【意外と持ち込める】カナダへ持ち込みが制限・禁止されている食べ物・食品類は?

【意外と持ち込める】カナダへ持ち込みが制限・禁止されている食べ物・食品類は?

【この記事はこんな方人向け】

・カナダ入国時、持ち込めない or 制限されている食べ物を確認したい人

・実際にどんな税関申告をする必要があるか確認したい人

やっほー、ポジティブめがねのこくぶん(@CocobunYummy)だよ。

「カナダ・ワーホリへ持っていく荷物」のアイディアを過去にいくつかシェアしたけれど、

今回は、
「そもそも、カナダに持ち込んではいけない物ってあるの?」
という疑問にフォーカスしてみたいと思う。

調べても調べても、それでも不安…という人もいるかも知れないから、
カナダ政府や在カナダ日本国大使館ホームページの原文に沿って、紹介しようと思う。

誰かの役に立てたら嬉しい。

▼荷物関連の記事はこちらからどうぞ

1,カナダ入国時に持ち込める物、持ち込めない物

(1)“まず始めに” ー公式で確認。カナダへ持ち込みOKな食品ー


Government of Canada HPより

以降「カナダ政府」「カナダ入国管理局」「在カナダ日本国大使館」をメインに、
持ち込み物に関する内容で必要そうな所をピックアップ、原文+こくぶん翻訳で紹介していくね。

まずは、「旅行者へお知らせ」という部分。
どんな内容か、要約すると以下の通り。

■カナダに持ち込む全ての「植物・動物・食品」を申告する必要がある

■食品の持ち込み制限については、
 食品ごと、もしくは入国する州によって制限事項が異なる

では、ちょいと詳しく見ていこう。

Information for travellers

“Travellers are required, by law, to declare all plant, animal, and food items they bring into Canada. This includes items related to plants, animals and food, or their by-products.”

(旅行者は、法律により、カナダに持ち込む全ての植物、動物、食品について申告する必要があります。これには、植物、動物、食べ物、またはそれらの副産物など、関連する物が含まれます。)

 

Before you travel, verify the requirements for what you can bring into Canada

Restrictions on what food items you are allowed to bring into Canada vary, depending on the product. Some restrictions also vary based on the province of destination.

(旅行前に、カナダに持ち込める物の要項を確認してください
カナダに持ち込むことが許されている食品についての制限事項は、その物によって異なります。
かつ、入国する州によっても異なります。)

「まず始めに」の部分はざっとこんな感じ。
まあ、とりあえず持ち込む食品については気をつけてね!という部分だね。

以下、さらに詳しく見ていこう。

(2)“カナダに持ち込める食べ物・食品”

では本題、どんなものが持ち込めるか。

結論から端的に言うと以下の通りかと。

には気をつけろ

「生」の状態はたいていNG

■20kg以内なら結構許される

■食品・食べ物の持ち込みは、超厳しくはない

では、これらの理由を、

Products allowed into Canada from countries other than the United States

(アメリカ合衆国以外の国から、カナダに持ち込める物)

このページに記載されてある物の項目について、全て引用&翻訳して載せてみるね。

【前提】主な輸入禁止品/輸入制限品

■麻薬,火器・武器,絶滅危惧種の動植物などの持ち込みは禁止されています。

■通常の肉類・肉製品・乳製品,青果・ナッツ類などの農水産物や,通常の昆虫・鳥類,花・樹木,種子などの動植物・同製品,並びにサンプル商品・器材など商業目的物品の一部には,規制・制限がかかる場合があります。

(引用元:在カナダ日本国大使館HPより)

まず前提として、たとえ持ち込もうとしている食べ物・食品類が「商用目的」でないとしても、

・持ち込もうとしている数量や重量によっては課税対象になる
・そもそも持ち込み禁止の場合もある

の場合がある、ということ。

これらの点について、以下「持ち込める食品・食べ物」について詳しく見ていこう。

①焼き菓子・キャンディーなど

Baked goods, candies, etc.
・Up to 20 kilograms per person
・No goods containing meat

焼き菓子・キャンディー等(お菓子)
・最大20kg(一人あたり)までOK
・ただし、肉が含まれていないこと

②乳製品

Dairy products
■Cheese
 Up to 20 kilograms per person
 Quantities in excess of $20.00 may be subject to high rates of duty

These items are not allowed:
■milk
■milk products (whey, cream, skim milk, butter oil, and so on)
■in these forms: dried, frozen, reconstituted, or fresh

乳製品
■チーズ

・最大20kg(一人あたり)までOK
・20ドルを超える量を持ち込む場合、高い関税の対象となる場合がある

■以下の物は持ち込みが許可されていません
・牛乳
・牛乳製品(ホエー、クリーム、スキンミルク、バターオイルなど)
・以下の形状のもの(乾燥、凍ったもの、乾燥した物をもどした物、生(フレッシュ))

 

③魚介類

Fish and seafood
All species except pufferfish and Chinese mitten crab (Eriocheir sinensis)
(中略)
・10 dead finfish that are not eviscerated
・4 crustaceans with head on shell on
・3 kilograms of molluscs

魚介類
 フグとカニの一種を除く全ての種ならOK
※ただし、以下制限あり
 ・内蔵が取り除かれていない魚10匹
 ・甲殻類4匹
 ・軟体類3kg

 

④お花(切り花)

Flowers: cut
Must not be for propagation

花(切り花も含む)
 品種増殖 目的の持ち込みは禁止

 

⑤果物・野菜

Fruits and vegetables

■Dried
・Up to 20 kilograms per person

■Fresh
・Depending on the country of origin, entry may be severely restricted or prohibited
・Must be free of all growing media, soil and/or related matter
・You can also check out the Plant Protection Policy Directives – Horticulture for more information

When products are permitted, there is a maximum limit of:

・15 packages or fewer
・weight not to exceed 250 kilograms per person
・may be subject to regulations in the province of destination

■Frozen or canned
・Up to 20 kilograms per person

果物・野菜

■乾燥物
・最大20kg(一人あたり)までOK

■生・新鮮な状態の物
・原産国によって、持ち込みが厳しく制限または禁止されている場合がある
・土壌が付着していないこと
・詳細は「植物保護政策」(園芸目的の場合もこちら参照)

※持ち込みが許可される場合でも、以下の制限あり
・15個(?)以下
・250kgを越えない量(1人あたり)
・州によっては課税される場合あり

■冷凍・缶詰状の物
・最大20kg(一人あたり)までOK

 

⑥ハーブ・スパイス・紅茶・コーヒー・調味料

Herbs, spices, tea, coffee, condiments
Entry permitted

ハーブ・香辛料・紅茶・コーヒー・調味料
 持ち込み可(制限について記載なし)

 

⑦粉ミルク

Infant formula
・Up to 20 kilograms per person (commercially packaged)
・For personal use only
・Sterile

粉ミルク
 ・最大20kg(一人あたり・製品化された物)までOK
 ・個人利用に限る
 ・無菌状態のもの

 

⑧革・皮革製品

Leather goods and skins
Fully tanned hides and skins only

革・皮皮製品
 完全に加工されたものに限る

 

⑨肉類

Meat
■Maximum of 20 kilograms of cooked, commercially prepared, commercially sterile, and shelf-stable ( in other words safe at room temperature) meat in hermetically sealed, packaging may be imported per person

■The packages must have identifying marks, indicating the product and the country of origin

■Hermetically sealed packaging:
・includes glass jars and cans
・semi-rigid disposable serving dishes for ready-to-eat meals
・retort pouches

■Fresh, dried, and cured meats are not permitted

■If the meat is of bovine, ovine, or caprine origin (beef, lamb/mutton, or goat) it may only be imported from countries of negligible risk for Bovine Spongiform Encephalopathy (BSE or mad cow disease).

肉類

■最大20kg(一人あたり)までOK
※ただし、以下に限る。加熱品、一般製品かつ殺菌済であること、室温でも安全に食べられる状態であること、密閉された状態であること。

■製品名および生産(原産)国が明記されていること

■密閉された製品であること
・ガラス瓶、缶でも可
・使い捨て食品容器で販売・提供されているもの(店頭で販売しているようなやつ)
・レトルト食品

■生・乾燥・燻製品は持ち込み不可

■牛・羊・ヤギの肉の場合、BSEや狂牛病などの病気リスクが無い国からのみ持ち込みが可能

 

⑩貝殻・砂

Sea shells and sand
・Sea shells and items made from them
・Small quantities of sand from salt-water beaches
・Must be free from all animal matter, soil, soil-related matter and plant debris

貝殻・砂浜の砂
・貝殻から作られたグッズ(お土産)はOK
・砂浜の砂がちょっと付いてるのはセーフ
・全ての動物、土、土壌や植物が一切付着していない物

 

⑪木製のお土産

Wooden souvenirs
must be free of bark, insects or evidence of insect activity

木製のお土産 
 樹皮が無いこと。かつ、昆虫や昆虫がいた形跡が無いこと

 

⑫アルコール 

 

Product(製品) Metric(メートル法表記)
Wine        (ワイン) Up to1.5 litres of wine(最大1.5リットル)
Alcoholic beverages(酒全般) Up to 1.14 litres    (最大1.14リットル)
Beer or ale    (ビール)

Up to 8.5 litres   (8.5リットル相当量・355mlなら24缶)

※酒類の持ち込める年齢は州によって異なり、
アルバータ,マニトバ,ケベック州は18歳,その他の州は19歳。

⑬タバコ

Product Amount(量)
Cigarettes(紙巻きたばこ) 200 cigarettes(200本)
Cigars   (葉巻たばこ) 50 cigars  (50本)
Tobacco (刻みたばこ) 200 grams (7 ounces) of manufactured tobacco(200gまで)
Tobacco sticks(スティック?) 200 tobacco sticks(200本)

※タバコの持ち込みは、全州で18歳以上。

以上が、公式で発表されている「持ち込み可能」な範囲。

次に、実際に商用以外で食品を持ち込む場合、どういった申告が入国時必要になるか見てみよう。

(2)カナダ入国時、実際にどんな税関申告するの?

カナダの一部の空港では、入国手続きが「Border Xpress(ボーダーエクスプレス)」という専用端末機にて行えるようになり、

以前のように飛行機内で配られる出入国カード(申告書)の記入および提出が不要になった。
(バンクーバー国際空港は2017年4月から導入済)

では、実際にどんな税関申告(持ち込む食べ物の申告も含む)することになるか見てみよう~

①カナダへの旅行者の免税範囲

カナダへ入国する旅行者には以下のような一人当たりの免税枠が適用されます。

・一品60カナダドル以下の贈答品
(アルコール・たばこ類を除く)

・アルコール飲料:ワイン1.5Lまたはリカー1.14Lまたは355ml缶・ボトル入りビール類24本(8.5L)
(持ち込み先の州の法定飲酒年齢に達していることが条件)

・たばこ類:たばこ200本、たばこスティック200本、葉巻またはシガリロ50本および製造タバコ200g
(特別関税が適用されることも有り)

「免税枠を超過していますか?」という問に対して「はい or いいえ」で申告。

すると、次に更に詳しい申告内容を入力することになる。

②申告

 

■次のものをカナダに持ち込みますか。

・火器やその他の武器
(例:飛び出しナイフ、「メース」などの催涙スプレー)

・再販の如何に関わらず商用の物品
(例:商品見本、工具、機器)

・生または調理済みの肉、魚介類、卵、乳製品、果物、野菜、種子類、ナッツ、花、昆虫類、球根、植物、木材・木材製品、生きている動物または動植物の一部や派生品

・合計1万カナダドル以上に相当する現金または通貨代替物

■次のものを所持していますか。

・現在所持している以外に別送したものがある
(預け入れに持つは除く)

・カナダ到着前に農場を訪れており、かつカナダ国内で農場を訪れる予定がある

これらの設問一つ一つに対して「はい or いいえ」で回答していく。

特に注意したいのが、上から3番目。
さっきも記載したけれど、該当する食品・食べ物を少しでも持込む場合は「はい」と申告を。

誤解しないでほしいのは、
「申告した=入国拒否される or 荷物を没収される」という極端な話ではない、ということ。

先程も原文&翻訳で紹介したけれど、
定められた以上の持ち込みはできない、もしくは持ち込み禁止のものがあるだけ。

むしろ、持ち込もうとしてるのに嘘の申告をする方がヤバいので、ちょっとでも心当たりのあるものがあればきちんと申告しよう

 

③申告内容の確定

旅行者一人ひとりに自身の申告の責任があります。
カナダに持ち込む物品、現金または通貨代替品を適切に申告しなかった場合は、法律により、差し押さえ、罰金、刑事起訴などの執行措置が行われることがあります。

申告内容は真正、正確かつ遺漏のないことに間違いありませんか。

ちょっと微妙な表現の日本語もあるけれど、間違いがなかったら「証明する」をクリック。

以上で「税関申告(持ち込む食べ物の申告も含む)」のパートは終了。

あとは、この端末から発行されるレシートを持って、入国審査(有人)&税関(有人)に向かえばOK。

どう?思っていたよりも簡単そうでしょ?
ちなみに、言語も選べるから、画像の通り日本語で申告すればOK。

▼なお、詳しい入国方法については下の過去記事よりどうぞ。

成田~バンクーバーまで【その⑥】ようやく到着!バンクーバー入国編。片道航空券でも入国できた話。

(3)カナダへ持ち込む食べ物・食品で注意したい物

さっきも言ったけれど、ポイントはざっくり以下の通り。

には気をつけろ

「生」の状態はたいていNG

■20kg以内なら結構許される

■食品・食べ物の持ち込みは、超厳しくはない

これも踏まえて、ワーホリや留学生が日本から持っていきそうな日本食について「気になる点」と「持ち込めるかどうか?」をざっくり紹介。

(※ただし、あくまで「原文を基に、こくぶんが解釈した見解」なので、もし入国時にトラブルがあっても一切責任は負いません

食べ物・食品 気になる点 持ち込めるか? 理由
カップ麺 謎肉
エビ
・肉は乾燥してるからOK
・密閉状態だからOK
・肉も魚も20kg以上はNGだけど、カップ麺程度の量は問題なし
味噌 そもそも味噌ってOKなのか? ・密閉されているからOK
・加工されているからOK
・20kg以上はダメかも
ほん出汁
(粉末)
魚エキス 加工されているからOK
(生じゃない)
麻婆豆腐
(レトルト)
肉入っていても、レトルト食品(=加熱・殺菌済)で、かつ密閉状態だからOK
お茶漬けの巣
(粉末)
なんか不安 加工されているし、密閉されているからOK
カレールゥ なんか不安 加工されているし、密閉されているからOK
ふりかけ なんか不安 加工されているし、密閉されているからOK
パスタソース
(レトルト)
加工されているし、密閉されているからOK

ざっとこんな感じ。

ね?意外と大丈夫そうでしょ。
大量に(20kg以上)、かつ生じゃなければ意外と持ち込める、という感じだと思う。

実際、私こくぶんは以下の物を持ち込んだけれど、何も聞かれず普通に入国できた。

・日本茶
・ほん出汁(パウダー)
・レトルトの味噌汁
・醤油・塩・ごま油
・粉末状の野菜スープ
・米類(ぞうすい・発芽玄米)

 

2,まとめ

以上、カナダ入国時、持ち込める食品・食べ物について公式を基に情報をシェアしてみたよ。

最後、もう一度まとめ。

【前提】
■カナダに持ち込む全ての「植物・動物・食品」を申告する必要がある

■食品の持ち込み制限については、
 食品ごと、もしくは入国する州によって制限事項が異なる

【持ち込む食品・食べ物についての注意点(ざっくり)】
には気をつけろ

「生」の状態はたいていNG

■20kg以内なら結構許される

■食品・食べ物の持ち込みは、超厳しくはない

【合わせてぜひ参考にしてほしいサイト】
カナダ政府
カナダ入国管理局
在カナダ日本国大使館

以上。

少しでも渡航に際しての不安が解消されたら嬉しい:)