【カナダ/バンクーバー語学学校】LAB-Languages Across Borders-(旧CSLI) トライアル行ってみた感想・口コミ・評判
- 2018.06.02
- 語学学校

1,今回行ってきた学校LAB-Languages Across Borders-(旧CSLI)
《ざっくり概要》
■他校に比べて圧倒的にアクティビティが充実。毎週金曜日は授業が無く、アクティビティのみ行われるという徹底っぷり
■より実践的な英語をアウトプットできるような授業やカリキュラムを提供している
■とにかく雰囲気がフレンドリーで明るい
【補足】
※見学日;2018年4月。
※見学時は、「CSLI」という語学学校だったけれど、学校名が「LAB」に変更になった。
※以下の記事内にある学校HP情報・画像を含め、「LAB」語学学校HPを参照にしているけれど、記事投稿時から更新・変更されている場合があるから注意してね
※日本人スタッフが駐在していたので、日本語でも問合せ可能(2018年現在)
2,さっそく感想
《全体の印象》
■「アットホーム・元気・活気・フレンドリー・若い」印象が強い
■アウトプットを重視している。
特に授業(座学)での勉強以上に、アクティビティーやゲームを通して、楽しくかつ実践的な英語を身につけることに重点をカリキュラムが組まれている印象
■他校に比べて生徒同士または生徒と先生の交流が多い
■HPを見ると、多国籍の人たちの笑顔写真に溢れてて素敵に見えるけど、ただのイメージなので注意。実際はアジア系・南米系の学生が8割くらい
《向いてると思う人》
■座って勉強するよりゲームやアクティビティを通して楽しみながら英語を学びたい人
■国籍問わず友達をたくさん作りたい人
■語学学校での思い出をたくさんつくりたい人
《向いていないと思う人》
■真面目に真剣に英語勉強したい人
■「しっかり英語を勉強したい」と考えている仲間と出会いたい人
■社会人経験があり、若い学生ノリが苦手な人
《こくぶんは、通いたいか否か》
否。学校に入った瞬間「あ、ここではないな」と思い、最後までその印象は変わらず。
理由はシンプルで、単純に自分に合わなかったから。
学校の雰囲気、価値観、生徒の雰囲気などなど。
と言いつつ、
・座学よりもアクティビティ活動を重視し、英語をより自然に「アウトプット」できるよう仕向けてある構成
・国籍豊かな留学生同士の交流を大切にしている
といった学校の考えにはとても共感するし、ここまで雰囲気が明るくフレンドリーでアットホームな学校は他校ではあまり無いんじゃないか、と思う。
もし自分が「大学生・初めての海外留学で不安だらけ」みたいなステータスだったら、たぶんこの学校はとても合うんじゃないかと思う。
でも、大学卒業して8年が経ち、日本でがっつり仕事してきた現こくぶんステータスでは、ちょっと雰囲気やノリが若すぎて居心地が良くない、と素直に思った。
【余談】
・トライアルレッスンに行った際、隣に座ってた20歳の日本人の女子学生に聞いたら、「この学校はしっかり勉強したい!って人には全然向いてないですよ」と言われた。
・学校にいる生徒の年代によって、本当に雰囲気がかわってくるので、自分がどんな雰囲気の人たちに囲まれて勉強したいか、ちゃんと考えておこう。
3,学校の詳細説明
《特徴・サポート》
【Good!】
■自然な英語をアウトプットできるような授業・カリキュラムである
授業とアクティビティ両方を通して英語を「話す」機会を多く作ることを大切にしている。
■金曜日はアクティビティの日
・プログラムの一環で、金曜日は授業ではなくアクティビティーの日になっている。
・バンクーバー市内観光からスポーツ、学校内でのレクリエーションやら、
文化交流やらいろいろある
・ちなみに授業費用込み。
■専門性の高いコースが開講されている
・アカデミック(進学・専門学位)
・ビジネス
・外国語(スパニッシュ、マンダリン等)
・アート(グラフィック、アニメーション等)
【Not Good…】
■謎の「Social Time」
授業と授業の合間、休憩時間に「Social Time」という謎の生徒同士の交流時間があったんだけど(今もあるか不明)正直機能していなかった
■選択コースが多い様に見えるけど、実は気軽に取れそうなコースが少なそう
コースについては後で詳しく取り上げるけれど、「英語を楽しく学べる!わーい!」みたいなテンションでコース一覧をHPで見てみると、
・ビジネス英語(4週間~)
・プレゼン力を高める勉強(4週間~)
・学位取得コース
・ネイティブのように話そう(4週間~。題材はCBC NewsやTED talks)
…など、専門性が高くガチめなコースが目立ち、他校に比べて気軽に取れそうなコースが少ない。
HPの楽しそうなキャッキャしている写真にだまされないように…
【Other】
■英語レベルは1~10段階
■「Host Student System」と言う、在学生が新入生を学校案内をしたり、サポート・ケアをするようなボランティア制度がある
■自分専用マグカップがあり、コーヒー紅茶を自由に飲める
▼こんな感じ。マグカップに名前入りのシールが貼ってある。これは素敵な文化だと思った!
《学生・クラス》
【雰囲気】
■何度も言うけれど、雰囲気は全体的に明るい。
■「元気!若い!勉強だけじゃなくて楽しみたい!」っていう生徒が多い。
■年齢層も20代前半の生徒が多い印象。もちろん社会人っぽい人もいたけれど少数な印象。
【国籍】
■話を聞いた限りだと、日本人・韓国人で40%位。南米20%でヨーロッパ系は少数。
学校見学時は、日本人・韓国人・南米系(メキシコ人・ブラジル人)で8割だった印象。とは言え、時期や英語レベルにもよるみたい。
【クラス人数】
■10~14人(平均は12人らしい)
■ただし、英語レベルや季節によって変動あり
《コース》
【コース概要】
一言、コースが多い。全部で17個。
多すぎて詳しく説明するのが面倒だから、以下学校HPの画像に日本語でプログラム名を書いたのを載せるので、まずはざっと見てほしい。
コースの取り方は、おそらく学生によって以下2つに分かれると思う。
■General English(一般英語)をフルタイム(午前&午後)で受ける
■General English(一般英語)をパートタイム(午前)で受け、午後は「リスニング&発音」といった好きなコースを選択して、コースを組み合わせて受ける
ただし、先程も言ったけれど、よくよく見ると気軽に取れそうなコースが少ない。そこも合わせてチェックしてほしい。
コースが多すぎるから、「General English(一般英語)」のみ以下、詳しく説明するね。
《補足》General English
包括的に英語を学びたい人のためのコース。一般英語。
【General English コース概要】
これも、学校HPのコース説明の画像をそのまま貼り付けて、簡単に日本語の訳を載せるからまず見てほしい。
まあ、この通りなんだけれど、ちょっと注意なのが画像真ん中あたりにある「Hours per week」という部分。
この「一般英語」は、パートタイムの授業(AM/PM)か、フルタイムの授業か選択することになってる。
■パートタイム 月~金、1日3時間(9:00~12:00/13:00~16:00)
■フルタイム 月~金、1日6時間(9:00~16:00)
※金曜日はアクティビティDayだから、クラスでの授業というより課題授業になる
【General English コースと組み合わせて取れそうなコース】
私だったら、「一般英語」をパートタイム(午前)だけ取って、午後は
■リスニング&発音特化コース
■ビジネス英語コース (※4週間から申込み可)
■プレゼンテーション力UPコース(※4週間から申込み可)
などの特化コースを受けたいと思うかな。
ただし、コースによっては申込み可能な期間が最低4週間からなど、条件があるコースもあるため事前に確認をしてほしい。
《価格》
HPを探してみたんだけれど、「価格」について書かれてるページが見当たらなかった。
調べたら、2018年時点では旧CSLI校の価格と同じらしいので、それをもって以下説明するね。
※以下記載する料金は、CA$1=85円で計算(2018年現在)
英語だらけ…と絶望しないで。黒枠に囲った部分を主に見てほしい。
・REGISTRATION FEES :登録料(申込金)
・TUITION FEES :授業料
授業料は「通う期間(Weeks)」と「フルタイムかパートタイムか(Time)」によって変動し、通えば通うだけ若干安くなる仕組み。
《料金シミュレーション》
じゃあ、実際どの位の料金になるか、以下のシミュレーションで見てみよう。
「週30時間(Full-Time)」を4週間(約1ヶ月)通う場合
登録料(Registration Fee)CA$150
授業料(Tuition Fee) CA$380×4=1520
=============================
合計 CA$1,670(=約141,950円)
この価格が割安なのか割高なのか、判断基準は人それぞれだろうけれど、試しに私がトライアルレッスンで行った6校の平均価格から判断してみる。
合計費用 平均価格 :CA$1,728(=約146,838円)
LAB(旧CSLI) :CA$1,670(=約141,950円)
合計平均で考えると、平均より安め。
では次に、「1時間あたりの授業料」で比較してみる。
1時間あたりの授業料 平均価格:CA$67 (=約5,710円)
LAB(旧CSLI) :CA$56 (=約4,732円)
やはり、他校に比べると安い。授業時間の割に安い。金曜がアクティビティで「授業」じゃないからかな?
ちなみに、非営利組織の学校を除いて、見学6校行った中で最も安かったよ。
コース料金の注意点
・時期によって「キャンペーン」として授業料が安くなる場合もあるから、一概に価格だけで判断はできないのでご承知おきあれ。
《立地》
■ダウンタウンの中心よりちょっと外れた場所にあるように見えるけれど、「イエールタウン」というお洒落エリアにある。
■最寄り駅から10分以内、バスもあるから交通にこれまた不便はない
■学校から徒歩3分程度で、写真のようなエリアになる。お洒落なレストランや意識高い系カフェ、ジムが並ぶから、散策するだけで楽しい。
■ちなみにこの「イエールタウン」というエリア「バンクーバー初、街全体がWi-Fi接続可能」という環境。実際にちゃんと繋がる。
4,学校見学の様子
《学校見学:準備編》
さっそく学校見学の様子をシェア!
…とその前に。一応、私がどうやって学校見学を申込んだか以下に記載しようと思う。
ステップとしては、
(1)LBAのサイトに飛ぶ
(2)「CONTACT US」をクリック。
(3)入力画面に従って入力。このとき、英語が不安なら日本語で入力してOK。
※私はこんな感じで送ったよ(別記事に飛ぶ)
(4)トライアルレッスンをしたい旨を入力して送信。
▼コンタクトフォーム入力例
(5)あとは返事を待つ
※時差が16~17時間もあるから、すぐ返信が来なくてもプンプンしないように
(6)返事が来たら、前々日~前日に、確認も込めて「よろしくお願いします」メールを送って完了
▼実際に日本語できた返信内容
《学校見学&トライアルレッスンのスケジュール》
スケジュールと行っても、半日もかからないんだけれど、流れとしては以下の通り。
①5~10分前に到着
②受付にて
”I have a reservation for a trial lesson today.”
とトライアルに来た旨を伝える
③日本人スタッフを紹介される
④見学&トライラルレッスンのスケジュールについて簡単に説明を受ける
⑤英語レベルを確認される
⑥本人の英語レベルに合わせたクラスに通される
⑦実際の授業体験スタート
⑧日本人スタッフのいる事務所に戻り、詳しい学校説明を受ける
⑨一通り、学校の様子をぐるっと見て回る
⑩終了。家に帰って、お礼メールをして完了。
という感じ。
ちなみにどの学校に行ってもだいたい同じスケジュールだったよ。
《学校見学:当日 ※写真あり》
トライアルレッスン開始が13:00だったから、10分前までに来るよう言われてたんだけど、午前中に入れてたトライアルレッスンのカウンセリングが思いの外長引いてしまい、ダッシュで向かってギリギリ3分前に到着。
特に何か言われるわけでもなく、フレンドリーに迎え入れられる。
【建物入り口】
交差点に面している、鏡張りっぽい建物。この1階部分が学校になっているみたい。
【エントランス】
ドアを開けるとすぐ目の前にカウンターが。
※「CSLI」という名称の学校だったから受付け台にそう書いてあるけど、今は「LAB」に変わっているはず
【廊下】
見よこの壁一面に貼られたの写真を!
これを見るとやっぱり活気があってフレンドリーな学校という印象を受ける
【ラウンジ】
・ラウンジは受付すぐ横にある。壁から各国の国旗が垂れ下がっていたり、賑やかな雰囲気。他学校と比べて開放的な印象を受けた。
・冒頭にも載せたけれど、このラウンジの一角にマグカップウォール(壁)があって、この近くにコーヒーマシーンや電子レンジなどがあったよ。
【その他の共有スペース】
・ラウンジ以外にも、教室の奥に家のようなキッチンがあった笑
・特にいいな!と思ったのは「冷蔵庫」があること。他学校に行った時に気がついたんだけれど、冷蔵庫がある学校がここしかなかった。お弁当持ってきてる人にはありがたいよね!
《トライアルレッスン ※写真あり》
では実際にトライアルレッスンの内容や感想について以下、シェアするね。
【受けた授業】Conversation English(今はこのコース無いみたい)
【レベル】Level5(中級)
【生徒数】10人(日本4人、韓国3人、南米3人)※私を除く
【授 業】
・13:00~14:30(途中休憩あり)
・先生は若くて(20代後半)フレンドリーだったけれど、学校の教育方針に沿って工夫して授業を考えている印象。かつ「クラス全員に発言させる」のを心がけているのがよくわかった。
・この日の授業は「If I were you, I would ~」という仮定法をゲーム形式で学ぶもので、楽しかったし、ばっちり覚えた。けれど、遊びモードが強かったかな、という印象。
【感 想】
・授業は素直に楽しかった。けれど、全体的に「ゆるい」印象をすごく受けた。求めていたようなストイックさはほぼ無し。
生徒が無駄話ししたり、笑い合ってたりしても先生は注意せず、生徒も遊び半分な感じだった。
・生徒が私以外全員20代前半だった。ノリがまじで学生ノリで、私には全く合わなかった
そのノリはもういいかな…みたいな
・おそらく「ビジネス英語」など専門性の高いコースを選べば、真面目度は上がるのだと思う。
5,まとめ
以上、学校見学&説明を受けた感想と内容をシェアしてみた。
何度も言うけれど、学校の雰囲気はフレンドリーで活気があってワイワイ明るい感じ。
「友達をつくりたい!英語は楽しく学びたい!」って人には本当に向いてると思う。
たまたま、この学校に通っている日本人(18歳女子)に会ったことがあったけれど「めっっちゃ楽しかった!また戻りたい」と彼女はドハマリしていた。
つまり、合う人にはすごく合う学校なんだと思う。私はマジで合わなかった。笑
とは言え、他学校に比べ料金が安めで、アクティビティも豊富だから、興味のある人はぜひ問い合わせてみてほしい!
以上、ちょっとでも参考になったら嬉しい。
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