州外での診察は、MSPでカバーされるが、
 治療費や処方箋、救急車出動の費用は自己負担。

 

②誰が申し込めるか

実は、残念ながら、誰もが取得できる!というわけではないのがこの保険。

申請には以下のような条件があるので注意してほしい。

■ワーホリビザの有効期限が6ヶ月以上あること

6ヶ月以上、BC州に滞在予定であること

■最低でも週に18時間は働いていること 

 

(2)MSPの申請方法

①申請方法

申請は、書類さえ揃えていればオンラインでサクッとできるから便利。

【必要な書類】

1,申請フォーム( Application for Enrolment form )

2,雇用主の確証(下のうちいずれか1つ)

 ◆契約書。1週間の労働時間が明記されたもの

 ◆または、雇用主からのレター。雇用開始日と(予想される)終了日、
  そして1週間の労働時間が明記されたもの

3,BC州からの出発日を確認できる証書

以上の資料を用意したら、MSP申請のサイトに行って
画面に従ってオンラインで申請するだけ。

「Apply for MSP」(MSPの申請)
 https://my.gov.bc.ca/msp/application/prepare

 

なお、申請に際する書類についての詳細や、オンラインでの申請方法は、
みんなが引くぐらい詳しく以前の記事で説明しているから参考に。

【現地の格安保険】※2020年1月1日から無料!バンクーバーのあるカナダ・BC州には「MSP」という公的な健康保険がある!

②MSPが届くまで

申請の許可が無事に降りると、薄っぺらい封筒に、
日本の健康保険証と同じサイズのMSPカードが同封されて届く。

で、このMSP、申請してからサクッとすぐ届かないので注意してほしくて、
最大3ヶ月程度かかる可能性のある「Coverage Wait Period(待機期間)」という期間がある

この「待機期間」について、MSPの解説をしているサイトやブログで
申請してから約2~3ヶ月かかる」と紹介されている場合が多いんだけれど、

カナダBC州の公式HP、MSPの待機期間についてかかれかかれた部分を読む限り

「待機期間」とは、「申請日から」約2~3ヶ月を指すのではなく、
「保険開始前の2ヶ月間」+「BC州の住所が確定した月の残り日数」を指す。

ということになっている。
(和訳が難しくて、しかも直しても正直、完全に意味がわかったわけじゃないの。すまん)

ちなみに、私こくぶんの場合

■カナダ・BC州の住所が確定した日:2018年5月1日
■MSPを申請した日       :2018年7月20日
■カードが届いた日        :2018年8月23日

こんな感じのスケジュールだった。

なんと、申請してから35日(1ヶ月ちょっと)でMSPのカードが手元に届いた

おそらく、特に2~3ヶ月も待たずに住んだのは、
先程の待機期間に書かれた内容を考慮すると、

「申請した時点で既にBC州に2ヶ月以上住んでいた」

から、その分待機期間が減数していた、ということだと思う。

なにはともあれ「申請してすぐに届かないのがMSP」と覚えておいてほしい。

 

2,実際に病院にお世話になったからこそ言えること

(1)結論、安いけど万能ではない。そして英語力が無いと辛い

まず結論から。
見出しタイトルの通りなんだけれど、まとめると次の通り。

①確かに安い

②が、何でもカバーしてくれるわけじゃない

③しかも、ある程度英語力が必要。英語初級者には辛い

④でも、むちゃくちゃ自分の力になる

以下、もう少し詳しく見ていこう。

 

①確かに安い

・私こくぶんがカナダBC州に住んでいた2018~2019年は、
 1ヶ月なんと約3250円の保険料だった

・が、なんと2020年1月1日からは、これが無料になるすばらしい。

BC州政府の公式HPから確認できる

British Columbia (B.C.) residents will no longer be charged monthly MSP premiums as of January 1, 2020. Enrolment in MSP remains mandatory for all residents.

【ざっくり翻訳】
ブリティッシュコロンビア(B.C.)の居住者は、2020年1月1日以降、毎月のMSP保険料の請求が無くなります。MSPへの登録は、すべての居住者が対して必須です。

(引用元:British Columbia Medical Services Plan

 

 

②何でもカバーしてくれるわけじゃない

・診察費はキャッシュレス(支払いしなくていい)が、
 処方箋代(薬代)は実費

歯科治療も保険対象外(実費)

・BC州以外の旅行時(例えばトロントやアメリカ本土)の保険カバーが十分でない

 
 
【補足】BC州以外での保険適用に関して
カナダ・バンクーバーのあるBC州以外では、MSPの保険適用が制限されるので、これも結構注意。以下、原文をそのまま引っ張ってざっくり翻訳してみたから、確認してみてほしい。
 
If you require a prescription or ambulance service while you are in another province or outside Canada, you will be charged the full cost for any medical service provided by the health care practitioner (non-physician), prescription or ambulance service.
”BC州外にいる間に、お薬代(処方箋)や救急車の出動要請にかかるお金を求められた場合、君が全代金支払わなきゃいかんよ
 
Fees can often range from several hundred to several thousand dollars and your costs will not be reimbursed by the Ministry of Health.
“これらの費用、まあ幅はあれど100万~1000万以上する場合もあるし、しかもBC州に請求しても一切お金払われないからね”
(引用元:British Columbia HP
 
 
 

③ある程度英語力が必要。英語初級者には辛いと思う

・日本で海外保険に加入している場合は、医療通訳アシスタントサービスを保険適用内で頼めるが、MSPしか加入していない場合、このサービスが有料。しかも高い。

・通訳なしで挑めないこともないけれど、ドクターは容赦なく医療の専門用語で話すから、1人で診療を受ける場合、ある程度の英語力が無いと難しい、というか辛い

 

医療通訳アシスタントサービスって?

■医療通訳アシスタントサービスとは、病院にかかる際に、医療通訳できる方が同伴して、
何から何まで日本語に通訳してくれるサービスのこと。

■バンクーバーでは、TransMedという会社が有名で、
現地バンクーバーのMainland Clinic(メインランドクリニック)という病院と提携している。

日本で加入した海外保険が有効期限内であれば、医療通訳アシスタントサービスがキャッシュレスで利用可能(つまり、現地精算分がない、ということ)

■が、MPSの場合は残念ながら有料。しかも高い。

【医療通訳アシスタントサービスを有料で依頼する場合】

通訳代だけで、な、なんと1時間7,400円

・しかも時間外の場合、最低2時間分から利用可能で、
 そうすると2万円以上払わなきゃいけない。辛すぎる。


(引用元:TransMedの料金表より

 

通訳なしで診療受けるのは可能?

もちろん、可能。

私こくぶんは、
「通訳にお金を払うくらいなら、自力で英語勉強も兼ねて診療を受ける」
と張り切って臨んだ。

けれど、いろいろな壁があった。

■まず、病院予約の電話から英語
(医療通訳アシスタントだと、日本語で予約できる)

■いざ、病院に着いて「診察の前の諸事項記入フォーム」みたいなやつも、全部英語

■ドクターとの会話も全て英語
(自分の症状を細かく伝えたり、それに対するドクターの診断も全部専門用語)

■処方箋についての説明も英語

そんな感じで、とにかく英語まみれ。どっと疲れるよ、まじで。本当に。笑

 私こくぶんの場合、特に身体がだるかったというわけじゃないから良かったけれど、
これで風邪引いていて、かつ英語で診断を受けていたら、もうそれだけで体調悪化してしまうんじゃないか、ぐらい疲れたもん。

英語上級者だったら問題ないけれど、初級~中級者(TOEIC 600点レベル程度)
だと結構辛いかもしれない。

 

④とは言え、むちゃくちゃ自分の力になる

・疲れたし、辛かったけれど「自分が不安に思うことに、なんとか挑戦していく」
という経験は、想像以上に力になった

・実は、ワーホリ終了後、アメリカ~中南米を旅した際に、病院にかかったことがあった
 けれど、このワーホリでの経験が凄まじく活きた。

私こくぶんのブログは、「自分の人生(キャリア)のためのワーホリ」をコンセプトにしてるんだけれど、こういう一つ一つの「小さな(自分への)挑戦」は、必ず人生に効いてくる

というか、私には既に効いてる。
大変だったけれど、本当に挑戦してみてよかったと思う。

身体がダルすぎて動けない場合を除き、ぜひイケそうなら挑戦してみてほしい。

やりきると、この小さな成功体験はくせになると思う。

 

(2)実際にMSPを使って病院で診療を受けてみた

①病院にかかった理由。どんな症状が出たか


症状は、写真の通り。
と言っても、どんな症状か微妙にわかりにくいだろうから、以下説明。

【どんな症状だったか】

・10月頃に、なんだか顔がうっすら赤く腫れるようになる

・3日も経たないうちに、赤い腫れが顔全体に広がり、耳や首まで広がる
(写真左)

・さらに、首周り、肩まで赤い発疹ができる
(写真右)

・特に痒みがあるわけでも熱が出るわけでもなく、
 普通に過ごせるし、仕事もしてた
(顔がパンパンでひどかったけれど笑)

【病院にかかろうと思った理由】

・正直、腫れは引くだろうと思っていたけれど、日々悪化するばかりだっ

・これまでに、肌トラブルになったことがなく、こんな症状初めてだった

・異国の土地、ということで何か悪い病気だったらたまったもんじゃないから

ということで、症状が出てから約1週間後に、意を決して病院に行くことに。

 

②どうやって病院を探したか

【病院を探した手順】

1,「バンクーバー 病院 日本語」でAsk Google

2,バンクーバー滞在中、何かとお世話になった「Life Vancouver」のサイト
 「メインランドクリニック」という病院なら、日本語の医療通訳アシスタント
  が受けられることを知る

3,サイトに記載されていた「メインランドクリニック」に電話してみる

 ▼日本語専用ダイヤルがあって安心していた…
 

 

4,問い合わせた結果、

 ・MSPの場合は、医療通訳アシスタントサービスは有料になる
 ・しかも、1時間90カナダドル(約7,400円)もすることが判明

 

5,仕方なく、他を探していたところ「日本語対応可能」という情報が
  ネットにあった病院を発見。
  その名も「Coast Medical(コーストメディカル)」 
  住んでいる場所からも近かったから、迷わず電話。

6,がしかし。よくよく聞いたら
 「うちは全部英語対応なの。日本語通訳は有料になるわ」とのこと…

7,もはや仕方ないと思い、そのまま予約。

つまり、日本語対応可能な病院なんてなかったの…

この時ほど「日本の海外保険入っておけばよかった…」と思ったことはなかったね!本当。

 

 

③実際に病院で診療してもらってみた

実際に診てもらった、イエールタウンにある「Coast Medical」
駅から徒歩圏内だし、立地は良い。

 

清潔感もあって、しかも、フリーWi-Fiまで完備。
診療直前まで、医療英単語を調べられるからありがたい。

ちなみに、この病院のすぐ隣に美味いワッフル屋さんNeroがあるんだけれど、
医療英語まみれで疲れた頭に、ぜひとも糖分を補給していってほしい。

▼写真のは普通のやつ。バニラアイスとキャラメルソースのやつが個人的におすすめ

 

見事に脱線したけれど、病院に行ってからの流れを以下説明するね。

【病院に行ってから帰るまでの流れ※ちなみに全部英語ね】

1,受付けで「電話したKokubunだよ」と伝える

2,診療に際して記入するフォームを受け取り、記入する
(すまん…写真撮ってなかった…でも、そんなに難しくなかったはず)

3,記入したフォームを戻す際「保険は何に入ってる?」と聞かれ
  MSPに加入している旨と、MSPカードを手渡す

4,呼ばれるまで待つ
(10分も待たなかった)

5,いざ、診察室に通される

▼実際に診察してもらった部屋。完全個室だった

6,ドクターがむっちゃフランクでビビる。
  しかも、日本のように看護師(ナース)がいなかった

7,用意してきた英単語とフレーズを駆使して、症状を伝える

8,ドクターからいくつか質問を受け、なんとか答える

 ・いつからその症状が出た?
 ・痛みはある?
 ・何か薬は使った?
 ・痒みはある?   …など

9,ドクターによる視診

10,ドクターから、診断を受ける

(聞き取り、理解できた範囲内で)

・何かのアレルギー反応の可能性がある
・もしくは、何かしらの細菌が悪さをしている
・発疹に聞くお薬と、抗生物質を出すから様子を診て
処方箋(prescription:プレスクリプション)は
 薬局でもらってね。薬局は近くにあるから。

11,以上。診察はだいたい15分程度で終了。
  処方箋もらうための用紙も、その場でドクターがプリントアウト。笑

12,受付けに戻ると、「次の予約は必要ですか?」と受付け嬢に聞かれ、面食らう
 (日本の場合、病院側から指定されるからさ…)

13,とりあえず様子見て、また来ます、と行って終了。

【補足】
 ・MSPを持っている場合、診察料は無料(払う必要なし)
 ・処方箋は有料だけれど、病院では受け取れず、
  自分で薬局(ドラッグストア)に行って自腹で購入する

こんな感じ。

感想をざっくり伝えると、
予想していたよりも、10倍くらいドクターとのやり取りがキツかった。

一応「腫れ・発疹」に関して想定される英単語や会話を調べてメモして行ったけれど、

例えば「アレルギー」「細菌」という言葉も発音が良すぎてやっと聞き取れたくらいで、
もうその他は正直何言ってるかわからんかった…

 

④どんな処方箋かネットで確認&ドラッグストアへ直行

ドクターにもらった診断書に記載されている「Prescription Items(処方箋・処方薬)」という欄に記載されているのが、自分でドラッグストアで買わなきゃいけないリスト

私の場合、

■CETIRIZINE 20mg TABLET

■KEFLEX 500mg TABLET

この謎の2つの薬を買う必要があるらしいことがわかる。

もちろん、フレンドリーなドクターは親切に説明してくれたけれど、2割位しか判らない。

そんな時は、Ask Google, again.

日本語HPの「くすりのしおり」で検索すれば、だいたいどんな薬かわかる。ありがたい。

で、私こくぶんが処方された薬は以下のような内容。

■CETIRIZINE 20mg TABLET:アレルギー症状を改善する薬

■KEFLEX 500mg TABLET:抗生物質

お値段:2つで 約 C$50(約4,100円)もちろん自腹(高い…)

確かに、ドクターがそんなことを言っていた気がする!と確信し、
早速「薬」を買いに、ドラッグストアへ。
(ちなみに、Drug store は英語でも通じる、というか英語だから安心して)

 


カナダの場合、日本で言う「薬局」じゃなくても、
そこら辺にあるドラッグストアの薬局コーナーに薬剤師が駐在している。

ちなみに、バンクーバーのドラッグストア御三家は、上の画像の通り。

 

ドラッグストアに行くと、“Prescription”とサインのあるコーナーが店の奥にあると思う。

そこに、薬剤師さんがいるから、以下の流れで処方箋を受け取ろう。

1,“Drop off”コーナーで、ドクターからもらった
 「診断書 兼 処方箋アイテム」が記載された用紙を薬剤師に手渡す

2,お店に在庫がある場合すぐ購入できるけれど、
 ・調合が必要な場合
 ・在庫がない場合
 などの場合、「1時間後に取りに来て」など指示される

3,”Pick up”コーナーで、薬や飲み方について説明を受け、
  その場でお金を払って終わり(デビッド・クレジットOK)
  ※日本の海外保険に入っている場合、レシートを保管しておけば
  あとから請求できると思うから、必ず取っておいてね

 

《補足》薬の飲み方について、英語で聞き取れなかった場合は?

 

結論から言うと、
「お薬の説明書も一緒についてくるから、聞き取れなくても紙面で確認できるから大丈夫」

上の画像 “Prescription Information”というのが「お薬(処方箋)の説明書」なんだけれど、
ここにちゃんと、薬の飲み方やどんな薬か、ということが書いてある。

読めなくても、これも物凄く英語の勉強になるから、
Google翻訳の力を借りたりしながら頑張ってほしい理解してほしい。

ちなみに、どんな内容が書いてあるか「見出し」だけでも参考にどうぞ。

 

 

《補足》”Drop off”と”Pick up”って?

初めてドラッグストアで処方箋を買う時に戸惑ったのが、この2つの単語の意味。

写真のように、どんなドラッグストアの処方箋コーナーでも、必ず“Drop off”と”Pick up”の2つのサインがある。意味は、画像に差し込んだ通りなんだけれど、

Drop off :受付け(診断書を渡す場所)

Pick up :処方箋を受け取る場所

となっているので、覚えておいて。

 

 

【参考】ダウンタウンにあるドラッグストアの地図

■Shoppers Drug Mart (先程の病院、Coast Medicalから割と近い)

(※写真はイメージ)

 

■LONDON DRUGS(駅の目の前、誰もが知ってる場所かも)

 

■Rexall(ウォーターフロントの方面)

(写真はイメージ)

 

⑤1週間様子をみたけれど、良くならずまた診療に行く

ちゃんとお薬を決められた通りに飲んだのに、1週間経っても全く良くならず。

写真だとちょっとわかりにくいかも知れないけれど、顔がパンパンに赤く腫れてしまって、
りんご病のような感じになってた。

写真の不服そうな顔からも、辛そうな空気が感じられる。笑

ということで、また医療英語まみれか…と足が重かったけれど、
同じ病院に電話をして、なんとか予約を入れて病院へ。

前回と同じドクターにしてくれたから話が早くて助かったけれど、開口一番

「ん~!治ってないね!」

との一言。
いや、助けてよ。笑

で、もう1度頑張って

・薬はちゃんと飲んだ
・でも治まる気配がない
・あいかわらず、痒くはない

こんなことを、Google翻訳の力も借りながら伝えたところ、

「もしかしたら、乾燥による湿疹かも!」

と閃いてくださり、再度 処方箋を出してくれることに。

そして、前回同様に
「1週間くらい様子をみて、良くならなかったら来て」
とのことで、病院を後にして、その足でドラッグストアへ。

で、購入した処方箋がこちら。

画像上、筒のような容器に入っている塗り薬が処方箋。

これは、画像下の「Glaxal base」という保湿クリームと湿疹を抑える薬を調合したものらしく、
お値段は C$19.14(約1,600円)。もちろん自腹ね。ラーメン食べられるよ…しくしく。

この塗り薬を1日2回塗って、それで効き出したら、徐々に保湿クリーム(Glaxal base)だけ塗っていく、みたいな指示だった気がする。

 

⑥結果、原因は「乾燥による湿疹」だったというオチ

調合してもらった塗り薬が、なんと的中!
徐々に効き出して、4日もしたら、ついに赤みが引いてきた!!

写真の自分も嬉しそうにしてるね。笑

ということで、抗生物質やアレルギー症状を抑える飲み薬を飲んだのに、
肌トラブルの原因は「乾燥」というオチ。

でもこれ、実はバンクーバーに来たばかりの日本人にたまにみられる症状らしい。
そうか…バンクーバーの乾燥をなめていたよ…

でも、原因が本当に判ってよかった。
そして、病院に行って本当によかった。
MSPも持ってて、マジでよかった。

と、とにかく安堵。

 

(3)MSPのメリットとデメリット

こんな具合に、ドクターが何を言ってるかほとんどわからなかったけれど、

MSPのおかげで診察費が2回とも無料(薬代は合計5,100円位したけど)
しかも謎の湿疹も治ったから本当によかった。

とは言え、実際にMSPにお世話になってみて、しみじみ感じた事がいくつかあったから、
以下、メリットとデメリットにしてまとめておくから、参考にしてほしい。

 

《メリット》

■日本の海外保険に比べたら、とにかく月額の保険料が安い
※私こくぶんが居た期間は、CA$37.5(約3,250円)だったけれど、
 2020年1月からは無料になる

診察料が無料
※処方箋代は自腹

むちゃくちゃ自分のためになる

【“自分のため”とは】
・病院の予約から英語での電話、実際の受付け、診療、薬の受け取りなど、
正直「つ、辛い…」ってなることが多いけれど

「困難」だと思うことを自分の力でやりきると
それが成功体験になって、ポジティブな連鎖を生み出す。

・そして、この成功体験の積み重ねこそ、
必ず今後の自分の人生に効いてくる。というか効いている

これが「自分のため」だと私は思っている。

 

《デメリット》

日本の海外保険に比べると、カバー範囲が狭い

BC州以外の旅行をする場合、MSPだけでは心もとなすぎる
※カナダ国外を旅行した場合の緊急医療にかかる保険は
1日最大$75(約6,460円)しか出ない

【例えば…】友達とアメリカ旅行に行きたい場合

・MSPだけだと、いざアメリカで何かあった時に洒落にならない位
金額の医療請求がある可能性がある。

・だから、旅行に行く度にカナダ現地の民間保険に入る必要がある
(私こくぶんも実際にそうしていた。まあ、高くないけど)

処方箋代が自腹。そして地味に高い。
※包帯とかギブスは自腹かどうかわからない、すまん

■カードが手元に来るまで時間を要する(すぐ使えない)

■日本語の医療通訳アシスタントサービスが無料で使えない(これ辛い)

こんな感じで、まあデメリットが多くてすまんが、
実際に利用してみて思ったことをありのままに書いてみたよ。

まあ、一言で言えば「日本で海外保険に加入しておくのが最強」ということ。本当。

お金があったら、もしくはちょっと無理してでも加入しておいた方が、
いざ現地で私のように謎の湿疹が出ても安心して病院に行ける。

 

ちなみに、バンクーバーとトロントで医療通訳サービスを行っている「Trans Med」のサイトに、
日本の海外保険とMSP(BC州)の比較がわかりやすく載っているから、ぜひ参考にしてほしい。

▼クリックでサイトに飛ぶよ。青丸で囲ったところが、個人的に「辛い…」と思うところ。

 

3,まとめ

以上、実際にMSPを使って病院に2回お世話になった経験を記事にしてみた。

最後に、以下3つ、簡単にまとめて締めくろうと思う。

バンクーバーの現地保険MSPを実際に使ってみた感想が知りたい!

安いけれど、日本の海外保険と比べたら万能じゃない。
BC州以外(カナダ国内旅行やアメリカ旅行)にも旅行に行こうと考えている人は、
特に日本の海外保険に入っておいた方がいい

 

MSPをどうやって使えばいいか知りたい!

1,ウォークイン対応の病院をネットで検索
 (ダウンタウンだと記事内で紹介した
  “メインランドクリニック”か“Coast Medical”)

2,一応、電話で予約
 (予約しなくてもいい場合もあるらしいが…)

3,MSPカードを持って行って、受付けで提示すればOK

 

実際のところ、現地保険MSPってどうなの?

■本当にお金に余裕がなくて、かつちょっとは英語に自信がある人
(他ワーホリ経験者など)なら便利だと思う

■けれど、州外旅行(オーロラ旅行、トロント旅行、アメリカ旅行など)に
 行く場合は、別に海外保険に入らなきゃいけないから若干不便

以上。

こんな感じで、実際に使ってみたからこそ言えることについて、いろいろとアイディアをシェアしてみたけれど、参考になったかな?

ぜひ、あなたの悩みや疑問が解消されていたら嬉しい。

もし質問や疑問があれば、ぜひコメントくださーい。はげみになります:)