【おすすめすぎる】年会費無料のクレジットカード付帯の海外旅行保険で、カナダ・ワーホリの海外保険を節約する方法。
- 2020.01.26
- 海外保険

【要点】
■クレジットカード付帯の海外旅行保険で保険料を節約できる
■選ぶなら、年会費無料のカードを2枚持ちで
■楽天カードとエポスカードのVISA&MasterCardブランドなら使える
【この記事はこんな方人向け】
・海外旅行保険を少しでも節約したい人
・クレジットカード付帯の海外旅行保険に興味がある人
・無料の海外旅行保険付帯のクレジットカードでおすすめを知りたい人
やっほー、ポジティブめがねのこくぶん(@CocobunYummy)です。
ワーホリに行く準備の中で、最も重要と言っても過言ではないもの。
それが、海外旅行保険への加入。
ただし、1年間分加入とするとして、これが結構かかる。
補償内容や補償金額にもよるけれど、約20~27万くらいはかかる。
いざという時のために海外旅行保険は必須。
でも、なんとかその費用を少しでも抑えられないか…?
カナダ渡航時、まさにそんなことを必死で探していた私こくぶん。
今回は、コストカットのアイディアの情報を求めてこの記事にたどり着いたあなたへ、自分の経験も踏まえてアイディアをシェアしようと思う。
1,クレジットカードの海外旅行保険で、ワーホリの海外保険を節約する方法
(1)クレジットカードの海外旅行保険とは
まずは結論から。
■クレジットカードの海外旅行保険とは?
クレジットカードによって、海外旅行保険が付与されているものがあり、そのカードを所持している場合、旅先でのケガや病気、トラブルがサポート・カバーされる。
■クレジットカードの海外旅行保険はいくらなの?
クレジットカードに「付与(ついてくる)」ため、実質無料。
クレジットカードの「年会費」が無料の場合、マジで無料。
■海外旅行保険が付与されているかどうか、どうすればわかるの?
知らん。Googleで検索、もしくはカード会社に連絡して聞いてみて。
ちなみに、楽天カードなら、利用付帯(※後で説明)ではあるけれど、海外旅行保険は付与されている。
■ちなみに、補償内容は?
例えば海外旅行保険のAIG のワーホリ保険に比べると、
内容はともかく、補償額はけっこう心もとない。
※後述するけれど、複数枚もっていると一部補償額が合算されるという裏技がある
こんな感じ。
これだけじゃさすがに意味不明かもしれないから、以下詳しく見ていこう。
①クレジットカードの海外旅行保険って何?
クレジットカードによって、海外旅行保険が付与されているものがあり、そのカードを所持している場合、旅先でのケガや病気、トラブルがサポート・カバーされる。
つまり、「持っているだけで海外旅行保険に加入している状態」になれるという、よくわからない感じなの。
私こくぶんも知らなかったんだけれど、なんとクレジットカードによっては、
「海外旅行保険」が付与されているものがある。
しかも、カードにもよるけれど、日本を出国した日から30~90日間が補償対象期間。
すごいよね。
なお、出発前の届け出や手続きが不要で、海外旅行保険に加入する際に申請するような以下の内容を申請せずとも、海外旅行保険に加入した状態になっている。
(例)旅行場所・日数・年齢・他加入者である自分の個人情報など
ただし、後述するけれど「付帯条件」によっては、
ただクレジットカードを持っているだけでは保険適用にならない場合もあるから注意してほしい。
②クレジットカードの海外旅行保険はいくらなの?
クレジットカードに「付与(ついてくる)」ため、実質無料。
クレジットカードの「年会費」が無料の場合、マジで無料。
ここも、初めて知ると「What!?」ってなっちゃうところ。
海外旅行保険は、クレジットカードに付帯されている場合、特に保険代金を支払う必要がない。
だから、クレジットカードの「年会費」が無料で、
かつ海外旅行保険が付与されている場合、マジで無料。
これはすごい。
▼例えば、世界旅している人ならもはや常識のエポスカード だと「年会費永年無料」とあるように、無料で使い倒せる。ちなみに、海外旅行保険はもちろん付与される。
③海外旅行保険が付帯されているかどうか、どうすればわかるの?
知らん。Googleで検索、もしくはカード会社に連絡して聞いてみて。
私こくぶんは、ワーホリに行くまでクレジットカードは楽天カード一つしか持っていなかった。
が、ラッキーなことに楽天カードには海外旅行保険が利用付帯だが付与されていた。
だから、お手元に楽天カードがあればランクに関係なく海外旅行保険が付与されているのでちょびっと安心してほしい。
(ちなみに、楽天プレミアムカードの場合は、一部の利用付帯を除いて自動付帯になる)
その他のクレジットカードについては、Googleで検索すればすぐ出てくるから調べてみてほしい。例えば、イオンカードの場合も海外旅行保険は利用付帯だがついてる。
④ちなみに、補償内容は?
内容はまあまあだけれど、補償額は心もとない
そもそも「補償内容」がよくわからない…という人へ。
以下、ざっくり説明。
【補償内容】
■傷害死亡・後遺障害
旅行中のケガによって死亡した場合。
後遺障害は旅行中のケガにより後遺障害が発生した場合に補償。
■傷害治療費用
旅行中の交通事故など、
傷害が起こったことで治療しなければならない費用の補償
■疾病治療費用
旅行中の体調不良など、
医師の治療を受けてかかった治療費の補償
■賠償責任
偶然な事故により、他人にケガをさせたり、
他人の物を壊したりすることで、賠償責任を負わされた場合の費用補償
■携行品損害
スーツケースやカメラが盗まれるなどして、
携行品損害となった場合に補償
■救援者費用
保険に加入している被保険者を捜索救援する費用や、
関係者が現地に行くための交通費である救援者費用の補償
■航空機遅延費用補償
飛行機の欠航・遅延により予定外に発生した
宿泊費・飲食代などをカバーする補償
■航空機寄託手荷物遅延等費用補償
飛行場で預けた荷物の受取りが遅れたことにより
発生した予定外の費用をカバーする補償
【補足】補償内容が補償額って、どこを注視すればいいの?とりあえず補償額が高い方がいい?
1点シェアしたいアイディアについて補足。
私こくぶんも、海外旅行保険についてあまり詳しくなかった頃は
「補償額が5,000万円」など、
「とりあえず高いやつを選べば間違いない」
と思っていたんだけれど、実はそうでもない。
ポイントとしては「治療費系」の補償額が高いもしくは無制限のものを選ぼう。
つまり、渡航先で保険の威力が発揮されるのって、怪我したり入院した時のカバー具合なわけで、
例えば「死亡補償5000万円」なんて、自分が死んだ後の額だけ一丁前に多くても世話ないと思う。
死んだ後のこと気にするより、
腹を壊したときの治療費をカバーしてくれる方が重要だと気付いてほしい。
これを踏まえた上で、
クレジットカードの海外旅行保険が「心もとない」理由について。
AIG保険のわかりやすい解説ページをベースに引用しつつ、
EPOSカードの補償内容をコピペしたもので説明しよう。
▲引用元:AIG損保 海外旅行保険「クレジットカードに付帯されている海外旅行保険との違い」※一部加工
上の画像の通り、大きく違うのは以下3点。
1, 全体的に補償額が違う
2, 特に重要な「治療費系」費用はレベチ
3, 飛行機に関連する補償の有無
海外旅行保険の補償内容を考察する上で特に注視してほしいのが「治療費系」。
すなわち、
「傷害治療」「疾病治療」「救援者費用」の3つなんだけれど、
AIG保険のような海外旅行保険の補償額は、さすがにレベチ(レベルが違う)。
そして、EPOSカードの補償限度額にある「200万」や「270万」は、正直むっちゃ心もとない。
以前も別記事にしたけれど、自転車からこけて、打ちどころが悪くて救急車呼んだ場合、200万円じゃ足りない可能性が十分にある。
それに比べると「無制限」というのはすごい。
安心感が半端ない。
「3,飛行機に関連する補償の有無」についても一応降れておこう。
クレジットカードの海外旅行保険は、残念ながら飛行機に関する補償は全くない。
もし心配なら、別途「行きの便」だけでも、単発で保険に加入すると安心。
私こくぶんは、H.I.Sが運営するSurprice!という海外格安航空券サイトで航空券を予約した際に「web旅行保険片道」という保険に加入。
価格は下の画像の通り、1,870円。
たった2,000円以下で、飛行機遅延時の補償やバゲッジロスの補償があるなら安いもんだと思う。特に、ただの旅行じゃなくて留学やワーホリで渡航する分、荷物もたくさんだからね。
【補足】海外旅行保険付帯のクレジットカードを複数持っていると良し!
以上の通り、年会費無料のクレジットカード付帯の海外旅行保険だけだと、
補償内容や額の心許さが気になる。
ただし!
海外旅行保険付帯のクレジットカードが複数枚ある場合。
例えば、年会費無料の楽天カードとエポスカードを2枚所持し、いずれも保険有効な場合、
治療費系の項目(傷害治療費や疾病治療費用)の補償額を合算することができる!
つまり、楽天カードとエポスカード両方を保有していると、
「1事故につく傷害治療費の補償額」が、
(楽天カード)200万+(エポスカード)200万=400万円
の限度額になるということ。
下の通り、カード会社が異なろうが合算可能みたい。
(2)クレジットカード付帯海外旅行保険で、どのくらい節約できるか
ここが一番知りたい!
というところだと思うから、早速結論から。
■カナダのBC州に限って言えば、
「クレジットカード付帯の海外旅行保険」と「州の公的保険」を組み合わせた場合、
超極論、年間の保険料が無料になる可能性がある。
■もしくは、
「クレジット付帯の海外旅行保険」と「カナダの民間保険関連会社・BIIS」
の保険プランを組み合わせた場合、
日本の海外旅行保険に加入するよりも、15万円以上節約できる可能性がある
これの根拠となる部分について、
以下の通りのシミュレーションで見てみよう。
【シミュレーション】ワーホリ(カナダ)に1年間滞在する場合
AIG損害保険 (※歯科治療費用なしプラン、最安値プラン) |
クレジットカードと… | ||
民間保険「BIIS」 | 州保険「MSP」 | ||
3ヶ月間 | 246,560円 |
無料 |
無料 (クレカ付帯保険有効期間内) |
9ヶ月間 |
■最低限プラン |
無料 |
|
1年合計 | 246,560円 |
60,000~150,000円 |
無料 |
※AIG損害保険(ワーホリプランの料金表より見積もり引用)
※民間保険BIIS(ブリッジスインターナショナル保険・ビジター保険より見積もり引用)
※州保険MSP (MSP Premium Elimination: Jan. 1, 2020)
こんな感じ。
なお、上のシミュレーションの表が「3ヶ月間」と「9ヶ月間」に分かれている理由について補足したいと思う。
後述するけれど、クレジットカード付帯の海外旅行保険の保険有効期間は、最長でも出国から90日間(3ヶ月間)となっている。
かつ、日本を出国した後は、海外から日本の海外旅行保険に加入することはできないので、必然的に渡航先の民間なり公的な保険に加入する必要がある。
これが理由で、先の表は民間もしくは公的保険に加入した場合でそれぞれ表記してある。
こうして見ると
「公的保険MSP」最強じゃん!年間保険料無料って最強じゃん!
と思うかもしれない。
しかし、別記事にもしたんだけれど、
■補償内容は日本のものと比べて劣るし、
■キャッシュレス対応じゃないから治療費を立替えしなきゃいけない。
■かつ、処方箋(薬代)も日本の海外旅行保険だとカバーされるけれど、
MSP(州保険)ではカバーされず、自腹になる。
これに加えて、加入するにも一定の条件が必要だったり、
条件に達していても「待機期間」という謎の時間を待つ必要がある。
という具合で、「無料」だけあるな、という感じ。注意してね。
【参考】ちなみに、私こくぶんの場合
私こくぶんは、
①クレジットカード付帯保険
②片道航空券だけ、単発の保険に加入(HIS系の保険)
③BIISの保険
④MSPの公的保険
以上、4つの保険を綱渡り&駆使した結果、年間保険料は約3万円だった。
(※MSPは、渡航時は有料で月額CAD37.5。約3,200円だった)
ちなみに、2度病院にかかったが、その薬代を含めても3万円。
みんなも十分可能なプランだと思うけれど、正直おすすめはしない。笑
(3)クレジットカード付帯海外旅行保険の注意点
まずは結論から。
■保険有効期間は90日間
・クレジットカード会社によって振り幅はあるけれど、長くて90日間(もしくは3ヶ月間)がリミット。
・つまり、ワーホリの1年分の保険をクレジットカード付帯の海外旅行保険だけででまかなうのは不可能。
■海外から日本の海外旅行保険に加入はできない
・クレジットカード付帯の海外旅行保険の有効期限が切れた後、海外から日本の海外旅行保険に入る…ということは不可能なので注意。
・つまり、渡航先で何かしらの保険に入る必要がある。
■「利用付帯」が保険有効の条件の場合は注意
クレジットカード付帯の海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」という2種類の付帯条件があり、持っているクレジットカードが「利用付帯」の場合は、ただ持っているだけでは保険適応にはならない。
それぞれ気になるところだから詳しく見ていこう。
①保険有効期間は90日間
クレジットカードの付帯保険の補償有効期限は、長くても出国から最長90日まで。
それ以上の延長はできない。
3ヶ月までの短期語学留学なら期間をカバーできるが、
1年間のワーホリの場合は不十分なので注意してほしい。
②海外から日本の海外旅行保険に加入はできない
▲楽天カード海外旅行保険ページより引用
クレジットカード付帯の海外旅行保険の補償期間が過ぎたら、日本の海外旅行保険に加入しよう!
と目論んでいた人がいたら、残念ながらそれは叶わない。
AIG損保などの日本の海外旅行保険は、基本的に日本国内からの受付のみ有効で、
海外にいる場合は問答無用で申し込めない。
必然的に、ワーホリの渡航先にて何かしらの保険に入る必要がある。
カナダ、とりわけバンクーバーのあるBC州(ブリティッシュコロンビア州)では、ワーホリビザを持つ日本人が加入できるのは、民間の保険と州保険の2種類。
これらの保険については、私こくぶんが実際にいずれも加入していたので、
体験談も踏まえて記事にしてある。ぜひ参考にしてほしい。
【参考記事】※リンク先は、全て当サイトの過去記事
■カナダBC州の州保険「MSP(メディカルサービスプラン)」について
・そもそも「MSP」って?という人。
・日本の海外旅行保険が、MSPに比べておすすめな理由を知りたい人。
■カナダの民間保険「BIIS」について
・民間の保険「BIIS」について、詳しく知りたい人
・申込方法や返金受け取りの方法について知りたい人
③「利用付帯」が保険有効の条件の場合は注意
クレジットカード付帯の海外旅行保険で、むっちゃ気をつけてほしいのがこれ。
「自動付帯」と「利用付帯」という言葉、とその意味。
【自動付帯と利用付帯とは】
自動付帯とはクレジットカードを持っているだけで適用される保険
利用付帯とは付帯しているクレジットカードで旅行代金を支払う事で適用される保険
- 自動付帯:クレジットカードを発行した時点で適用される
- 利用付帯:クレジットカードで交通費やツアー代金を支払うと適用される
(引用元:クレジットカードを知る「海外旅行傷害保険の自動付帯と利用付帯」より)
つまり「自動付帯」だったら、所持さえしていれば保険適応になるけれど、
「利用付帯」のカードの場合、渡航前に旅行に関する代金を支払わなければ効果が発動しない、ということ。
また、中には「自動付帯」のクレジットカードだけれど、
旅行料金の一部を支払った場合、補償額が増額になったりする場合もある。
▲三井住友のアミティエカードの場合、旅行代金の一部を事前に支払った場合(=利用付帯)、傷害死亡・後遺障害の保険金額が画像の通り増額になる
ちなみに、この「利用付帯」の「旅行代金」ってどこからどこまでさすのかわかりにくい…と思う人もいると思う。
楽天カードの「ご利用条件の具体例」という部分がわかりやすいからぜひ参照してほしい。
ちなみに、私こくぶんは、東京駅から成田空港に向かう「THE アクセス成田」のチケット予約&購入時の決済を楽天カードにした。
結果的に楽天カードの海外旅行保険は使わなかったけれど、
なんやかんや空港に行くのに何かしらの公共交通機関は使うから、「利用付帯」のクレジットカード海外旅行保険のハードルって、正直そこまで高くない。
ちなみに、都心に住んでいる人でも、例えばJRの普通乗車券は、少額でもみどりの窓口に行けばクレジットカードで購入することができる。参考まで。
2,年会費無料。おすすめの海外旅行保険付帯クレジットカード
出国から90日を過ぎると保険適応外になっちゃうけれど、
だいぶお金が節約できるクレジットカード付帯の海外旅行保険はありがたすぎるサービス。
ここでは、実際に私こくぶんが利用した3枚のクレジットカードを紹介したいと思う。
ちなみに、いずれも年会費無料(最後に紹介する三井住友カードは初年度は無料)となっている。
(1)楽天カード
■でも、この1枚だけでは心もとない
年会費無料のクレジットカード利用付帯の海外旅行保険としてはかなり優秀。
(最低でも400~500万円はほしい)
■携帯品損害が、年間限度額であること。かつ、1個あたり10万円という制限付
(つまり、パソコン・カメラ・スマホの入ったバッグを盗まれても、最大20万しか保険が降りない。)
※詳しくは、楽天カード海外旅行損害保険HPを参照
■もちろん、キャッシュレス診療OK
海外に行く人なら、EPOSカードを持っておけば間違いない。
と言いたいくらいありがたいカード。
楽天カードの補償内容と大きな相違はないようにみえるけれど、
EPOSカードの場合は、なんといっても「自動付帯」。
つまり、持っているだけで海外旅行保険が有効になるということ(申込み・手続き不要)。
年会費無料で自動付帯の海外旅行保険があるのはアツい。
また、それ以外でも海外を旅する人に嬉しい特典が。
「61日間補償サービス」というのがあって、
これはクレジットカードが不正利用された場合に、61日前までさかのぼって、その間に万が一不正利用された場合、それらを全額補償してくれるサービス。
▲無料のカードでここまでしてくれるって、どういう事…
不正利用って、本当にいつの間にかされているの。
私こくぶんも、安全と言われ、日本人も多く住むオーストラリアのケアンズで、スキミングをされて少額だけれど不正利用されそうになったことがある。
(その際は、クレジットカード会社が怪しいと思い、一時利用停止にしてくれて事を免れた)
だから、そういう万が一の時の補償があるって素晴らしいし、かなりありがたい。
こういう点でも、EPOSカードはおすすめしたい。
一方で、楽天カード同様、例えば
■携帯品損害が、年間限度額であること。かつ、1個あたり10万円という制限付
■救援者費用が100万と、万が一日本から両親がかけつける場合、かなり心もとない金額
(しかも、保険期間中合計金額)
こういった点は、さすがに無料であるだけ弱いなぁ、と思ってしまう部分。
だから、ぜひ楽天カードと合わせて所持することをおすすめしたい。
先程も説明したけれど、海外旅行保険付帯のクレジットカードを複数所持している場合、傷害死亡や後遺障害以外の保険金額(治療費系など)は合算される。
つまり、楽天カードとエポスカードを両方所持していると
例えば、「1事故につく傷害治療費の補償額」が、200万+200万=400万円の限度額になる、
ということだね。単純計算。
ちなみに、EPOSカードを申し込む際は、2点ポイントが。
①ネットから申し込むべし。2000円分のポイントが付与される
②デザインをぜひ選ぶべし。
※500円かかるけど、ネット申し込み分2,000円付与分で結果的に総裁される。
ちなみに、デザインは結構豊富でしかもかわいい。
一例はこんな感じ。
ちなみに、私こくぶんは「招き猫」柄をチョイス。
これを海外のお店で差し出すと、10回中4回くらいは
「Wow so cute!(とってもかわいいわね!)」
と言われる。笑
クレジットカードきっかけに、店員と話せたりしたから、柄選んで本当によかった、と思ったよ。
なお、申込後に申請できる「ご利用のしおり」Bookもなかなかの優れもの(無料)
▲パスポートサイズでコンパクト
▲海外サポートデスク番号や、診療書作成のための英会話集、保険金額の請求方法など記載。結構便利。
ということで、再度おすすめ。持っていない人はぜひ作ってみて。
【参考サイト】
■エポスカードの保険(エポスカードHPより)
■「クレジットカードを知る」エポスカード編
(3)三井住友アミティエカード(※女性限定)
つまり、収入のない大学生(女子大学生)でも申し込み可能。
※在学中の学生の場合、年会費が無料
女性限定のクレジットカードだけれど紹介。
(※ちなみに、性別問わず申し込める三井住友カードだったら、クラシックカード(利用付帯)もしくはクレジットカードA(自動付帯)あたりがおすすめ)
このアミティエカード、当初「作るか作らせないか」迷っていたんだけれど、以下3つ理由から作ることを決意。
①クレジットカード付帯の海外旅行保険は複数枚持っている場合、一部の補償額を合算できると知り、念の為と思い作る
②先の楽天カード・エポスカードともに、海外旅行傷害保険引受会社が「三井住友海上火災保険株式会社」と同じ会社であったため、もし保険を使う場合に話が早いと思った
③国際ブランド「マスターカード」を付帯できるから
正直、補償内容としては魅力的じゃないな、と思ったんだけれど、
もしこの一枚があれば、楽天カードとエポスカードの補償額と一部合算して利用できると思い、どうせ初年度年会費無料だからと思い作った。
ちなみに、三井住友アミティエカードには、
「ショッピング補償」がついているのも一つポイント。
これは、三井住友アミティエカードカードでクレジット決済して購入した商品が壊れたり、盗まれたりした場合の保険サービスで、年間100万円まで補償される。
アミティエカードは、次年度から有料(1,250円+税)だけれど、
以下の通りにすれば2年目は無料となる。
①まず、インターネットから三井住友アミティエカードを申し込む。
②カードが手元に届くまで、ワーホリで使う準備品の買い物はしない
③カードが手元に届いたら、「マイ・ペイすリボ」というサービスに登録
④その上で、スーツケースなどの買い物をクレジットカード決済で購入
⑤アミティエカードで購入した商品(高額でない商品)を、リボ払いにする
(残高に対して年利15%の手数料がかかるため、高額商品をリボ払いにはしないように)
つまりポイントは3つ。
■インターネットでカードを申し込み、
■マイ・ペイすリボに登録(料金はかからない)
■年に1回でも、リボ払いで買い物をする
※詳しくは「三井住友カードHPを参照」
これで、次年度も年会費は無料になる。
ちなみにこの例の場合、アミティエカードで購入した商品(例で言うとスーツケース)は、200日間ショッピング補償がつく。まさに一石二鳥だね。
楽天カードとエポスカードの2枚だけでは不安、という人は、ぜひ検討してみてほしい。
(4)補足:VISAとマスターカード1つずつ所持しよう
よーし、カード作るぞー!
と勢いで作る前に、1点だけお伝えしたいことが。
もし、あなたが2枚カードを作ろうとしている場合、
もしくは、既に1枚持っていて、追加で1枚作ろうとした場合、
「VISA」と「Master Card」それぞれ1枚ずつカードを作ってほしい。
これらは「国際ブランド」と言われており、つまり世界中で利用できるクレジットカードのブランドのことを指す。
JCBやAmerican Expressも国際ブランドだけれど、一部の店舗や地域で使えなかったりする。
特に、JCBカードは、日本人が多く住むカナダのバンクーバーでも使える店が限られるし、はっきり言って「使えない」から、ぜひとも先に挙げたVISAもしくはMaster Cardが付帯されたクレジットカードを持っていこう。
ちなみに、国際的なシェア率は以下の通り。
【クレジットカードのマーケットシェア】
▲(引用元:SEC filings from Visa, Mastercard, American Express and Discover)
圧倒的にVISAが「使える」カード。
二番手にかろうじて「Master Card」となっている。
世界のエリアごとのシェアを見てみると、以下の通り。
【国ごとに最も使われているカード】
▲(引用元:Most Popular Credit Card By Country: Visa, Mastercard Or Amex2,2017)
多くは、VISA贔屓の国が多いが、注目してほしいのは赤色「MasterCard」のエリア。
ワーキングホリデーとして人気の「カナダ」「オーストラリア」がMasterCardがよく使われるエリアとして表されていることがわかる。
実際、カナダのバンクーバーに住んでいた際、何店かは「MasterCard Only」という店があったりした。なぜかは不明だけれど。
ということで、何が言いたいかと言うと、
VISAとMasterCardの国際ブランドが付帯されたクレジットカードをそれぞれ1枚ずつ持っていると心強い、ということ。
念には念を。
ぜひ、これからクレジットカードを作ろうと考えている人は、国際ブランドを考慮してほしい。
3,まとめ
以上、クレジットカード付帯の海外旅行保険について、自分の経験をベースにして情報をシェアしてみたけれど、参考になったかな?
まとめると、以下の通り。
■海外旅行保険を少しでも節約したい
クレジットカード付帯の海外旅行保険+現地の何かしら保険の二刀流で
年間最大保険料を0円、もしくは10万円以下にしてしまおう!
(0円というと、誇張表現になっちゃうからね!でも制度的には可能)
■クレジットカード付帯の海外旅行保険に興味がある
ポイントは以下の通り
・年会費無料
・治療費系の補償額は少しでも多く
・日本語サポート体制+α(買い物補償とかね)がある
■無料の海外旅行保険付帯のクレジットカードでおすすめは?
楽天カード、エポスカードの2枚、それぞれ国際ブランドを別々に持っていると心強い。
プラス、予備に同じく海外旅行保険が付帯されたカードを1枚持っているといいかも。
以上。
海外旅行保険って何…?本当に節約できるの?
と切実に考えている人に、何か1つでも有益な情報があったら嬉しい。
質問や疑問など、気軽に連絡してください。力になれたら嬉しい 🙂
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